アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母が作った貼り絵たち。

2020年 謹賀新年

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(2019年9月4日 アルツハイマー認知症の診断から約12年7ヶ月)

 

あけましておめでとうございます。

本年も皆様の御健康と御多幸をお祈り申し上げます。

 

おママの引出しには千代紙の折り紙がたくさんあります。

時々引き出しを開けて、思い出したように使っていました。

制作日は昨年の9月ですが、お正月に良いかなぁと思って、選んでみました。

 

いつも忙しい方は、ゆったり、のんびりできるお正月でありますように。

この休みを利用して旅行や帰省をなさる方は、楽しい旅のお正月でありますように。

 

体調を崩していらっしゃる方は、早く治りますように。

お子さん方は、健やかに成長しますように。

受験生の方は、風邪をひかないでラストスパート。持てる力を出し切れますように。

大人の方は、充実した毎日でありますように。

お年寄りの方は、お身体が少しでも楽でありますように。

 

令和2年。

新しいこの年が全ての方々にとって、幸せでありますように。

 

おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。

月末企画❗️今月のイチ押し‼️ (2019年12月版)

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(2019年12月11日 アルツハイマー認知症の診断から約12年10ヶ月)

 

『月末企画❗️今月のイチ押し』とは…。

 

このシリーズはその月におママが制作した貼り絵の中で、私やオネコが1番気に入った(面白いと思った)作品をご紹介するものです。

「月末企画❗️今月のイチ押し‼️」というカテゴリーがあるので、もし、ご興味があれば、他の月の「イチ押し」もご覧下さいませ。m(_ _)m

 

おママは今月12月30日現在で28枚の貼り絵を制作しました。

その中から「今月のイチ押し‼️」を選ぶ判断基準は⬇️こんな感じ…。

 

①綺麗もしくは興味深い作品。

②制作エピソードがある。

③制作途中の写真があれば尚良し。

④おママの独自性が強い作品。

 

今月は①②に該当します。

 

今回、12月27日の午前中に、オネコとイチ押しミーティングを行いました。

ちょうど、ジジを加えた3人でおママの湿疹について相談していた時でした。

どさくさ紛れにミーティングをしたので、ほぼ私の意見が通ってしまった感はあります。(^O^)

 

3枚目の貼り絵

この貼り絵には起爆力があるというか…、いえ、私には殆ど爆発しているように見えてしまいます。

「バーーン❗️ 」

弾ける音と、舞い落ちる破片。

それでも、あまり嫌な感じがしないのは、弾けたのが心の重しだからでしょうか?

私には、気持ちが何かから解放されるような印象があります。

えっ❗️  そんな風に見えるのは私が疲れているからですって⁉️

あながち、否定は出来ません。(^◇^;)

 

私が実家に着く前に完成してしまったので、制作途中の写真もありません。(残念)

 

一応、この貼り絵は「お題方式」の貼り絵です。(注1)

こちらが「お題」⬇︎

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 ⬆︎これの全て、かつておママが切り貯めていた物です。

 

私が12月9日に作業机に出しておいたこの「お題」は、その日のうちに2枚の貼り絵になりました。

 

そして、2日後に制作された3枚目がこの作品です。

不思議なもので、「お題方式」だと、おママは3枚目あたりが一番興に乗ってくるのです。「お題」で私が用意した紙やパーツが無くなってきて、おママは自分で他の何かを付け加えたくなるようです。だから、面白くなるのかしら…。

やっぱり、残り物には福がある?

 

(注1) 今年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それが出来ない時が増えてきました。

それで、あらかじめ私が作業机に何種類かの紙や切れ端を出して置き、まるでおママが貼り絵をやり掛けていたと思えるようにお膳立てをする事が増えました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。

 

パーツの元はこちらです。 

電気屋さんからいただいた今年11月のカレンダー。絵はルノワールの『花瓶の菊』

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12月2日、私はおママと一緒にこの絵をハサミで切って遊びました。⬇︎

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 ⬇︎この写真にピンクとグリーンのネピアが映ってお写っております。この水色バージが使われました。

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兎にも角にも、

この心の重石をバーーンと弾けさすようなこの作品を

「今月のイチ押し」に決定‼️

👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏

 

