アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

草間彌生様❣️見てまいりました。

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(2017年3月28日  診断から約10年1ヶ月  チラシの表面を使わせていただいています。)

 

今日はすみません。展覧会のお話です。m(_ _)m

 

kusama2017.jp

   今週の日曜日に新国立美術館に行ってまいりました。
アズキも観たいというので一緒でした。
しかし、お互いマイペースな親子です。
各自それぞれに鑑賞するため、入り口では一緒でも出る時はバラバラです。(笑)

 

   まず最初に≪わが永遠の魂≫シリーズの会場がありました。
ここは広々として、立体作品もあります。
壁面には正方形の大型キャンパスに描かれた連作が展示され、
その溢れんばかりの色彩に、私は大人気なく興奮してしまいましたわ。
ここだけはスマホでの撮影可でしたよ。⬇️

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  草間彌生様といえば水玉の印象が強いですね。
最近では2009年から正方形の大型キャンパスに描かれている≪わが永遠の魂≫シリーズも強烈なインパクトがあります。

 

    でも、この展覧会では初期からニューヨーク時代、帰国後、≪わが永遠の魂>≫シリーズを網羅した、見応えある回顧展になっていました。
前衛芸術って感じのニューヨーク時代の作品に興味があったので、
モノクロームのネットペインティング作品やコラージュ、立体作品が観られたのが嬉しかったです。

 

  草間彌生様は幼い頃から幻覚や幻聴に悩まされ、それを紛らわすために絵を描き始めたそうです。

初期の作品に深い苦悩が感じられたのは、そのせいでしょうか。
大小の水玉の連続が織りなす大型作品は写真や画集では感じなかったのですが、
作品を目の前にしますと、生命の叫びを感じます。

 

   作品のなかにこめられた心の傷や苦悩、さらに前衛を目指していくエネルギー。
それを私も身体で受け止めた後に、
再び≪わが永遠の魂≫シリーズの会場に戻ると、
あの、鮮やかな色彩の中に包まれて、私の心は昇華されていきました。
(ん⁉️ 書いている事が草間彌生様信仰になっているかも…❗️(笑))

 

  日曜日の昼前後で混む時間帯だったと思います。
私達は前売り券を持っていたので券売所で並ぶ必要はありませんでしたが、
時間によってはここから並びます。
入場にも15分くらい並びました。
でも、一番大変だったのは、グッズ売り場のお会計の行列でした。
アズキと2人でノートとマスキングテープと折り紙を買いました。
折り紙は≪わが永遠の魂≫シリーズの図柄です。
おママへのお土産に買ったのです。

でも、おママったら❗️
「ステキだわ〜。」
大事そうに引き出しの奥にしまい込んでしまいましたわ。(笑)

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(2017年3月26日  診断から約10年1ヶ月  展覧会のチラシの表面を使わせていただきました。)

 

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