アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

鼻血が出るよ‼️

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(2020年9月11日 アルツハイマー認知症の診断から約13年7ヶ月)

 

仕返し⁉️

9月13日の金曜日

え⁉️13日の金曜日⁉️(^◇^;)

今回の記事はタイトルからして不穏ですね。

でも大丈夫です。バイオレンスの要素は皆無ですから。(^O^)

昨日の夕方、オネコは実家の庭仕事を終え、おママも貼り絵を2枚仕上げて休憩タイムになりました。

「チョコレート食べる?」

ジジが嬉しそうに大きな板チョコ(恐らく業務スーパーで買ったと思われる)を出してきました。ジジはバキバキ割って差し出すのですが、それはひとカケが4センチ四方くらいありました。

「大きすぎるわよ❗️」

少食のオネコが驚愕したので、私はそれらをお皿の上でお上品に(⁉️)小さく切り分け、2センチ角のかけらが10個くらいになりました。

すると、おママはすかさずお皿の上のチョコレートを摘み食べ始めました。

 

食べても直ぐに食べたことを忘れてしまいます。

おママは歯止めが効きません。

ジジ、オネコ、私が一切れづつ食べて、残りを全ておママが平らげたのです。

「やだわ。そんなに食べたら鼻血が出るって…。」

オネコに嗜められても、おママは意に返しません。

あれよあれよと言う間にお皿の上のチョコレートがへっていきます。

「ちょっと、やめて、

食べ過ぎたら鼻血が出るってば❗️」

おママが言うことを聞かないから、オネコの方も力が入ります。

「チョコレートをそんなに食べたら、

鼻血が出るわよ❗️」

私はそれを聞いていて、可笑しくなりました。

 

チョコレートを食べすぎると鼻血が出る。

 

このフレーズを聞くのが随分久しぶりで、なんだか懐かしくなりました。

これは、子供の頃にオネコがおママから散々言われた事です。

オネコも少し可笑しくなったようで、

「昔の仕返しで、うんと言ってやるわ」

と言いながら、笑っていました。

  

チョコレートと鼻血

私の記憶では、昭和40年代。

オネコは小学生、私は幼稚園児くらいだったと思います。

当時、庶民の家庭では、チョコレートは贅沢なオヤツ。常備しているお菓子ではなかったでしょう。

たまに姉妹で板チョコを分け合って食べる機会があったら、テンションが上がったものです。そんな時、おママはよく言っていました。

「チョコレートを食べると、また鼻血が出るわよ。」

最初に聞いた時、幼い私には、その言葉が謎でした。

 

でも、実際にチョコレートを食べている最中に「あ‼️」なんて言いながら、オネコが鼻を触ると鼻血が出ていた。

そんな事が何度かあったのです。時にはポタっと服の胸元に血液が落ちるたりして…。

 

www.chocolate-cocoa.com

(↑)こちらを読んでみますと…。

チョコレートを食べ過ぎて鼻血を出すというのは、医学的には根拠がないそうです。

しかし、チョコレートには血行を良くする物質が含まれているので、全く可能性を否定する事も出来ないようです。

当時のおママにその知識があったかどうかは不明です。

チョコレートをたくさん食べただけで娘が鼻血を出してしまう❗️

これはとても心配だったでしょう。

だから、おママはオネコに対して少々神経質に、何度も言っていたのだと思います。

 

「チョコレートを食べすぎると、鼻血が出るわよ‼️」

 

今はおママの方がオネコに言われているのです。

気の毒ですね。

でも娘に心配してもらえて、しあわせ者ですわ。(^O^)

 

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あ‼️出た‼️


 

本日アップの貼り絵

チョコレートの話だったので、雰囲気が合うかなと思って選びました。(^O^)

 

「お題方式の貼り絵」です。

 「お題」は同じ9月11日に制作された(↓)こちらと同じです。

harienikki.hatenablog.com

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 (↓)最初はこんな感じでした。

今回は既に切ってあるカエルと小型折り紙をそのまま使っているので、いきなり構成に入りました。楽しそうです。

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 (↓)ところが、貼り出したら早速、構成は変わってしまいました。(^O^)