おママの帯状疱疹ですが、御心配をお掛けして申し訳ありません。m(_ _)m

30日に実家へ様子を見にいきましたら、わりと元気にしていました。

薬はきちんとジジが飲ませておりました。エライ❗️

赤い湿疹も増えていないし、どちらかと言えば、鎮静化しそうな雰囲気でした。

時折「痛いの…」とか言っていますが、何か他の事をやっている時は感じないようです。

前記事に暖かいコメントをくださった方々、

有り難うございました。

 

年内は、これが最後の記事になると思います。

どうぞ、皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。


 

おママの貼り絵を見てくださり、有り難うございます。

帯状疱疹だなんて⁉️

 

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(2019年8月16日 アルツハイマー認知症の診断から約12年6ヶ月)

 

まさか…⁉️

迂闊でした。

2019年もあと数日でおしまいです。ここにきてこんなことになろうとは…。

この時期にこんなに長文の記事をアップする事になるとは…。(^◇^;)

ジジとおママに穏やかでうららかなお正月は来るのでしょうか…。

 

懺悔

12月27日金曜日の夕方、ママは帯状疱疹と診断されました。

もっと早く気づいてあげることができなかったのかと、反省しきりです。

 

どこのクリニックでも年内の診察が終わろうとしているこの日、この時。

 

皮膚科の診察室で、おママは下着姿になりました。

「私は大丈夫よ。なんでもないわよ。どうにもなっていないわよ。」

そう、ささやかな抵抗をしたおママ…。

左側の耳から首、顎、肩あたりに赤い湿疹が出ているのはわかっていたにですが、

脇から胸にかけてもかなり広範囲に広がっていました。

それも、身体の中央からパッキリと左半分だけです。

帯状疱疹ですね。」

私もジジも一瞬絶句してしまいました。

おママの帯状疱疹がここまでひどくなるまで、見過ごしてしまった私達…。

 

この日の昼食の後、おママは一度だけ湿疹に触れながら呟きました。

「痛いわ。」

それって…、まさか…と思ったのです。その一言がなかったら、私も真剣に皮膚科への受診は考えなかったかもしれません。

 

だって、年末です。本当にクリニックは混んでいるんですもの。

しかもジジとおママの足だと歩いて20分は掛かります。御神輿をあげるのも一苦労ですわ。

ジジの足に昨年同様しもやけができてしまいました。それで年内、ひどくならないうちに皮膚科のクリニックに行きたいらしい。

「行こうか。」

結局、私はジジの決断に従いました。

 

帯状疱疹とは⬇︎こちらの解説がわかりやすいと思います。

左右どちらかの神経の連なりに沿って、痛みを伴う赤い湿疹が出るのです。

この痛みは人によって感じ方が違い「ヒリヒリ」「ジンジン」「ヅキヅキ」人によっては「ハンマーで殴られたような」と形容する例もあるそうです。

その湿疹は水泡を伴い、その水泡が潰れて瘡蓋になった頃、湿疹自体は治ります。

しかし、早期に抗ヘルペスウイルス薬を服用しないと悪化してしまい、神経の一部が痛む場合があります。そうなると、帯状疱疹後神経痛が後遺症となり、長期に亘って痛みが残ることがあります。

www.maruho.co.jp

 医師はかく語りき…。

「ここまで広がってしまうと、点滴の薬で治療した方がいいと思います。こちらではその点滴治療は出来ないので、大きな病院を紹介します。ただし、この点滴治療は入院での処置となるでしょう。点滴ではなく、在宅で服用薬のみという方法もありますが、状態を考えると、年末年始に激しい痛みが出る恐れもあります。」

 

「 点滴ですか…。入院ですか…。おママが入院…。」

私は目眩がしました。

認知症患者の入院は家族にとってハードルが高いものです。余程緊急を要する病状ややむを得ない場合は仕方ないのですが、まず、本人はなぜ入院をしているのか理解できません。何度説明されても記憶できないから、本人も周囲も大変なのです。

認知症のおママが、あまり自覚症状もないのに入院すれば、「なぜ?どうして?」「大丈夫だから、家に帰ります」攻撃で看護師さん達を困らせるかもしれません。

入院が認知症の症状をさらに進行させる恐れもあります。

 

