(2017年5月18日 アルツハイマー型認知症の診断から約10年3ヶ月)
今日のお昼ご飯は
スーパーで買ったイカフライ。
他はインスタントの春雨スープ、蒸しキャベツ(電子レンジで加熱)、
昨夜の残りご飯でした。書くほどでもないメニューですね〜。(笑)
私が午前の仕事を終えて食卓に向かうと、すでにおママはお皿にイカフライとキャベツを上手に盛り付けています。
素晴らしい❣️
いただきま〜す。
「あらっ?これは…⁉️」
イカフライの脇に得体の知れない茶色い物体が添えられているではありませんか❗️
摘んで見ると、お菓子ですかね…。
「…⁉️」
それは2人が自然食品のお店で買った、
オーツ麦とクランベリーのブラウンクッキー。確か1枚だけ残っていた。
(あれか…。)
大きめの甘くて美味しい、その欠片でした。ちょうど3等分してますね。(笑)
私が慌てて注意喚起しようとした矢先、
ジジとおママはイカフライと一緒にクッキーにもソースをかけている‼️
こんな時、決して声を荒げてはいけません。私は自分に言い聞かせました。
「それ、クッキーなんだけど…。」
「あら、そう?」
幸いおママのは辛うじてソースを免れていたので、おママはすかさずパクリ。
ジジのはしっかりソースがかっていました。
「1枚残っていたから、3つに割って載せたんだね〜。」
と嬉しそうに言いながら、こちらも迷わずパクリ❗️
その光景を見て、思わず感動を覚えました。
全てを超絶した老夫婦の姿だ。
おかずの皿にお菓子が載っている事は前にも一度ありました。(その時はグミ)
しかし、その度に狼狽える私って…。人として器が小さい⁉️
いえ、いえ…。
まだ、おかずとお菓子の区別がつかないだけだから良いです。
でも、おママはこの先に食物と食物以外の区別がつかなくなる可能性も出てくるでしょう。
狼狽える必要はないけど、注意深く見守る必要はありそうですね〜。
と、私は一生懸命に自己肯定をしました。(笑)