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 <制作動画>

糊付け編です。大まかなデザインなので、おママも貼り易かったようです。


2020年9月11日 おママの貼り絵制作動画

 

 (↓)最終的に小さいパーツを付けたくなりました。

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今回の作品の中央に鎮座するカエルさんは、名古屋銘菓「カエルまんじゅう」の包装紙でした。

昨年12月にアズキと出掛けた伊勢詣の帰りに買いました。

期間限定の「チョコあん」です。わたし的には「こしあん」の方が好きですが、とても美味しゅうございました。*1

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おママは 昨年12月に何枚もカエルを切り抜いていて、今回はそれの残りだったと思います。

 

www.aoyagiuirou.co.jp

おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。

*1:o(^∇^)o

クラフトパンチ❗️👊

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(2020年9月28日 アルツハイマー認知症の診断から約13年7ヶ月)

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(2020年9月28日 アルツハイマー認知症の診断から約13年7ヶ月)

 

 おママの貼り絵制作を、振り返ってみると…

おママが貼り絵を始めたのは、アルツハイマー認知症の診断前の、恐らく15年くらい前だと思います。

あくまで、推測でしかないのは、姉のオネコも私も家を出ていて子育てに追われ、詳細におママの活動を把握していなかったからです。

 

裏面に日付の記入された最も古い作品は2006年、2007年頃。

制作日の記録を残すようにと、オネコがおママに勧めたのは、貼り絵制作が始まってしばらくしてからです。

おママは2004年に初期の肺がんが見つかり手術しました。その前後から記憶力が衰え始め、それまで楽しみで続けてきた革工芸や製本が出来なくなりました。

そして、ハガキに様々な形や色の紙を構成して、手軽に楽しむようになったのが、

「おママの貼り絵」の原点です。

 

広告チラシや包装紙、好みの千代紙やマーブルペーパーを使いながら、長い年月おママは貼り絵を楽しんできました。

その枚数は正確に数えていませんが、4000枚に上ると思います。

その中でも、クラフトパンチで型抜きをした図形やモチーフなどを組み合わせてデザインした作品は多数あります。均一なパーツを何枚も作り出せるのが魅力だったのでしょう。

 

(↓)2006年頃。渦巻き2種のクラフトパンチ、大きい円形は革工芸時代に使っていた金属の型抜き、小さい円形は恐らく広告写真からハサミで切り抜いたのでしょう。

harienikki.hatenablog.com

(↓)2006年頃。葉っぱ型と大きな円形はクラフトパンチ。小さな円形は革工芸時代に使っていた金属の型抜き、菱形は自分で切ったものと思われます。

harienikki.hatenablog.com

 

紙を無駄なく型抜きたい。

色や模様の出方に拘るおママです。思い通りの位置で型抜きたい。

そのためにおママはクラフトパンチの裏技まで編み出していました。

harienikki.hatenablog.com

 

ここ数年でも、おママはクラフトパンチを見れば、ご機嫌でバンバン型抜きをして、その後は貼り絵の材料に活用していました。

それで、私は「お題」に窮するとクラフトパンチに縋ってきたのです。(^O^)

 

 既に消え失せにけり…

それで、今年の9月末に久々にクラフトパンチを出しておママに見せると、

「あら、これ、なぁに?」

嗚呼、お忘れですね。仕方ありません。

「クラフトパンチというもので、綺麗に形が切り抜けるのです。」

「そうなの?よく分からないわ。」

あれほど壊れるほど使い込んでいたのにねぇ。

でも、落胆する必要はありません。やればいいのです。(^O^)v

 

この日の「お題」はこちらです。(↓)