翌28日土曜日はこの皮膚科クリニックも大学病院も、年内最後の診察です。

どうする、どうする…。

ジジは大学病院に行く派です。自分が連れて行くと言いました。しかし、シルバーカーでようやく外出できるジジには荷が重すぎないか…。

 

この時、オネコは息子宅で孫ちゃんのお世話をしていました。

私は電話で相談しましたが、なかなか決断できませんでした。

 

だからと言って、ここまで見過ごして悪化させ、ただでも帯状疱疹後の神経痛が出る可能性が高いのです。現時点で、入院による点滴治療を最初から排除して良いものなのか?

ジタバタしながら悩んだ末に、私は大学病院宛の紹介状を書いて頂くことにしました。

考えてみれば、紹介先の大学病院でどのような治療法が良いか判断してもらうのです。

もしかしたら、入院の線は無いかもしれない。

とりあえず、行ってみるか…。

 

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大学病院での診断

翌12月28日土曜日は朝からバタバタと致しました。

実家の近くに住んでいるオネコがおママを連れて行く事になりました。

私は現地で二人と合流し、ジジは留守番です。

 

大学病院の医師の見解では、

やはり帯状疱疹

このくらい湿疹が広がってしまうと、入院して点滴という選択は妥当である。

しかし、服用薬でもきちんと飲めば点滴と同じくらいの効果はある。

ただし、帯状疱疹後神経痛は起きる可能性はある。

高齢者は特に神経痛が残りやすい。(覚悟しろよという事か…)

 

認知症の患者の場合、入院しても自分では事情や状況を忘れて結局帰りたがり、所定の回数の点滴が出来ない例も多い。そして、入院中に認知症の症状が悪化してしまうケースも見受けられる。

家庭で薬の管理をする人がいるのか?

安静にさせておけるのか?

今後、年末年始に赤い湿疹は水泡となり潰れていくが、痛みが強くなる可能性は高い。

入院しないのであれば、充分痛み止めは処方しておきます。

 

結局、上記の事を総合的に考えて、医師と私達は在宅での治療を選びました。

そして、飲み薬や塗り薬を処方されました。

(アメナリーフ200mg、メモバラミン500、鎮痛剤はアセトアミノフェン錠200mg、ノイロトロピン錠4単位、塗り薬はアズノール軟膏0.033%)

 

この年末年始におママがどのくらいの痛みや苦痛を訴えるかは分かりませんが、手厚い鎮痛剤があるのですから、なんとか耐えて欲しいです。

年が明けて1月4日に次回の大学病院の予約を取りました。

 

帰宅してから、薬を飲み、塗り薬を飲み、少し赤みが引いた気もしました。

しかし、患部を触りながら「痛い…」という回数が増え、

「頭が痛い」とも言い出すわけで、不安は尽きません。

 

なぜ、おママの帯状疱疹に気が付けなかったのか?

帯状疱疹は一般的に赤い湿疹が出る前から何らかの違和感やピリピリするような痛みがあるそうです。

 

私の身体にはヘルペスウイルスの親戚のような奴が潜んでいて、毎年季節の変わり目に「多型紅斑」という湿疹に悩まされています。普通、「多型紅斑」は痛まないそうですが、私は非常な痒みとピリピリした違和感、ハンマーで殴られるような痛みを感じる時があります。

だから、帯状疱疹はの痛みがなんとなく想像がつきます。

 

おママの帯状疱疹がここまで広がるまでに、必ず痛みがあったと思うのですが、

おママはほとんど訴えませんでした。

完全に言い訳ですが…。

家では入浴しないおママです。朝の着替えもジジが手伝うよりは自分でゆっくり時間をかける方が好きなのです。だから違和感を訴えないと気付いてあげられません。

 

感じなかったのか…⁉️

もう、痛みや痒みに対する感覚が衰えてしまったのか⁉️

そこまで認知力が衰えたのか⁉️

 

その点も衝撃的でした。

 

忘備録、どこで見過ごしたか…考えてみる。

なるべく早期に気が付いて、抗ヘルペスウイルス薬を服用しないと、湿疹が治っても神経痛が長期に亘って残るかもしれない帯状疱疹

 

