アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

上へ❗️

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(2017年12月22日  アルツハイマー認知症の診断から約10年10ヶ月)

 

浮かんだ言葉は?

 

先日の朝、ジジはスッキリ目が覚めたそうです。しかし、その途端、

「上へ❗️」

という言葉が何かの啓示のように、

ポンと頭に浮かんだとか。

ちょっと驚いて、ジジはその意味を考えました。

とりあえず、「上」のイメージを思い浮かべてみると…。

 

上…見上げる。上へ行く。

例えば空を見上げるには、腰を伸ばさなきゃならない。

自然にしていたら、どうしても前に傾きがちなジジの上半身です。

上を見るのは大変だけど、下ばっかり見ていたら、絶対に上は見えません。

 

階段を上ったり坂道を上ったり、

その一歩のためには一生懸命、足を上げないと進めない。

 

結局のところ、「上へ」というのは気持ちの問題ですね。

「上へ」は90歳なりの向上心を持てという事でしょうか。

身体は動こうとしなければ、動かなくなってしまいますもの。

そして気分が「上へ」向かうと、

「おママにも笑顔で接していかれるね。」

ジジはそんな風に言っていました。

 

私はこの話を聞いて思いました。

これはジジだけの事ではなく誰もがそうなんだわ。

 

今日も上へ上への気持ちで参りましょう。

 

本日アップの貼り絵について。

作業机に残っている様々な欠片を組み合わせています。

絵が描いてあるパーツは。展覧会のチラシから取ったのでしょう。

その元は不明です。

 

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。

 

 

林檎を食べる

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(2017年12月31日 アルツハイマー認知症の診断から約10年10ヶ月)

暦の上では春です。

  まだ寒いけれど、陽は少しずつ長くなりました。暦と共に季節の流れを感じるこの頃です。

今のところ、ジジもおママも鼻は啜れど寝込むほどの風邪はひいていません。つくづく丈夫な二人です。ありがたいことですわ。

 

  昨日の昼に実家で林檎を食べながら、私はふと思いました。

「この冬も林檎をよく剥いて食べたね。」

ジジも「そうだね」と頷きました。

  実家では年末に親戚から、そしてジジの友人から、リンゴをいただきました。例年通りオネコと私もお裾分けを貰うのですが、多くは実家で消費します。おママは若い頃から果物好きです。一昨年くらいまではジジが頼めば剥いてくれたものです。でも、今シーズンは「林檎」自体が認識できない日もありますから、それも難しくなりました。

だから、この冬は私が実家に行った時に、せっせと剥いて食べてもらいました。

沢山あった林檎ですが、昨日箱を見たら残りは2つ。本当によく食べました。

 

 ⬇️こんな事もありました。

harienikki.hatenablog.com

 

林檎のおかげで

  私が昼食の準備をする頃、おママは大概頭痛を訴えます。ちょっとは私がお手伝いを頼むのですが、何もしないこともあります。そんな時、林檎を剥いて先に食べてもらうと気分も良くなるようです。林檎ってサッパリしますもの。水分補給にもなりますし。身体にも良いらしい。

「風邪をひかなかったのは林檎のおかげかもよ。」

私が言うと、ジジは首を傾げました。

「そうか…、鼻むずは出るけどね。」

「寝込むような風邪じゃないし。林檎食べると医者いらずとか言うわよ。」

今ひとつピンとこないようですが、ジジもおママも林檎をパクついておりました。

林檎って、美味しい…。

 

⬇️ を見てみると、やはり風邪予防になるそうです。

health-care-hc.net

  これだけが理由とは思わないけれど、林檎はジジとおママの冬の健康を支えていたと思います。林檎に感謝を込めて、ありがとうございます。

 

本日アップの貼り絵について

  昨年大晦日の作品です。この頃私は実家に行っていなくて、元は何だっったか、どこから切り取ってきたのか全く分かりませんでした。

ただ、いつも思うのですが、丁寧に切り抜きました。ハサミはやはり上手ですね。

 