一昨年、私の友人が「お母さんへ」と下さった外国の包装紙です。今まで何回か貼り絵に登場しましたが、今回再登板です❣️

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 「どうするの?これ…。」

「紙を挟んで上からバン❗️と押すんですよ。」

「え、えーー。」

まるで初めての体験のようです。

箱の中には十数個のクラフトパンチがありますが、

「あなた、こんなにたくさん、持ってきてくださったの?」

昔、おママが好んで買い集めたんでしょうが‼️👊

と言いそうになりましたが、じっと堪える私…。(^◇^;)

 

でも、おママはやりだすと楽しいようで、調子良く型抜きを続けました。

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 「緑の紙でハート形も抜いてみましょう。」

「ハートって?」

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(↑)おママの裏技、逆パンチ👊‼️

ハート形は分からなくても、綺麗に型抜きできました❗️

 

さぁ、ハガキの上で

型抜きされた花もハートも、机の上ではただの紙片です。

しかし現在でも、白いハガキの上に移せば、

それはデザインを構成するパーツに一変します。

 

私はこの「お題」を決めた時、

(この花とハートはどんなにバラバラに配置したとしても、それなりに可愛く見える❗️)

と考えていました。

しかし、さすがのおママ。上記の2006年の作例ほど洗練されてはいなくても、規則性を持った配置を目指し始めました。

 

(↓)こんな感じです。但し❗️この通りに糊付けできるかどうかは…神のみぞ知る…。

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2020年9月28日 おママ制作動画① 1枚目の糊付け

<動画① 1枚目の糊付け>

花形はかなり薄い紙だったので、貼るのにとても難儀していました。

それでも、おママは一生懸命に取り組んでいました。

貼りながらパーツを落としたり…。貼るたびに構成が狂っていくのを微調整したり…。

動画を撮影している私もハラハラでした。

 

2枚目に取り掛かると、短時間で(↓)のデザインが決まりました。

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 おママは四隅を指差しながら、

「ここと、ここと、ここと、ここはこんなふうにしようかしら。」

おママは手持ちの折り紙を三角に切って合わせています。(↓)

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2020年9月28日 おママの制作動画②

<動画② 2枚目の糊付け>

四隅の三角形を貼っているうちに、キレイなV字型のデザインが破壊されてしまいました。

そこから、おママの迷走が始まります。

花形は5枚なのですが、6枚あると勘違いして悩んだりしていました。

 

ジジの「もう1つあるよ❗️」というような声も入っております。

私は撮影に疲れて制作が終わらぬまま動画は終わっています。(^◇^;)

 

結局、V字から四角のデザインに変わってしまいました。

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 全部貼り付けた後に、ようやく1つ花形が残っているのに気がつきました。

それをおママは中央に納めて、出来上がり‼️

相当くたびれたようで、終了後のおママはぼんやりしていました。

お疲れさま〜。(^O^)V

 

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。

色の概念と色の名前

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(2020年8月14日 アルツハイマーの診断から約13年6ヶ月)

 

8月14日、クジラを切っている時

「黒い線の上を切ってみましょう。」

私がそう言うと、おママのハサミを持つ手が止まりました。

「え? なに? くろ?」

この時初めてでした。

おママの唇から色の名前が失われているのに気が付いて、私はひどく驚きました。

 

それだけでなく、「線」と言う言葉も理解できませんでした。

どうやら「赤」「青」も,色の名前が出てきません。

それなのに、おママったら…。

大きな「青」の隣に小さな「赤」「黄色」を配置して、画面を冴え冴えと彩る事は出来るのね。

「色の名前」は失われつつあるのに、言葉ではない色の概念」は生きている…。

 

人間って不思議です。

人が生まれて、色の違いや識別が理解できるようになるのは、いつからなんでしょう。

3歳ごろかしら?

