読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母が作った貼り絵たち。

ジジの受難 2(2007年2月)

薬や症状について 2007年の話(診断を受けた年)

   おママが手紙を読んだからと言って、ジジの受難は終わりませんでした。

 

  丁度、叔母や女学校時代のお友達との会食会も近く、おママの緊張は高まっていたと思います。
その日の明け方には、

「頭がいたい!私の事を言い触らしているんでしょう!行かないし、薬も飲まない!」
と、ジジを叩き起こして文句を言ったそうです。

連日の疲れで流石のジジも疲れ果て、
「飲まなくていいよ。」
それだけ言うのがやっとでした。

   

f:id:harienikki:20170325181831j:plain

                                            (2007年3月頃)

 

  ところが朝になると、明け方の一悶着は無かったかのように、おママは薬を飲んで、会食会に出掛けました。そして、無事こなせたようです。

私達は同席していませんから、
「お薬を飲んでいるのね。繰り返すような事もなく、去年の秋よりずっと状態は良いみたいよ」
と、後で叔母から伝えられ、ジジもオネコも私も胸を撫で下ろしました。
本人も気になっていたんですね。
「大丈夫だったか、あなたから聞いてよ。私が聞くと、気を遣って本当の事を言えないだろうから。」
そう、ジジに言っていたそうです。
   

   おママも私達もアリセプトの必要性を実感することが出来ました。
とはいえ、その後もおママの夜行性は続きました。