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。

することが何もない⁉️

 

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(2018年1月10日 アルツハイマー認知症の診断から約10年11ヶ月)

 

先週金曜日の午後

  寒いわりには、昼ご飯の支度の時から、おママは元気でした。

「あなたにこんな事をして頂いたら申し訳ないわ。私がやるわ。」

他人行儀に(ほぼおママからすると私は他人です)丁寧な話し方をして、妙に頑張ってお手伝いをしようとしていました。でも少しやったら頭が痛くなるのですね。

「ふらっふらするのよ。へんなの。」

「まぁ、お母さん、ゆっくり座っていてくださいな。」

「すみません。お願いしますね。」

それでも食欲はあるし、食後の洗い物はいつものように率先してやってくれました。

 

その後、私が階下のパソコン部屋で掃除でもしようかなと思っていると、ジジがバタバタと2階から降りてきました。

「おママが暇を持て余して『することが何もない。何をやったらいいか分からない』と言っているよ❗️」

あら〜。そうですか…。

「様子を見てこようか。」

階段を上りながら、私はふと考えました。

おママはアルツハイマー認知症ですから、「することが何もない」と言うのは不思議ではありません。でも、今までおママからあまり聞きかなかった言葉です。それでジジも私に伝えたかったのでしょう。

診断から11年。意欲や気力の減退は仕方ない。

 

ちょとした違いですが…。

「もう、どうしたらいいかわからないー‼️」

よくおママは昼食の支度をしなきゃと焦って訴えます。また、夕飯の時も然り。

この手の叫びは、だいたい食べる事に終始しています。

これは長年おママが家事を務めてきた中で、如何に食事の支度に大きな比重があったか。そのあらわれだと私は思います。それと、人間はつくづく食べる生き物ですしね。(笑)

 

やらなければならない事が朧げに分かっていて、何をしたらいいかわからない。

 

やる事がなくて(分からなくて)、何をしたらいいかわからない。

 

これは微妙に違いますね。

今回は後者です。

 

私が子供の頃から見てきたおママは、いつも何かをやっている人でした。

家事、介護、夫や娘どものあれこれ…。

その間、趣味で始めた皮工芸をコツコツ続けました。その後、皮による本の装丁の勉強から工芸金箔やモザイク技法、その派生としてマーブル紙も染めました。私は好きな事、やりたい事を見つけて取り組むおママの背中を見て育ちました。

その延長線状に現在の貼り絵があります。

この病を得ても、今まで「やる事がある」おママは幸せだった。

(それも失われていくのは、自然の摂理…。)

なんてね。心穏やかに悟りの境地で2階に上がると、おママはにこやかに微笑みました。

 

「あら、あなた、どうしたの?」

私はてっきりおママが無気力にぼんやりしている様を想像していたのですが、違うではないか。

「何か紙でやりますか…。」

「えっ!なになに?」

心なしか、ぱっとおママの顔が輝きました。

それから、2人で包装紙の細かい模様を切り抜きました。楽しそうにハサミを手にしているおママを見て思いました。

(もしかして、今回は気力の問題じゃなくて、単なる構ってちゃんだったのか?)

構ってちゃんは不安感の顕れだと思うけど、とりあえずおママが笑っているので、良しとしましょう。

 

因みに…。

私が無気力にぼんやりしている時、ゴロゴロしている時は、大抵やるべき事は分かっているのですが、やりたくない時であります。(笑)

 

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。

 

 

 

ポケモンBOX

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(2017年12月27日 アルツハイマー認知症の診断から約10年10ヶ月)

 

こうなりましたか❗️

  もう2月だと言うのに、まだ12月の貼り絵を紹介しております。

いかに12月のおママが多作であったか…。

1月も割と多いのですが、下旬から寒波のせいか?制作意欲は落ちているようです。

2月は少ないかも知れませんね。

 