私が娘のアズキの子育てに追われていた時期に、そう聞いたことがあります。

個人差があるのでしょう。アズキはもっと早かったように思います。

色の違いが分かるようになっても,色の名前は誰かが教えてあげないと、幼児は青を見て「あお」とは答えられません。

今のおママはその段階なのでしょうか。

 

しかし別の日には、貼り絵をしている最中に突然、

「こことここに赤を付けるか?」

なんて言う事が稀にあるので、まだおママの頭から「色の名前」が完全に失くなったわけではないんですね。

「まだらボケか❗️」

それに気が付いて、私は少し胸を撫で下ろしました。

 

「色の名前」を忘れても貼り絵は出来るでしょう。

でも「色の識別」「色の概念」が失われたら、きっと難しくなりますね。

綺麗な色や素敵な紙をいっぱい見て、その時を少しでも先延ばししたいと思います。

 

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いろいろ色

 本日アップの貼り絵 

今回も「お題方式の貼り絵」です。

「お題方式の貼り絵」とは…。

昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それで、あらかじめ私が「お題」と称して何種類かの紙を用意することが多くなりました。そして、他に組み合わせする紙片をおママに選んでもらってから、切り貼りを楽しんでもらうようになりました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。

「お題」はこちら。(↓) 

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 8月10日に赤いアクリル絵の具が包まれていたお魚さん達です。

 

harienikki.hatenablog.com

 (↓)この写真は8月10日に撮影したもので、今回のお題は「残り物」です。

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8月14日❗️ 

さぁ、大きなクジラを切り始めました。

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 そこで、上記の会話が入るのです。

「黒い線の上を切ってみましょう。」

私がそう言うと、おママのハサミを持つ手が止まりました。

「え? なに? くろ?」

しかし。切っているうちに、おママはどうしても綺麗に切りたくなってしまいます。

そして、「線」「黒」も理解しないまま、黒い線に沿ってハサミを進めていました。

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<動画①>

おママはカニを丹念に切っています。


2020年8月14日 おママの貼り絵制作動画① カニを切る編

 

(↓)ホタテも使いたいようです。

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 <動画②>

糊付け編です。

今回は大まかなデザインなので、おママは迷うことはありませんが、大きなクジラをハガキからはみ出さないように慎重に貼っていました。

「Whale」という横文字にとても興味を示していました。

分からないながらも発音しているます。私は読み方を聞かれたのですが、

「後でオネコさんに聞いてね」と逃げました。

「ホエール」と答えようかと思ったのですが、動画の音声の中に、私のめちゃくちゃひどい発音が残るのに躊躇いがありまして…。(^O^)笑


2020年8月14日 おママの貼り絵日記制作動画② 糊付け編

今は季節外れになりましたが、制作日は8月。

夏らしい作品になったと思います。

 

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。

ジジと「痔核ゴム輪結紮術」

 

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 (2020年8月31日アルツハイマー認知症の診断から約13年6ヶ月)

ジジの痔…

もう1年も経ってしまったのですね。

ちょうど去年の10月中旬から11月にかけて、ジジは散々な目にあっていました。

発端は転倒による右手の怪我。しかし、利き手の怪我は思わぬところに影響が出てきました。

ジジは長年、内痔と付き合ってきました。

排泄の度に肛門からに飛び出すので、それを納めなければならなかったのです。

それが、右手の怪我で自ら内痔を肛門に納める事が困難になり、悪化してしまいました。排便の時だけでなく、立ち上がったり歩いたりするだけで出てきてしまう。

それは地獄ですわ…。

にっちもさっち行かなくなり…。私も関わり,父娘で流血の惨事に至りました…。

 (↓)読み返すと、懐かしさより凄惨さが蘇る…。ぶるぶるぶる。(°_°)

harienikki.hatenablog.com

 

昨年時点で、ジジは90歳を過ぎた高齢でした。そして、認知症歴12年を超えたおママを抱えていたので、本人も私たち姉妹(オネコ・私チャーコ)も、入院の必要がある切除手術は全く望んでいませんでした。

 しかし、右手の怪我は回復してきたけど、痔の方はこのままでは生活に支障があり、生涯苦痛と生きなければなりません。

そこで、オネコがネットで痔を専門に扱うクリニックを見つけてくれました。

幸いそちらは実家からタクシーで行かれる距離。

 いざ‼️GO TO‼️クリニック‼️

daichou.com

 