こんなに広範囲に湿疹が広がるまで、私達は何日間を無駄にしてしまったのだろう。

(このロスが重い神経痛となって、後々おママを苦しめることにでもなったら❗️)

本当に気の毒です。

 

反省も込めて、忘備録的に経緯を残しておきます。

 

 12月24日火曜日

おママが入浴サービスを受けた時、スタッフさんは、「湿疹が出ているのでお医者さんに見せたほうがいいですよ」とジジにアドバイスをして下さったそうです。

夕方帰宅したジジからその話を聞いたオネコが確認すると、おママの左耳の下から首にかけて赤い湿疹が出ていました。しかし、湿疹は赤いけれどさほど広がっておらず、おママは痒がるでもなく、あまり気にしてなかったようです。

近所の皮膚科はとても混んでいて、本人さほど辛くないんだったら様子を見ることにしました。

 

12月25日水曜日

私が実家に着いて、ジジから初めてこの話を聞きました。それで、おママの湿疹を見てみると、左の耳の下から首にかけて、湿疹で赤くなっていました 。

「なんかここにできているのよ。おかしいわね」

ママは湿疹の患部に触れながら不思議そうに言っていました。

 

セーターの首周りが湿疹にあたりを時々痒そうにしているので、私はママの下着を取り替えようと着替えを手伝いました。

「あまり辛そうじゃないし、何か合わないものでも食べて蕁麻疹を起こしたのかな。」

私は単純にそう思いました。

しかし、ジジとおママの食べるもので私が把握していない物なんて。そもそも少ないでしょう。

 

12月26日木曜日

夕方、2人がデイサービスから戻ってきた頃に、オネコは夕飯を実家に届けに行きました。オネコがおママの湿疹を確認すると、左耳の下から顎、肩や脇の方まで前日より広がっているではありませんか!

この時すでに夕方だったので、オネコは手持ちの市販のステロイド入りクリームをおママの湿疹に塗りました。

「少し良くなってくれると良いのだが。」

オネコは私にLINEでこのことを伝えておいてくれました。

私はスマホを握って、漠然と不安になりました。

 

12月27日金曜日 午前中

孫の待つ息子宅へ出かける前のオネコ、ジジ、私。

おママの湿疹は良くなるどころか悪化しているので、皮膚科に行くかどうか相談しました。

 

あとは、前述の通り。

 

 

今となっては仕方ありませんが、書きながら自分でも反省すること頻りです。

 

あまり、おママが辛くないといいなぁ。

帯状疱疹水疱瘡をまだやっていない小さな子とは接触しない方がいいらしい。

年末年始は可愛いひ孫ちゃん達と遊べる機会だったのに。 

でも、顔を見るくらいなら良いかなぁ。(TT)

 

 本日アップの貼り絵

 2018年8月28日にサントリー美術館で開催された「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」のチラシを使いました。

 

おママは過去に同じチラシを使って2点の素敵な作品を制作しています。

下のチラシが素晴らしいので、おママの貼り絵はとても綺麗です。

久しぶりにその残りがおママの作業机周辺で見つかったのでしょう。

 

www.suntory.co.jp

 

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 ⬇︎仲間です。

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おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。

絵を描きたい❗️ チャーコ今年を振り返る


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(2019年10月28日 アルツハイマー認知症の診断から約12年8ヶ月)

 

 今年の挑戦

このブログはアルツハイマーとともに 〜おママの貼り絵日記〜」というタイトルです。

その名の通り、アルツハイマー認知症歴12年の我が母「おママ」が制作した貼り絵をアップする事を主眼としているので、あくまで主役はおママの貼り絵です。

 

でも、1年ほど前のブログ2周年の頃から、私はちょっとした願望が芽生えました。

(私もカットのようなイラストを描いてブログに載せたいな…。)

 

 しかし、私はあまり絵が得意じゃないのです。

一応、美術系の学校を出ているのですが、美術史・美学などの理論系の比重が高い学部でしたし、受験の時も学科がかなり重視されていたので、私はろくにデッサンの修練も積まずに入ってしまいました。

(私には描けない…。)

それが長年コンプレックスになっていたのに、50歳を過ぎて俄然描きたくなってしまったのです。

 