  今日アップの貼り絵はシンメトリー好きのおママにしては異色作の部類に入るでしょう。でも、斜めのラインで考えれば対照になっているので、おママらしさもありますね。

 

この貼り絵の元はこちらです。⬇️

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 どこが元なんだよーー⁉️ 

と、思われる方もいらっしゃいますね。m(_ _)m

この可愛いポケモンは、広島土産の定番もみじ饅頭の箱です。

開くとこうなります。⬇️

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にしき堂トップページ  ( ⬅️にしき堂のHPにはこのBOXの写真は見当たりません。)

 

ほら❣️この箱って身の方はリバーシブルなんです。可愛い❗️

このポケモンBOXはご当地限定で、お土産に人気があるそうです。

 

これを実家に持ってきてくれたのはオネコでした。

「可愛い箱だから、使うかもね。」

表を使うか?

裏を使うか?

最近、おママはキャラクターも気に入れば使うので、もしかしたら表かな?そんな事をオネコと話しておりました。

 

何日間か、箱の身はオレンジ色のピカチューの方でした。しばらく経つと、今度は赤いもみじの側に変わっていました。おママは時々裏表を変えていたようです。

 

12月も押し迫ってきた頃、この箱を見なくなりました。

(どこ行ったのかな?」

気になったけど、私もすぐに忘れてしまいました。(^。^) 次に見つけた時は、貼り絵ファイルの中でした。

(なるほど…。こうなったか…。)

開いた写真を見ますと、箱の内側(もみじの側)のどこを使ったのか分かると思います。四隅の部分を切って配置し、全く別の紙でお化粧を施したおママ。

なかなか、やりますね〜。(^。^)

 

おママの貼り絵を見て下さりありがとうございます。

ニュース

 

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 (2018年1月1日  アルツハイマー認知症の診断から約10年11ヶ月)

 

2月1日のニュース

  昨日といっても日付が変わってしまったから、一昨日というべきかしら。

ニュースでノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんのお顔を拝見しました。

受賞の当時のイメージしかなかったので、思わず歳月を感じてしまいました。

あれは2002年の事だったのですね。

 

   それはともかく…、ニュースの趣旨をザックリ言うとこうなります。

 

  アルツハイマー認知症になっていない人が、かなり高い精度で発症リスクを確認できる技術が開発されました。しかも0.5㎖と言う少量の血液により検出できるそうです。その研究チームに田中耕一さんが加わっており、田中さんの開発した質量分析技術が使われているそうです。

 

アミロイドベータ

  アルツハイマー認知症はその発症の20年以上前から脳の中に異常たんぱく質アミロイドベータが蓄積されていきます。

つまり、どのくらいアミロイドベータが蓄積されているかが分かれば、リスクが分かるのです。

  今回、アミロイドベータにを高い精度で検出することに成功し、「血液バイオマーカー」と呼ばれる指標が開発されました。これは現在の脳脊髄液検査やPET検査と同じくらい精度があり、しかも低コストで安全な方法。

 

  将来的にはアルツハイマー認知症のリスクを健康診断で手軽に検査する事が出来るようになり、予防対策や根本治療の薬の開発にも道を開くとの事です。

 実用化は3年ほど先らしい…。

 

www.shimadzu.co.jp

www.news24.jp

 

検査が普及しますように

あまりに画期的なので、私このニュースに「えーっ❗️」と叫んでしまいました。。

早期診断が望ましいとされるアルツハイマー認知症ですが、早期診断どころか早期リスク判定が出来てしまうのですから。

 

「あなたはこのままだと認知症になりますね。」

そんな宣告を受けたらどうでしょう…。

 

  日頃おママを見ていると、必ず私もアルツハイマー認知症になるだろうと、覚悟しています。それでも、かなりショックでしょう。

「早期診断、早期絶望」

どころか「早期リスク診断、超早期絶望」なりそうです。 

 

