アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母が作った貼り絵たち。

聞こえる耳・聴く耳

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(2018年8月28日 アルツハイマー認知症の診断から約11年6ヶ月)

 

退職後を振り返る

ジジと私が仕事を辞めて丸一年過ぎました。

娘のアズキに言わせれば

「お母さんはこの一年で随分老け込んだよ」

ですって‼️チクショー💢でも、鏡を見ればあながち否定できません。

 

ジジはこの一年を振り返って最近反省している事があるようです。

「仕事している時は付けていたけど、辞めてからは補聴器を外していたんだ…。でもテレビの中の話が殆ど聞こえなくて…。」

それで、改めて毎日補聴器を付けることにしました。

 

補聴器 

ジジの補聴器はリオン株式会社のリオネットです。

購入する時に耳の内側の型を取り、ピッタリと耳に合うオーダーメードにしました。

使用し始めても販売店でアフターケアを受けられますし、細かく聞こえにくい音を微調整してもらえます。とても優れもの。こちら⬇️

www.rionet.jp

ジジは子供の頃に中耳炎を拗らせて左耳が完全に失聴しました。高齢になり頼りの右耳も遠くなり、6級の障害者手帳を頂いています。

補聴器を選ぶ時は品質、性能など随分オネコが調べてくれました。そして障害者への補助を受けて割引で購入出来るように手続きもしてくれました。

少々お高くても残りの一生使い続けられる物を吟味して購入したのです。

 

その大事な補聴器を一年も放置していたんですね…。(゚∀゚)

ま、ジジにもそれなりの理由があります。

細かく調整しても、会話だけでなく雑音がそれなりに聞こえてしまうのです。

以前ジジから

「食べている時の自分の噛む音が辛い」

と聞いて驚きました。

高品質な補聴器を使っていても、やはり煩わしさを感じたらしく、

(仕事辞めたんだし、聞こえなければ、それでも良いや~)

という気分になっていたそうです。

 

それが一年経って、

 「仕事辞めて前よりボケてきたぞ‼️」

⬇︎

刺激が足りない⁉️

⬇︎

「耳が聞こえてないから⁉️」

マズイ‼️ このままではどんどんボケてしまう‼️

この自覚に立ち至り、再び真面目に装着し始めたのです。

 

まずは聴く耳でしょう❗️

もともと、ジジは子供の頃から耳にハンディキャップがあるので、会話している相手の唇の動きを見て補ったり、話の概要を掴みとる能力に長けていたようです。かつて、片耳はちゃんと聞こえていたわけだし、サラリーマン時代も退職後の第2の人生でも仕事に支障はありませんでした。

 

 ところが、歳をとると聴力は更に衰えました。しかも、他人の言うことを聴き取ろうとするより、独自解釈(勝手な解釈)に走りがちになりました。

この1年、私に「 聴いているの⁉️💢」と怒鳴られ、「聞こえてるよ‼️」と応酬することもしばしば…。(°_°)

 

常々私は考えてしまうのです…。一般的な老化現象としては、

聞こえない耳になるのと、聴く気が失くなるのと、どちらが先なんでしょう。(^O^)

 

 再び補聴器を付け始めた事について、オネコとジジと3人で話しました。

「このままじゃ、耳からの刺激がなくて、おママと同じようになってしまいそうだからね。」

ジジは危機感があるようですし、オネコと私にとっても、今ジジにアルツハイマー認知症になられたら大変です。

「そう、耳からの刺激は大事よ。でも、もしかして…私が何か言っても殆ど聞こえてなかったの⁉️」

私がそう訊いたら、ジジはしれっとしながら答えました。

「そうね。」

やはり…。私の声は微妙な低音です。以前、聞き取りにくいとジジに言われたことがあります。

 

しかし、直ぐにジジは自分の耳を指差して、右から左へのジェスチャーをしたのです。💢

(ಠ_ಠ)

なんですと⁉️右から左に聞き流していたのね❗️まったく‼️ 何か頭にくるなぁ。

 

 オネコ曰く

「聴こうとしないから、余計に聞こえなかったのでしょう。」

 

ジジ…、再び補聴器を入れて、片耳だけでもある程度聞こえるようにしたのですからら、聴く耳もしっかり持ってくださいね〜。

 

本日アップの貼り絵

おママが20年くらい前に自分で染めた墨流し染めを使っています。

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おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。