ジジの痔の治療

結論から言うと、ジジは11月中旬から本格的に始めて、今年の1月に内痔の治療を終了しました。

そして、お陰様で今は脱肛などの症状は無くなりました。

良かった‼️(^O^)v

 

 

クリニックで専門の先生に診てもらうと、ジジの内痔には「痔核ゴム輪結紮術」が一番番適しているとの事で、初診のその日から処置を受けることができました。

この治療法ってとてもシンプルである意味原始的なんです。(^O^)

 

肛門の内側に出来た内痔核の根本に特殊な器具を使って安全にゴム輪を掛けて縛ります。

痔核は1〜2週間ほどで自然に壊死し、排泄の時などにゴムもろとも脱落します。

内痔核は肛門の内側に出来ており、直腸の粘膜に覆われています。だから痛みは殆どなく、麻酔も使いません。

傷口の炎症止めにロキソニンと注入薬が処方されました。

内痔核が複数ある場合は、前回の処置による傷が癒えた頃に、他の内痔核も「痔核ゴム輪結紮術」を受けます。

 

ただ、1週間ほどは肛門のあたりに傷を抱えているのと同じですから、人によっては痛みが強くなることもあるそうです。

ゴム輪で結紮した後1週間は旅行や遠方への出張、大きな行事など無いようなスケジュールを組んで処置を受けた方が良いようです。

 

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ジジは内痔を数個抱えていました。

そのため傷口が癒えたら、残った内痔核にも同じ「痔核ゴム輪結紮術」を行いました。

それは1ヶ月に1度のペースです。

ジジの場合、昨年11月,12月,今年1月の処置で終了しました。

痛みは少ないとはいえ、個人差があるようです。

ジジは初回に引きつれるような痛みが少しあったようですが、我慢出来ないほどのものではありませんでした。

壊死した内痔核がいつ落ちたのか、分からないほどです。生来、医者の言うことはよく守り、薬もきっちり処方通りに飲む性分が幸いしたのかもしれません。

 

 

「なんだ…こんな簡単なら、もっと早くやれば良かった。」

 

1年後の現在、新たな内痔核ができているようでも無いし、精神的に辛かった面が取り除かれて、本当に良かったと思います。

相変わらずの便秘症ですが、掛かり付け医から酸化マグネシウム(マグミット錠)を処方してもらっています。

 

ジジは大きめの内痔だったので、この「痔核ゴム輪結紮術」でしたが、小さければ注射で治す場合もあるようです。

しかし、外痔は皮膚で覆われているので痛みが強く、麻酔して切除など他の治療法になるそうです。

痔の治療法も色々あるんだなと、つくづく思いました。

どんな治療を行う医療機関なのか、どんな治療法があるのか…。

今はネットでも調べられるので、気になる方は検索してみてください。」

ジジの場合は、適切な痔の治療法に出会えて幸運だったし、高齢でも諦めずに良かったと思います。

 

aria.nikkei.com

 

 本日アップの貼り絵

雨降って、痔、固まる…。

いえ、地、固まる…。

それでこの貼り絵を選んでみました。(^O^)

 

「お題方式の貼り絵」です。

「お題方式の貼り絵」とは…。

昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それで、あらかじめ私が「お題」と称して何種類かの紙を用意することが多くなりました。そして、他に組み合わせする紙片をおママに選んでもらってから、切り貼りを楽しんでもらうようになりました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。

「お題」こちらです。(↓)

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2007年春頃の『銀座百点』 に掲載されていた広告です。

おママは気に入った広告写真を切って保存していました。貼り絵の材料にしようと思ったのでしょう。これはその中の一枚です。

「THE GINZA」は資生堂の子会社です。これは衣料品などのブティック時代の広告だと思います。

 

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さぁ、切り抜いてみましょう。冴え冴えとした綺麗な黄色を、おママは傘の周りにしっかりと残しています。

 

