アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

細胞レベルで鶴折ってる?🎵

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(2017年12月20日  アルツハイマー認知症の診断から約10年10ヶ月)

 

月曜日の昼食後

そろそろ雪の空模様になってきた頃です。

昼ごはんの後片付けも済んで、和んでおりました。

食後の甘みタイムです。

ジジ、おママと3人でスーパーで買った「栗しぐれ」を摘みました。

程よい甘さ…、これで至福の時を味わえるのだから、私達は安上がりです❣️

 

私がテレビ画面から視線を移すと、

「……。えっ❗️ 何しているの⁉️」

「えへへ。」

「栗しぐれ」を包んでいた四角い包装で何かを折っているではないか…。

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「まさか、それでお折り紙ですか⁉️何を折っているの?」

「そうね…。これはね…。」

どうもという単語は出てこないようです。

「滑ってうまくいかないわ。」

そりゃ、うまくいきませんよ。厳密に言えば、完全な正方形でないのだから。

 

そんなこんなで、私も指で押さえたり、協力はしました。

 

でも、こんなもので折らなくても良いんじゃないの?

 

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今までもおママは四角い小さなチョコレートを包んでいた紙などで、

飽きもせずを折る事がありました。

決まって、おママが折るのは鶴だけです。

 

鶴という単語が出てこなくても、鶴を折ることは出来るのが不思議でなりません。

 

おママ…。小振りの正方形を見ると、無条件にが折りたくなるのかしら?

こんな包装材でも折りたくなるなんて、よっぽどでしょう。

もしかして…。

ブルゾンちえみさんではありませんが、

「おママ、今、細胞レベルで鶴折ってる?」🎵🎵🎵

 

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⬆️ 結局できてしまいました。

 

折り紙の鶴

鶴って、考えてみれば、殆どの日本人が折れるのでしょう。

女子だけでなく男子も折れそうです。

「そう言えば、そうだよね。」

私の娘のアズキも言います。

 

折り紙で鶴を折る。

 

それは世代を問わず、日本の幼児教育では必須科目なのかも。

特におママの世代は子供の時の遊びが今ほど多様ではないから、女の子にとって折り紙は一番お馴染みなのでしょう。

 

その代表が鶴。千羽鶴など折る機会が一番多いのも鶴。

私達の身体に細胞レベルで浸透している折り紙の鶴だから、

今だにおママも折れるのかも?(^。^)

 

1つ完成させたところで、私は座ったまま居眠りをしてしまいました。(ジジは既に側でうたた寝中)  

ものの20分くらいでしょうか。

「ふ、増えてる…。」

私が目を覚ますと、鶴は3羽になっておりました。

 

やっぱり、細胞レベルで鶴折ってる?🎵🎵🎵

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⬆️  こうしてみると、透明感があってきれいでした。

 

本日アップの貼り絵について

折り紙を思わせるような貼り絵です。

おママこだわりのシンメトリーも良い具合に見えますね。

クリスマス用の包装紙でしょうか。四角も他のパーツもおママが自分で切り出しています。

 

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。