アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母が作った貼り絵たち。

ファイルを見ながら 2017年3月21日

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         (2017年3月9日 診断から約10年1カ月)

 

最近、おママとなるべく話をしようと思っています。

特に今日は午前中にジジと私の2人とも出掛けていたから、おママは一人ぼっちでお留守番でした。そんな日は特にね。

 

   今だにアルツハイマー認知症のおママが、数時間を1人で家にいること自体、

奇跡のように思います。

何をして過ごしたかと言えば、貼り絵を2枚こしらえていました。

本当に貼り絵に感謝です。

 

   昼過ぎに2人でファイルを開いて話しました。

 

「形をまとめて切っておくのよ。気が向くまま、それを組み合わせていくから、

続けて何枚もできる事があるんです。」

 

おママの場合、殆どの記憶は5分くらいしか持ちません。

だから、おママが今この時にそう語っても、制作時の考えとは違うと思います。

でも、指差しながら語るおママはとても良い表情をしています。

 

そして3枚の貼り絵を指し示し、

「これはとてもこだわったのよ〜」

と、言うのです。

 

その1枚が一番上の貼り絵です。

2枚目はこれ。⬇︎

そして3枚めは過去記事で使ったこちら⬇︎です。

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            (2017年3月7日 診断から約10年1カ月)

harienikki.hatenablog.com

 

    共通点は画面を斜めにわたるパーツです。まるで流れのように見えます。

その太さが1列、2列、3列と幅を広げていく点が違いでしょう。

 

「斜めの流れの間に、うまく細かいパーツを配置していくのが難しかったのよ。

その太さが変わると、又バランスが違うし…。」

 

   おママは自作を解説してくれました。それがとても信憑性があり、納得できる内容だから驚きです。

たとえ、制作時と違っていても、後々の貼り絵を見ている時の考えでも…。

面白いな〜と思いました。