アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母が作った貼り絵たち。

やる気は良いけど…。

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(2018年11月  25日アルツハイマー認知症の診断から約11年9ヶ月)

 

年明けのおママ

1月4日金曜日。

通常通り実家に行くと、おママは既に貼り絵を1枚拵えていました。

なかなか積極的ではないか。表情も明るいし…。(^O^)

 

台所のシンクを見れば、朝ご飯の後片付けもきちんと洗い物が済んでいました。

優秀、優秀。(^。^)v

 

私がジジから頼まれて買ってきた牛乳やヨーグルトもさっさとしまいたいのですが、

「これはどこに入れるの?」

「冷蔵庫ですよ」

その冷蔵庫は自体が理解できないので、こちらが開けてあげないと入れられません。(^O^)

でも、おママが積極的なのは、私には嬉しいことです。

 

ロッキングチェアにダランと座って長時間ぼんやりしている時期もあるのです。

そんなおママの姿を見ると、私はおママが直ぐに廃人になってしまいそうで、不安に駆られます。それに比べたらどんなに良いか…。

年明けのおママはバタバタと動きたい活動期なのかも知れません。

鼻は啜っていますが、全体的に元気そう。

当然ながら、体調が良いと動きも良いですね。

 

事件です‼️(^O^)

とは言え…、喜んでばかりもいられません。

おママが冷蔵庫の前にしゃがんで買ってきた物を納めてくれた後、私は台所へ行ってみました。

すると、シンクの足元に敷いているマットに黒い物が散らばっているではありませんか‼️

よく見れば、それは刻み海苔でした。

細く短冊状に刻まれて袋入りで売られているアレ…。

それも少しではなく、刻み海苔を袋から摘み出して撒き散らした状態ではないか。

白いマットに黒い物が散乱しているのは衝撃的です。(°_°)

 

  「えっ⁉️これは…。」

私はちょっと声を上げてしまいました。

 

すると、おママは私の声を聞きつけて飛んで来るのですが、

勿論、記憶にございません。(°_°)

 

「あら、これどうしたのかしら?何かしら?」

刻み海苔が落ちていますよ。」

 

「なんでこんなになったのかしらね?」

それはこちらが聞きたいわ❗️(°_°)

⬆︎絶対、言っても無駄なので、私は言葉を飲み込みました。

 

刻み海苔はキッチンマットの上ですっかり湿って、取るのが少々大変でした〜。(°_°)

一体、誰の仕業なんでしょうか…。(^。^)

 

やる気が元で、やらかしてしまう。

どう考えても、おママの仕業だと思いましたが、一応、ジジに確認してみました。

「朝ご飯の時にも刻み海苔は使っていないし、暫くその袋自体開けていないよ。」

そうでしょう…。

ジジなら自分で片付けようとするし、出来なくても「こぼしたから何とかして」くらいな事は言ってくれるはず。

 

私も一瞬で自らのミスを忘れられたらどんなに良いか…。

いえ、それはそれで、やはり困りますね。(^O^)

 

 ジジは嘆息交じりに言うのです。

「このところ、おママは色々やりたがるんだよね。手伝いたがるというか…、自分でやろうとするんだね。こちらが(ジジが)先にやってしまうと、機嫌が悪かったりしてね。」

ふむふむ。やはり、おママはやる気が漲っているようです。

 

何かやりたくて仕方ない、だから何かやる。

しかし、それでもうまく出来ないことが多いのでしょう。それで、ミスやヘマをやらかしてしまうのだと思います。

今回もお昼ご飯が気になって、冷蔵庫を開けてみた。刻み海苔の袋を手にして「何かしら?」と開けてみたら、溢れ出したのでしょう。

 

「でもさぁ、おママは元気そうで何よりだよ。」

「こっちの方が草臥れて、どうかなりそうだ。」

ジジは嘆息交じりに言いました。

そうだわね。私は夕方家に帰るけど、ジジは夜もずっとおママと一緒なんだものね。

今年もなんとか気力を保って、頑張って下さいませ…。m(_ _)m

 

 本日アップの貼り絵

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 (2018年11月撮影)

 

こちらの冊子⬇︎に掲載されている写真があまりに綺麗だったので、おママはすっかり気に入ってしまったようです。

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cweb.canon.jp

 ⬇︎おママが切り抜いた残りです。その後も少しずつパーツにしていたようです。

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おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。