アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母が作った貼り絵たち。

そんなの、いいのよ、私がやるわよ〜。

 

f:id:harienikki:20170717005047j:plain

(2017年6月28日  アルツハイマー認知症の診断から約10年4ヶ月  

かなり以前にクラフトパンチで桜の花弁を型抜きした後の、残りを再利用しています。)

 

母娘の戦い(笑)

「そんなの、いいのよ、私がやるわよ〜。」

「はいはい。私がやりかけていますから、大丈夫ですよ。」

 

よくおママと私が台所で交わす会話です。

いえ、「交わす会話」なんてものではなく、どちらかと言うと静かな攻防戦です。

 

おママ➡️台所は長らく私のテリトリーでしたから、私がやります!

チャーコ➡️熱い作業などは危なくて、おママには御遠慮いただきたい!

 

お互いの思いは上の様な感じですね。⬆️

 

先週の金曜日も一戦交えました。

昼食の献立は魚の粕漬と蒸しキャベツ、ブロッコリー、冷麦です。

(バランスは取れていそう。✌️)

 

でもこの中でおママには出来そうな事はあるかしら?

魚は焦がしやすいし、洗い物も大変。

冷麦を茹でるのは一見簡単ですが、大きな鍋に湯を沸かして麺を入れるのです。

噴きこぼれやすく、茹で上がった麺をザルに上げるのも、

アルツハイマー認知症のおママには危険!

 

それでも、私が台所で作業していると、

「そんなの、いいのよ、私がやるわよ〜」

そう言って、おママは狭い台所に割り込んできます。

「熱いから私がやります。」

するとおママは不機嫌になり、

「私はこうゆう事は何十年もやってきたのよ!」

と、まるで私がおママの仕事を奪ったかの如く不機嫌になりました。

 

おママに仕事を

おママに頼めるのは熱くない作業です。

そこで私は考えました。

「お母さん、キャベツを刻んで洗ってください。」

ブロッコリーの小房を切り出して洗ってくださいな。」

 

するとおママは嬉々として俎と包丁を取り出しました。

その包丁さばきは堂に入ったものです。まだ出来る…。

 

その後は、麺つゆをガラスカップに用意してもらいました。

2倍希釈の市販の麺つゆですから、水で薄めるのには少々難儀したようです。

 

それでも、おママには「やったんだ」 という充実感のある顔をしていました。

 

たとえアルツハイマー認知症であっても、おママは出来る事はやりたい性分です。

 

しかし問題は、おママが出来ると思っている事と、本当に出来る事は違う点です。

その見極めはこちらがしなければなりません。それが難しい。

 

おママと2人で台所に立つと結構、神経使ってしまいます。

本当は、全部私がやった方が楽なんですが…。(笑)

 

 過去にもこんな攻防がありました。⬇️(笑)

harienikki.hatenablog.com

 おママの貼り絵を見てくださり、有難うございます。