  それでも、私はこの検査が早く普及して欲しいと思います。

  誰でもが普通に健康診断で行えるようになれば、早い時期からアルツハイマー認知症に対する関心を高める事が出来るでしょう。他人事ではなく我が身の問題として考え、本人も御家族もこの病気について知識を蓄える時間的な余裕があります。そうすれば、アルツハイマー認知症のリスクを絶望的に捉えなくなるでしょう。

 

 そして、検査が実用化される時には、認知症予防のプログラムも確立していて欲しいです。

   健康のためにジムに通うように、習い事の一つのように、誰もが楽しみながら認知症予防プログラムに参加して、本当に発症を遅らす事が出来るようになって欲しいです。

 

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本日アップの貼り絵

  元日に作られた貼り絵です。

おママは⬆️の紅茶ティーパックの袋が好きです。

 

おママの貼り絵を見て下さり。ありがとうございます。

月末企画❗️今月のイチ押し‼️(2018年1月版)

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(2018年1月26日  アルツハイマー認知症の診断から約10年11ヶ月)

 

早いもので

1月が終わってしまいます。

そして、2018年最初の「月末企画❗️今月のイチ押し‼️」です。

この日が近くなると、私はオネコと「イチ押しミーティング」をします。

「こないだ、話し合ったばかりだと思ったら、もうなのね。」

本当です。時の流れが速すぎます。(^。^)

 

でも、今月はあまり悩まずにパッと決まりました。⬆️こちらです。

 

先週の雪の後…。

雪は止んでも、凍えるほど冷えた先週の東京。

オネコによると、1月25日はおママも流石に寒くてエアコンの効かない作業机に向かわなかったそうです。

⬇️ 

harienikki.hatenablog.com

最近のおママを見ていますと、

2日も切ったり貼ったりしなかったら、ハサミで紙を切るという行為そのものすら出来なくなりそうです。

翌日の26日金曜日、私が実家に行った時も案の定ぼんやりとしていたおママ。

少し考えなきゃ…。

 

お願いします!

午後になっても、おママは何をするでもなくぼんやり。

何か切るだけでも良いから、きっかけくらいは作ってあげたほうがいいかも…。

 

それで私は以前オネコがどっかでもらった音楽界のチラシを思い出しました。

⬇️こちらです。

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「お母さん、私は目が悪くて線が二重に見えるの。(事実です)このお花と鳥さんを切り抜いて下さいな。」

 

「えっ❗️切り抜くの? 形どおりに?」

 

「はい。お願いいたします。」

 

「えーっ。私は最近そういうことはもうしてないから、出来ないわ。」

 

そうなんですかね〜(笑)

「でも、私よりマシだから、お願いします。」

「うーーん。」

首を傾げながらも、おママはハサミを手にしました。

 

「私はこの頃はハサミで切り抜いたりしてないから、きっと上手く出来ないわ。」

 

全く、どの口が言うのかしらね。(笑)

 

しかし、やればスイスイ出来てしまいます。

⬇️  既に鳥さんは切り抜いていますね。

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 なんのかんの言いながらも、切り抜けました‼️⬇️

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 私が目撃した光景はここまでです。

(ここまで切ったのだから、とりあえず並べて糊で貼るだろう。)

もし、お花と鳥さんをハガキに貼らずにしまい込んだとしても、切り抜くという作業をしたのだから、充分でしょう。

これで、私のミッションは終了です。

とっとと家路につきました。

 

ファイルの中に見つけたのは

週が明けて、私がファイルの中に見つけたのが、一番上の貼り絵です。

私は言葉がありませんでした。

3つのパーツを並べて貼るだけと想像していたので、

胸が熱くなりました。

中世ヨーロッパの騎士の紋章みたい…。

 

あ‼️  鳥さんがいませんね⁉️

安心して下さい。作業机に上にまだありますよ。

いつか日の目をみるといいですね。

そしてソレイユウインドオーケストラ

ありがとうございました。

 

