アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母が作った貼り絵たち。

子供と大人

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(2018年9月1日  アルツハイマー認知症の診断から約11年7ヶ月)

 

もうすぐ冬至です。

日が暮れるのが早いと、おママはなんとなく落ち着きません。

昔、おママがバリバリの現役主婦だった時、夕方は慌ただしい時間帯でした。

最盛期、全部で5人の夕食を作り、それぞれ、まちまちの時間に食べるのです。

日が暮れる頃は、今でも他の時間帯より気が急くのかも知れませんね。

 

冬至の少し前ですから、今が一番、日が短いのでしょう。

私が実家を出るのが5時から5時半で、その時はもう完全に日が暮れています。

 

何年も前からそうなのですが、おママは暗くなっても私が実家にいると、

「こんなに暗くなって、あなた、大丈夫?」

と、何度も何度も言ってきました。もちろんそれは私を心配しての事ですから無碍には出来ません。でも、ジジと仕事をしていた時、私はかなり煩わしく感じたものです。(^O^)

 

それって、どういう意味よ⁉️

これは先月下旬の事でした。

私がジジとおママの夕食を作って盛り付け終えた時、既に外は真っ暗…。

後はフライパンなどを洗って片付けるだけなのですが、おママはこれから帰る私をひどく心配してくれて、「あなた、こんなに暗くなって、大丈夫なの?」を連呼しておりました。私が「大丈夫よ」と軽くあしらっていたら、おママは言いました。

 

「大丈夫? だってあなた、まだ子供さんじゃないの。」(^O^)

 

えっ?えっ?私が子供ですか⁉️

確かにおママの娘だからおママの子供ではありますが…。

おママの話す雰囲気は、我が子に向けてというより他人行儀です。

私はおママの「子供さん」という表現に引っ掛かりを感じました。

 

「私が子供さんですか?」

「そうよ、そう見えるわよ。」

おママは自信を持って言いました。

なるほど…。

これは「若く見える」という事を、おママは「子供さんに見える」と表現したのね。

 

若く見えるのは嬉しいけど、私は更に気になりました。

「子供さん」という言い方って、あまりしないような気がします。

正真正銘の子供、他人の子供を言う時は「お子さん」ではないかしら?(^O^)

 

「それなら、お母さんは大人さんなの?」

私に逆に質問されて、おママは「あはっ」と笑いながら答えてくれました。

「そうよ❗️」

おママの笑顔が少しバツが悪そうだったので、自分でも(変なことを言ったかな⁉️)と感じたのかも知れません。(^O^)a

 

私は52歳、子供さん。

おママ85歳、大人さん。

 

う〜む。子供さんと大人さんの境目は何歳なのでしょうか?

おママにしっかり聞いておけば良かったです。(^_^;)

 

本日アップの貼り絵

中央のオレンジ色の菱形は布です。中央下の茶色いギザギザは皮革です。

他のパーツは今まで何度か登場している紙を使っています。

私には笑っているように見えて、楽しいです。

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⬆︎昨年、おママはこの包装紙を使ってたくさん貼り絵を制作しておりました。

全部使い切ったと思っていましたが、切り抜いた物がまだ残っていのですね❣️

 

harienikki.hatenablog.com

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おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。