(2019年4月21日 アルツハイマー型認知症の診断から約12年2ヶ月)
*最近、気になった。
先日、ジジが急に言いだしました。
「整形外科に行こうと思うんだよ。」
いえ、正確に言えば、急にではありません。
段々に腰も曲がり、最近では動くと太腿の付け根から爪先まで痛んだり、膝から下が痺れたりしていましたから。
例えば、座っていたり休息していれば痛みや痺れはないのですが、立ち上がったり、歩いたりすると徐々に痛みが増します。
デイサービスでもそのことを相談したら、
「整形外科に見てもらったほうが良いですよ」
と言われたらしい。
*これまでの経緯
実は7〜8年前にジジは脊椎圧迫骨折と診断されています。
背骨の一番下がペチャンコに潰れてしまったのです。
具体的に何時骨折したかは分からない。
そんなに痛みがあったわけではない。
でも、レントゲンを撮って初めて分かりました。
結構、この骨折をやってしまう方は多いようで、実は私の義母クレバーもです。
初めはコルセットをして通院し、腰を伸ばしていたのですが、
元々、大して自覚症状があったわけでもなく、ましてや、まだ仕事が忙しい。
だから、ジジは治療に不熱心でした。次第に通院をやめて、コルセットも外してしまいました。
2014年12月に外出中に砂利道で歩行困難となり、再び整形外科に行くと、下から2番目の背骨も骨折して潰れていました。
ジジはこの時も痛みが和らぐと治療を自発的に止めて、コルセットも外してしていました。(^◇^;)
あれから5年…。
やはり前屈みになってしまい、背中を伸ばすと痛みます。体の重心が少しでも横に動くと立っていられません。
「どのくらい悪くなったか、診てもらっておいた方がいいと思うんだ。」
「そうですよね…。勿論、おママを家で1人にはできないから、私もおママもお付き合いしますよ。」
暑い午後に3人で歩いて7分ほどの整形外科に行きました。
今回、調べて知ったのですが、⬇︎こういう治療法もあったのですね。
*今回の診断は
それで、レントゲンを撮って診察を受けたところ、
「写真で見ると、脊椎圧迫骨折は前からあまり変化はしていません。」
しかし、脊柱管狭窄症との診断でした。
脊柱管とは背骨、椎間板、関節、靭帯などで囲まれた脊髄の神経が通るトンネルです。それが狭くなると、神経を圧迫して痛んだり痺れたりするのです。
おそらくジジの場合は。脊椎圧迫骨折のせいで腰が曲がったのが影響しているとの事でした。
結局、3つの治療法から選ぶしかありません。
①コルセットで固定しながら神経痛の薬を飲む。
②大きな病院で神経ブロックをする。
③狭くなった穴を手術で削って広げる。
1番効果が上がるのは③ですが、年齢を考えても完全に昔のように元通りになるわけではありません。
手術となると入院2週間。あとはリハビリの病院に転院して歩けるようにするのだそうです。
私は少し気が遠くなりました。おママの事、ジジの手術の予後が心配です。
「もう91歳だから入院して手術すると、かえってて、もう動けなくなりそうだから、それはやりたくないです。大きな病院に行くのも、認知症の妻がいるので大変です。」
ジジの言うことも最もです。
「それなら、コルセットをして薬を飲みながら、ここの機械で腰を伸ばしますか?」
「でも、コルセットで締めると膀胱を圧迫するからトイレが余計に近くなるんだけど…。」
すると先生はジジに一喝。
「あれも嫌、これも嫌がっていたら、治療にならないでしょう‼️」
そ、そうですね…。(^◇^;)
結局、ジジは薬(リマプロストアルファデクス5ug)を処方され、コルセットをしながら週3回通院することになりました。
通えるかなぁ?
元々身体が辛くて整形外科に行ったのです。
歩いて6〜7分としても、週3回は難しいかも知れません。
兎に角、週1回は頑張りたいものです。(^◇^;)
*本日アップの貼り絵
おママの好きなシンメトリーを意識したデザインだと思います。
使っている紙は過去に何度か登場しています。
① 4月17日におママの部屋の壁に立て掛けてある大判ダンボール紙に挟まれていた千代紙です。⬇︎この時のです。
② チェック柄の折り紙です。緑系とピンク系の2種類ありました。
③日本橋の小津和紙店で2017年5月に購入した寄木細工風の千代紙です。
おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。