以前、おママから言われた一言、

「あなたは何をしている方なの?」

これが、私の心に突き刺さったていたのかもしれません。⬇︎

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一昨年から、私は趣味で仏画を習っています。こちらは先生の下絵を写し、岩絵具で彩色するので、どちらかというと1からオリジナルで描くわけではありません。

(イラストって描けるかな…。)

自信はないし、それをネット上に晒すなんて恥ずかしい…。(^◇^;)

 

でも、この年になったら少々面の皮も厚くなり、心臓に毛も生えるんですね。

今年の3月、キャラクターデザインも決めないうちから見切り発車的に始めてしまいました。(^O^)

それから9ヶ月。描いた枚数69枚。

案外、楽しくて、更に宵っ張りになってしまうほどです。

 お世辞にも上手いとは言えません。

でも、チャーコの今年の総括として、描いていて印象深かったイラストを何枚か振り返ってみたいと思います。

 

 空想の世界や子供の頃のイメージを描く楽しさ

改元記念、令和の由来をイメージして描いてみました。高松塚古墳の壁画を元におママを若くして万葉三美人⁉️(3オバさん)にしました。

この改元の頃は日本中が湧き立っていたように思います。そのウキウキ感のまま、装束の裳裾の色を塗り分けるのが、とても楽しかったです。

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上野動物園のシャンシャンが2歳になった時のイラストです。

私が小学生くらいの時に思い描いた空想の世界を描いてみました。

実際はパンダを見に連れて行ってはもらえなかったし、大きなパンダのぬいぐるみは持っていませんでした。それにパンダと一緒におやつをいただくなんて不可能ですもの。

でも、このイラストを描き上げた時、心が癒されたような不思議な感触を覚えました。そして、絵は自分に纏わりついていた澱を落とすために描いてもいいような気がしました。

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まだ私が幼い頃、親子3人でディズニー映画『ファンタジア』を観に行ったときのイメージです。生まれつき視力の弱かった私は 、いつもこんな少し不安げな顔をした幼女だったのではないか…? 過去の自分を見つめ直すような気分で描いた事が思い出深いです。

 

 

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これは現在のオネコと私姉妹のイラスト。

でも、子供の時から私達ってずっとこんな感じだったかも…。

第一子長女のオネコは賢いし、シッカリしているから、いつも旗を振ってボンヤリしている妹を導いていた?

私はなんとなく服従型で、それに従う方が居心地が良かったのでしょう。

今も私は依頼心が強いから、その傾向が拭えません。

オネコの側から見たらかなり異論はあるでしょうが、

そんなイメージで「ウッシッシ!」とほくそ笑みながら描いたイラストです。

 

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 心の風景を描いてみたい…。

老いていく親の姿は、それを追っかけるように歳をとっていく私の心の中に、この先ずっと生きると思います。

記事の場面をそのまま描くのではなく、心象風景に浮かぶ親の姿を、ちょっぴり哀愁を感じながら描いてみたくなりました。そうなると、やはり後ろ姿かと…。

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同じく後ろ姿です。自分で撮影した写真を横に置いて描いたので、それほどデッサンのの狂いはないのではないかと…。 

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落ち葉のエピソードは、記事の内容のまま描いたら、私の精神上よくないような気がしました。でも、何か描かないと気持ちは沈んでしまいそうです。

心の中のイメージを自分なりに昇華できたように思うイラストです。 

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ジジとおママの若い頃を描いてみる 

消えかかった60年前の写真を見ながら描き起こしました。

おママのドレスは忠実だと思いますが、顔は上手く描けませんでした。似ていないのが残念。でも、まぁ良いか…。

ジジの方はわりと似ていると思います。タキシードの型もどことなく昭和な感じがします。

不本意な所も多いのですが、両親の60年を感じながら描けたのは良かったかも…。

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まだ、20代のおママは銀行勤めをしながら芹沢圭介先生(人間国宝 型絵染の染色家)の工房に染色を習いに行っていました。その姿を想像して描きました。

