アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母が作った貼り絵たち。

生活サイクル

 

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           (2017年3月27日 診断から約10年1ヶ月 )

 

  ジジは89歳の足弱ですが、認知症の兆候はありません。それが幸いして、この10年間おママの生活はジジの支えがあって成り立ってきました。これについて、おママ自身の自覚は全く有りませんから、ジジにとっては気の毒な事ですね。

ちなみに、現在、おママは要介護1です。
ジジおママの標準的な1日はこんな感じです。

 

午前
6:30頃 起床。朝食の支度は全てジジが行う。

7:00過ぎ頃 朝食。ジジおママもゆっくりと食べる。
8:00頃 食後の服用。ジジママに服用を促す。アリセプト、メマリー、血圧の薬。ジジも自分の血圧の薬を飲む。

ところがおママはそれでも飲み忘れる事が多々あります。
テレビを見た後、おママは食器洗い。しかし、時々、忘れる。


9:00前〜 おママは貼り絵を始める。やらない時は過去の作品ファイルを見たり、材料となる包装紙などの紙類を物色する。

そうでなければ、綺麗な写真雑誌を眺める。
おママジジの姿が見えないと不安がるので、2階の自宅で新聞を読んで過ごす。
(本当は1階のパソコン部屋に行きたい)
晴れた日はこの間にジジは洗濯をして、干す時はおママに声を掛けて手伝ってもらう。大概、おママは機嫌よく応じる。

10:30頃 チャーコ(私)出社。駅前でお昼のおかずや重い牛乳などを買ってくる。おママは調子がいいと、この時間には貼り絵を1枚仕上げている。

チャーコに促され、買い物の立て替え金額を計算(そろばん)して支払う。

この計算と小銭の認識はチャーコがアドバイスをすれば、なんとか出来る。
この後、ジジチャーコと仕事の打合せ。


11:30頃〜ジジはお昼の用意を始める。おママにキャベツを切ってもらい、オクラ等の緑黄色野菜(冷凍野菜)と電子レンジで加熱調理。前の晩のご飯を温めて、スーパーのお惣菜を並べる。
12:00頃〜昼食。ジジおママチャーコの3人で食べる。
昼ごはんまでには、ちゃんとお薬をおママが飲んだかチャーコが確認し、飲んでいなければ昼食後に必ず飲んでもらう。

 

午後
13:00頃〜おママは食器洗い。その後、貼り絵をするか、テレビを見るか。
ジジチャーコの仕事を手伝う。
オネコは毎日、昼から15:00くらいまでに様子をみにくる。
15:00頃〜晴れなら、2人は駅前まで買い物に行く。ジジはシルバーカーを押して行く。
買い物の前に、ジジは炊飯器をセットする。
16:00頃 帰宅。2人で買ってきたものを片付け、ジジが手伝いながら簡単な家計簿(支出を書き出し残額を計算する)を付ける。
17:00頃〜夕食の支度。おかずはスーパーのお惣菜が多いです。しかし、ジジは野菜と肉を一緒に電子レンジで加熱したり、みりん醤油で味付けした魚の切り身を電子レンジで蒸し焼きにしたり、調理にも意欲的。

 


18:00頃ジジおママは夕食。この頃、チャーコは仕事を終えて帰宅する。
19:00頃おママは夕食の片付け。その後はのんびり過ごす。ジジはパソコンで趣味の写真を開き、撮影した写真の編集をする。またはテレビを見る。
21:00頃〜入浴する日は風呂に入る。ジジが先に入る。交替でおママが入る。心配なので、ジジは脱衣所の側で待機している。おママは1人で入浴するので、洗えているかどうかは不明だ。恐らく洗えているのだろう…。
22:00頃〜就寝。

 

土日
  基本的にチャーコは休みで実家には行きません。
オネコおママが薬を飲んだ確認します。なぜか土日は飲み忘れが多いようです。


  晴れるとジジは近くの公園に写真を撮りに行きたくなるらしい…。外出時の歩行が辛いジジ。どうやってカメラを持って行くのやら…⁉️
答えはカメラをシルバーカーにに乗せて公園に行き、撮影時はシルバーカーに腰掛けるのだそうです。
出かける前の用意をしているジジを見て、おママは必ず言うそうです。
「危なっかしいから、私が付いて行かなくっちゃ❗️」(笑)
まぁ…、どっちもどっちですが…。帰りにスーパーで夕飯のおかずを買って帰ります。

 

   こうして改めて見なおすと、ジジの奮闘と、おママも出来限りやっている事が見て取れます。
そして、見事に2人の娘は何もしていないのが分かりますね〜。
娘が必ず目を光らせてやるのは、お薬を飲んだかのチェックです。
オネコも私も時々気がつけば、片付けや掃除もしますが、基本は仕事優先です。

  オネコは6年前に実家から歩いて5分の所に越してきました。
それで、食事等についてこう言っています。


「引っ越してきた当初、(夕飯は)毎晩何か作って持ってこようかとも思ったのよ〜。でも、何気に2人が自分達なりにやっているから、このまま様子をみようかなと…。もしかしたら、やってあげていたら、ジジはこんなに長く自立した生活は出来なかったかも。」


   それは私も同感です。自分で食べる物は好きに調達したい。

ジジにそんな気持ちがあるうちは見守るだけにしようかと思っています。
でも、勿論ジジが出来なくなった時や、助けを求めてくれた時は、やろうと決めています。
これも、ジジが元気で動けているから成り立つ生活です。いざとなったら頼って下さいね。

 

長くなってすみません。家族の記録も兼ねて書きました。

今まではこんな感じですが、この先必ず変化する日がくると思うので…。