アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母が作った貼り絵たち。

地域包括支援センターから

 

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(2017年5月6日  アルツハイマー認知症の診断から約10年3ヶ月  草間彌生様の展覧会で買った折り紙が使われております。)

あっという間の2年間でした。

  今年の6月はおママの介護認定の更新月です。
今回は足腰が弱くなったジジの申請も考えておりました。
ジジの背骨の1番下の骨は老化により潰れております。よく何年も歩いていたものです。最近では家の中でも杖を使っていますし…。

 

  おママについては…。

実は3年前に初めて要介護1の認定を受けてから、何のサービスも受けることもなく今日に至っています。
なぜか…。
デーサービスに行かせようとすると抵抗がありそうだし…。
何より、ジジが居ない時も大人しく貼り絵をしていてくれたし…。
なんとなく…今までは家庭の中で完結出来ていたから…でしょう。

これまでは良かったが、ジジの現状を考えれば、今後が心配です。
「さぁ、どこに書類をもらいに行くんだっけな?」
と思っていたら、折良く地域包括支援センターのスタッフの方々が家庭訪問をして下さいました。

 

ありがたや〜。
  介護認定のためには、後日、認定調査員の訪問調査と、かかりつけ医の意見書が必要ですが、それらの連絡なども手伝って下さるとか。ほんと助かります〜〜。

  この日はまず、日常の暮らしやおママの様子などジジ、オネコ、私が、地域包括支援センターの方からヒアリングを受けました。

私としては、こちらの話をじっくり聞いて下さるのが良かったです。

貼り絵も話題にしましたよ〜。

  スタッフの方からは介護保険とは別の自治体のサービスを提案されました。月に1度半年間、看護師が訪問して下さるそうです。

 

  私達が孤立しているとは思いません。でも、この日のように介護士でもある地域包括支援センターの方と現状をお話ししていると、すっと気持ちが軽くなりました。

自分でも意外なほど嬉しかったのです。

 

おママにも刺激になったかも?

  最後にスタッフの方はおママの様子も見て下さいました。
おママは急な来訪者にちょっと面食らいました。

でも私が、
「区のやってる高齢世帯への家庭訪問なの」
と言うと安心したようです。
それから貼り絵のファイルを見て頂いて、しばし歓談。
スタッフの方も女性の方なのでおママも、あまり警戒しませんでした。
「田中さん!色遣いがキレイですね。」
「10年前と作品の感じが全然違うのですね〜。」
熱心に見て下さり、おママは終始ニコニコ。
  やはり、作った物を他所の方に見てもらえるのは嬉しい事なのですね。それは認知症だろうがなかろうが同じなんだと思いました。

  これからジジは前のようには動けなくなるかも知れない。
おママはもっと症状が進むでしょう。
家庭内で遣り繰り出来なくなる時がきっと来る。
外との繋がりや介護サービスにもを目を向けていく時期なのだと思いました。