私がまだ中高生の頃、おママが若い時に着ていたグリーンのベストがありました。ウール地で温かく、私は気に入っていました。

「そのベストは元々スカートとお揃いだったのよ。よく着てスカートはダメになったけどね。」

おママがそう言っていたのを思い出して、イラストの中のおママに着てもらいました。

帽子は私が勝手に拵えたものです。

親の若い頃を想像しながら描くのは妙なものですね。

 

昔は結婚と同時に仕事や習い事を止めて家庭に入るのが当たり前だった。

おママはそんな時代に青春を駆け抜け、結婚した世代の人です。

当時のジジの勤務地は小樽だから、ジジに理解があっても染色は習い続けられなかったね。心残りだっただろうね…。切ないね。

そんな事を思いながら、夜中にメソメソしながら描いたイラストです。

デッサン的には「あれ?」ってなところもありますが、キリッと前を向いたおママに描けたかな…?

 

昨日、天袋の箱を整理していたら、芹沢圭介先生の工房に通っていた時の道具が見つかりました。ノートやお道具が綺麗に残っていて、なんと「芹沢」と領収印のある月謝袋まで出てきました。おママはずっと染色を習っていた時代を大切にしていたのでしょう。古い月謝袋を見て、私は胸が熱くなりました。

いづれ、これらの道具類を見直して記事にしたいです。

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 今後の目標

今年はイラストを描く楽しみを知りました。

来年はもう少しデッサンのシッカリした絵が描きたいなぁと思います。

それと同時に、私の心象風景を画面に落とし込めるようになりたいです。

 

自分でも意外だったのですが、私は子供を描くのが好きなようです。

私達姉妹の子供時代を昭和感たっぷりに表現したいし、

両親の子供時代や若い頃の写真を見ながら描いてみたいです。

 

 でも、気負わずボチボチ続けていこうと思います。

あまり睡眠不足にならないように、時間の使い方も見直さないといけませんしね…。

 

私の拙いイラストにお付き合いくださり、ありがとうございます。

おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。

クリスマスを聴いてごらんなさい。ブログ開設3周年になりました。

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(2019年11月13日 アルツハイマー認知症の診断から約12年9ヶ月)

 

光は聴くもの?

 「ねぇ、キレイよ。きいてごらんなさい。」

夕方、とっぷり日が暮れて、寒風が空いた窓から吹き込んでおりました。

「こっちよ」

おママに促されてその窓辺に行くと、煌きながらクリスマスイルミネーションが点滅していました。

「ね、キレイでしょ。」

「ほんとね。キレイに見えるわね。」

 

おママよ、「聴いてごらんなさい」ではなく、

「見てごらんなさい」でしょ。

 

単純におママは見ると聴くの区別がつかなくなっているのですが、キラキラしたイルミネーションの点滅を見ていると、リズムを感じます。

(これは「見る」ではなく「聴く」でも良いのかも…。)

そのキレイを感じるという点では「見る」でも「聴く」でも、あまり違いはないような…。

そんな気がした冬の夕暮れでした。

 

 ブログ3周年になりました。

2017年12月23日に、私は初めてブログに記事を書きました。

⬇︎それはこちら。

右も左も分からない感じで、写真の撮り方もイマイチ。(^O^)

3年前のこの日、私は3年後の自分がブログを続けているとは思わなかったし、

おママが風前の灯ながらも、まだ貼り絵を続けているとは想像もつきませんでした。

harienikki.hatenablog.com

 アルツハイマー認知症の高齢女性が制作する貼り絵を紹介しながら、

私が拙い文章を付けている小さなブログです。

お越しくださる方々のお声は、おママと私達家族の励みになりました。

 

心より感謝申し上げます。

ありがとう御座います。

 

おママが貼り絵を続けている間は、現在のスタイルのままで続けていこうと思います。

もし、おママの新作が途絶えてしまったら、

過去十数年に亘っておママが制作してきた膨大な作品達をアップしようと思います。

どうぞ、これからも宜しくお願い申し上げます。

 

本日アップの貼り絵

 本日アップの貼り絵は「お題方式の貼り絵」でした。

「お題方式の貼り絵」とは

今年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それが出来ない時が増えてきました。

それで、あらかじめ私が作業机に何種類かの紙や切れ端を出して置き、まるでおママが貼り絵をやり掛けていたと思えるようにお膳立てをする事が増えました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。