兎にも角にも、この想像以上の完成度になった貼り絵を、

今月のイチ押しに決定‼️  👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏

 

おママの貼り絵をみてくださり、ありがとうございます。

あー、1月のうちにアップするつもりが、2月に入ってしまいましたー。

 

 

 

 

お電話有難うございます。

同じ方です。

 」

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(2017年12月10日 アルツハイマー認知症の診断から約10年10ヶ月)

 

昼下がり

食後は眠いです。

ジジはまどろみ、私は食後でぼんやりとテレビを見ていました。

この日、おママだけは食器洗を済ませて作業机に向かっていました。

一番しっかりして見えそうです。

知らない人が見たら、おママをアルツハイマー認知症の患者だとは信じないでしょう。www

 

そんな穏やかなひと時を破るように、実家の電話が鳴りました。

 

すわっ‼️
しつこいセールスか?
振込めザギか?

 

いえいえ、この日はとても嬉しい電話でした。
おママの幼馴染で同級生の方がお電話を下さったのです。


昨年も似たようなタイトルで数記事を書いております。

おママの事を分かった上で気にかけてくださるのですから、本当に有難い事だと思います。

幼馴染って、いいですね。小学校から女学校まで、多感な時代を共に過ごし、後々まで親交が続くなんて、おママは幸せです。

 

おママは友人と話す。

私はそのお友達と一頻りお話しました。

その方も年末年始はご家族の事でお忙しかったそうでが、おママやジジの事を気遣って下さいました。

あれこれ近況をお伝えした後で、彼女は仰いました。

「分かるかしら…、大丈夫そうなら、お話ししたいの…。」

勿論でございます‼️(分からないと言えば、分からない部分はあるでしょう)

私は受話器を作業机に持って行き、おママに渡しました。

「小学校からのお友達の◯◯さんですよ。」

ここの◯◯にはお友達の子供時代からの愛称が入ります。

「あ、◯◯ちゃん。はい…。」

記憶の奥の奥を探るように呟いてから、おママは受話器を握りました。

 

離れたところでオネコと聞き耳を立てていたのですが(笑)、

おママの喋る事だけ聞いていますと、会話は十分成立しているようでした。

上手く話を合わせて、何とか記憶の欠落を補う能力は、まだ残されているのでしょう。

 

この点は去年と変わらないのでホッとしました。

でも、こんな事を言っていましたよ。きっと年齢の話になったのね。

 

「えーっ、80にはなってないわよ。70いくつかよ。」

 

おいおい…、おママ。84歳ですよ‼️

きっとお友達も電話口で苦笑していらしたでしょう。

でも、おママはよほど嬉しかったのか、その後も上機嫌でした。

 

喜びと高揚感

電話を切ってから、おママはダイニングテーブルで私達(ジジ、オネコ、私)と話し始めました。晴れ晴れとした気分なのか、とても楽しそうです。

ふと、オネコを見て、

「貴女は昔から、全然変わっていないわね〜。」

と容姿の若さを褒めるのです。

「昔って?」

私がちょっとツッコミを入れると、

「若い頃から知っているけど、全然変わらないわ〜」

と言い換えました。

この時は、オネコの昔の姿を思い出したのかしら?

でも、娘として思い出したかは、定かではないです。(^。^)b

 

それでも、幼馴染の方とお話をして、その喜びと高揚感が他の古い記憶の残像を呼び起こしたのかも知れません。

再び瞬間的に消えてしまう記憶だとしても、おママの脳はきっとしあわせ色に染まったでしょう。

 

お電話ありがとうございます。懲りずにまた頂けましたら、幸せに存じます。

m(_ _)m

 

今日アップの貼り絵

抽象画っぽく見えて、面白く感じました。

色合いが好きなので、私は年賀状の写真に使った貼り絵です。

材料はまさにイロイロ…。(笑)

 

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。