アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母が作った貼り絵たち。

自分の事もね

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 (2018年2月12日 アルツハイマー認知症の診断から約11年)

 

ご報告

  前記事で話題にしたおママのベージュの帽子ですが、金曜日の夕方にブラックホールから帰還致しました❗️

   おママの作業机のある部屋、ロッキングチェアの周辺から出てきました。それも目立つところにポンとおいてあるのです。探した時には無かったのに…。(笑)

何はともあれ、見つかって良かったです。

 

なかなか難しいですが…。

先日、ジジがしみじみ言いました。

「おママに寄り添っていくのは当たり前だけど、

ただ、それだけだとダメだと思ったよ。

寄り添うばかりでおママに全部合わせていたら、自分もおママと同じようになってしまうような気がする。

だから、自分のやる事もやりながら、暮らしを回していかないとね。」

 

つまり、少しでも「自分の事」を介護の暮らしに組み込んでいかないと、ジジは自分が保てないと思ったのでしょう。

ジジの言う「自分の事」の中には、自分のために使う時間というニュアンスも含まれています。

それで最近、今まで読んでいなかった本を開き、読んだり勉強しているのね。

 

  昨年夏に仕事を引退したジジ。

それまでは自宅で仕事していて、アルツハイマー認知症のおママの見守りと両立してきました。でもおママの症状は進んでくるし、ジジ自身も足腰が弱くなってしまいました。

   引退後は写真や短歌の趣味を続けながら、おママに寄り添う事を中心にした毎日です。でも、ジジも身体の自由が利かなくなると、やりたい事も揺らいでくるという危機感を感じるようになったのだと思います。

 

「特に高齢高齢をみている場合は気をつけた方がいいんじゃないかな。」

 

   実家はまだまだ深刻な方ではないと思います。

多くの場合は介護だけで心身ともに精一杯。余裕なんて無いのが現実でしょう。

「自分の事」など二の次になりがちだと思います。それでも、少しでも「自分の事」を暮らしの中に入れていかないと…。

ジジは気力を保つためにも、そんな事を考えているのだと思います。

これって、老老介護でなくても大事かもしれませんね…。

 

今日アップの貼り絵について

  おそらく作業机の上に貯まっていた紙片を組み合わせて制作したのだと思います。

見覚えのあるパーツもありますね。

これもシンメトリーを意識していて、おママらしいと思います。

 

おママの貼り絵を見て下さりありがとう御座います。