 

⬇︎こちらが「お題」。

真ん中辺に玉虫色の長方形3本は個性の強い紙です。キラキラ光り、当たる光の加減で色合いが変わります。

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随分前だと思いますが、おママは2017年8月号の銀座百点から「銀座花菱」の広告ページを切り取っていました。それは同号に挟んであったので、その当時のおママは(いつか使ってみよう)と思ったのでしょう。

それで「お題」に加えてみました。

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www.hyakuten.or.jp

www.hanabishi.co.jp

 

 

おママの貼り絵を見てくださり、ありがとう御座います。

伊勢神宮に参拝❗️(番外編)

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(2019年10月8日 アルツハイマー認知症の診断から約12年8ヶ月)

 

 4年ぶり

「はぁ⁉️  年末の大掃除もしないで、このオバさん❗️何やっちゃってるの⁉️」

自分でもそう思いますわ。(^O^)

でも、思い切って娘のアズキと伊勢に行ってきました。

 

4年前にアズキと参拝した時に、御神域を肌で感じ、清々しい空気に触れて感動してしまったのです。

それで、私はうっかり(?)お札を頂いてきてしまったんですね。

勿論、我が家の片隅にですが、きちんとおまつりして、

一応、毎日お参りしていました…。御神酒もお供えしておりましたの…。

 

でも、ここで問題が発生します。

一般にお札は1年で納めて新しいお札を頂かないといけないのです。

 

毎年、お伊勢参りが出来ようか…。

いや、私の生活ではそれは無理。

 

申し訳ない事ですが、我が家にいらした神様のお札には、結局4年間ねばって頂きました。

 

ジジの体調、おママの症状の進行、そしてクレバアの病気。

いろいろあった令和元年の締めくくりに、いざお伊勢参り❗️

来年も頑張るぞー❗️

そんなノリで伊勢神宮に参拝してきました。

 

 伊勢参り

まずはこちらの写真から…。御朱印を頂きました。嬉しい…。

神宮ならではの御朱印で、印形の上に文字は書かれません。以前千葉県の香取神宮で頂いた御朱印もこのタイプでした。(^O^)

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正午に近鉄宇治山田駅に到着した私達は、直ぐバスに乗って外宮へ向かいました。

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最初に 正宮である豊受大神宮に参拝。こちらは撮影禁止です。

その後、境内を回り多賀宮月夜見宮、土宮、風宮に参拝します。

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 外宮の参拝が済んだら、内宮に行くバスの時間を確認してから、赤福外宮前特設店で休憩。

アズキと赤福を一皿づつ賞味して、それをお昼ご飯にしました。⬇︎

相変わらず、あんこが美味しい。(^O^)

赤福はかなり腹持ちがいいので、本格的な昼食は内宮参拝後にしようと思いました。

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内宮に到着。

宇治橋の前に立つと、ようやく来られた!という感じがします。

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まずは、 内宮も正宮である皇大神宮参拝。こちらも絶対撮影禁止です。

私は風日祈宮(かざひのみのみや)へ至る道々の雰囲気が好きです。

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 特にお参りを済ませて、正宮の方向に戻る時の景色が好き。⬇︎

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 外宮と内宮の正宮に拝礼した時、また無事に来られたことに感謝しました。

それは色々問題はあっても、紛いなりに私が伊勢旅行をすることができる状況が有難いのです。

 

クレバアは胃がんを抱えながらも、寝込んではいません。自宅で自分のペースで暮らしています。

足腰弱くなったと言っても、ジジはおママを支えながら、何とか自分達で出来ることはやろうとしてくれています。

もう、感謝しかないです。

 

そのような感謝と、良い状況が少しでも長く続いてくれる事を願って、お参りしてきました。

 

それで、今回も新しいお札を頂いてきました。

だって、4年もおまつりしてきたんですよ。いなくなったら寂しいじゃないですか。

*1

また4,5年ねばって頂きます。

でも次回は、アズキは独立して一緒でないかもしれませんね。

「その頃はもう結婚して、旦那さんとお伊勢参りをするんだね。」

「でもさ、4年前も次は彼氏となんて言いながら、またお母さんと来ちゃったしね。

案外…次回も…。」

それはどうなるかわかりませんね。(^O^)

 

内宮参拝後の昼食も何故か、また赤福

今度は本店で1皿づつ食べました。どんだけ赤福が好きなんだか…。

嗚呼、赤福はあんこもお餅も美味しい…。

赤福は腹持ちがいい。*2

 

その後、名古屋に向かう近鉄特急が人身事故の影響で1時間半停車してしまったり、

翌日の観光の途中で、アズキが使っていた高価なイヤホンが壊れてしまったり、

何だかんだと、バチに当たりながら、東京に戻ってまいりましたとさ…。(^◇^;)

 

www.isejingu.or.jp

 

www.akafuku.co.jp

 

本日アップの貼り絵

 おママが使った主なパーツの材料はこちらです。

小津和紙で購入したおママのお気に入り。⬇︎

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 そして、この手提げ袋です。

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www.ozuwashi.net

 

www.bankaku.co.jp

 おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。

*1:o(^∇^)o

*2:o(^∇^)o

インスタグラムを始めて2年たちました❗️

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(2018年9月27日 アルツハイマー認知症の診断から約11年7ヶ月)

 

今年の反省

そろそろ2019年も残り10日余りとなりました。

いくら己を顧みない私でも、少しは振り返ってみる時期かなと思います。

特に12月はブログを開設した月ですし、これから今年のまとめのような記事をアップしていこうと思います。

 

まずその第一弾❗️

インスタグラムについてです。

 

2017年12月、丁度ブログ1周年から始めたインスタグラム。

2018年は活発に投稿しておりましたが、2019年は少々ペースが落ちてしまいました。

2019年1月1日から本日まで、33枚。

その前年が136枚ですから、少なっ‼️

その原因は私の夏バテと更年期障害だと思います。

 

7月9日から10月2日まで、ドーンと3ヶ月近くサボりました。

そして秋になり、ある方からコメントを頂きました。

 

「最近、新作がアップされませんが、お母さまお元気でいらっしゃいますか。」

 

面識にない方なのですが、インスタグラムでおママの貼り絵を見て下さり、気に懸けて心配して下さったのです。本当にありがたい事だと思います。

 

私は反省しました。

(やはり、見てくださる方もいらっしゃるのだし、また再開しなくちゃ。)

改めて見返せば、インスタグラムはおママの貼り絵を常時展示している画廊のようなものです。

その後、ペースはゆっくりですが、投稿を続けております。

 

この年末も、2019年にインスタに上げたものの中から「いいね」をたくさん頂いた作品をご紹介致します。

 

それらは、今年1月頃にアップしたので、おママが2018年秋に制作したた貼り絵です。もしかしたら、ご記憶にある方もいらっしゃるかもしれません。

 どれも2018年9月に制作されました。

恐らく偶然ではなく、この時期におママの制作意欲と感覚が冴えていたのだと思います。この3枚だけでなく、ファイルの中には珠玉の作品が並んでおりました。

 

堂々の第1位

81いいね

本日、トップを飾っている貼り絵です。

おママは何の気なくテッシュボックスを解体し、切り抜いて貼っただけだと思います。

 でも、印刷されているグラデーションを上手く活かしているのですね。

すっきりとしたデザインで、「いいね」が多かったのも頷けます。

harienikki.hatenablog.com

 

 第2位

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 (2018年9月1日 アルツハイマー認知症の診断から約11年7ヶ月)

80いいね

展覧会のチラシを活用した作品です。

だいぶ昔から実家にあった平紐と組み合わせた楽しい作品です。

 

harienikki.hatenablog.com

 

 第3位

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 (2018年9月25日制作 アルツハイマー認知症の診断から約11年7ヶ月)

77いいね

 中央のグリーンはかつておママが自分で染めた紙を使っています。

まだ「おママ染め」(^O^)のマーブル紙もあるので、なるべく作品にしてもらえたらなと思っています。

harienikki.hatenablog.com

 

⬇︎こちらです。

 来年は熱心にインスタグラムに取り組んでみようと思います。

よかったら、お立ち寄りくださいませ。m(_ _)m

https://www.instagram.com/shionhematite/

 

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harienikki.hatenablog.com

 

 おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。