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「傘の周りにどの紙を使いましょうか?」

「そうねぇ…。」

おママが迷わず手にしたのは青い播州板締め染めの和紙(小津和紙で購入)でした。

(これですか…。完全に反対色だ。)

私はちょっと不安になりました。超派手な作品になりそうです。

 

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ハガキにベタっと被せたいそうです。

おママに迷いは一切ありません。

 

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真ん中にドカンと傘を貼るそうです。

全く躊躇がないので、私の方が怖気付きそうでした。

貼り終えたところで、

「もう、出来上がりですか?」

と聞いたら、おママは首を傾げました。そして四隅を指差しながら、

「ここ、ここ、ここ、ここに 何かを持ってきたいわ。」

そうですか…。何を持ってくるつもりなのか…。

私はクリアファイル(上の写真で右下に写っているファイル)の中から、おママに選んでもらいました。

 

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おママが選んだのは、この小津和紙の千代紙でした。

「派手…いえ、華やかですね…。」

「そうかしら。」

そうですよ、おママ。超絶に派手でしょうよ‼️私は絶対に出来ないわ。

 

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でも…、確信を持って四隅に配置していく様子を見ていたら、

「これ、良いんじゃないかな。」

そう納得させられてしまうチャーコでした。(^O^)

 

関連作品です。(↓)

harienikki.hatenablog.com

 

www.hyakuten.or.jp

www.ozuwashi.net

おママの貼り絵を見てくださり,ありがとうございます。

87歳になりました。*\(^o^)/*

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(2020年5月13 アルツハイマー認知症の診断から約13年3ヶ月)

 

お誕生日会

おママはさそり座の女。11月生まれです。

毎年、おママの誕生日の頃に、ジジ、おママ、オネコ、私の4人でケーキを食べるのが恒例となっております。

ケーキって、もちろんカットされたものですが、買うのはやはり特別の日だけですね。

今年は9月の敬老の日にもケーキでした。

体型と体重が気になる我が身ですもの。れっきとした口実がないとケーキは食べられませんわ。

秋になってから2度目のケーキ。嬉しいなぁ❣️

 

危険なひと❗️

昼食後、オネコがケーキを買って来てくれました。

その箱をダイニングテーブルに載せたところから、おママは興味津々。

私がお皿やカップを用意していると、

「これ何かしら…」

おママったら、ケーキの箱を両手で顔の高さまで持ち上げているではありませんか❗️

しかも、箱の側面を見たかったらしく、かなり傾けているのです。

「お母さん。お願いだから止めて〜。」

私はそっとおママから箱を受けとりました。

「これからお母さんのお誕生日のお祝いをするのよ。だからケーキを買ったの。」

「へぇ、そうなの?知らなかったわ。」

勿論、おママには「お母さん」が誰なのか、「お誕生日」の意味するところは理解できていなかったようです。

でも、箱の中のケーキを見た時は、とても嬉しそうでした。

 

私はケーキを前にしている写真を撮ろうと、おママにスマホを向けました。

すると微笑みながら私の方に視線を送っていたのに、いざシャッターを切る段になると、不意にオネコの方を向いて笑っています。

「はい、もう一度撮りますよ〜。こっち向いてください。」

しかし、ケタケタ笑いながら、又してもレンズから視線を外してしまいました。

オネコから見て、おママはわざとカメラから目線を外して笑っていたそうです。

 

恥かしかったのかしら?

それとも、イタズラ心だったのでしょうか?

ま、どちらでもいいです。

おママ、87歳のお誕生日、おめでとう。

 

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私が写真を撮ろうとしたのに、こっちを向いてくれない…。

いつもと少し違うタッチで描いてみました。

 

harienikki.hatenablog.com

harienikki.hatenablog.com

 

本日アップの貼り絵

おママのお誕生日記念にふさわしい、綺麗な作品を選んでみました。

主な材料はこちらです。(↓)

上野風月堂さんの大変ステキな包装紙です。昨年も貼り絵に使っていました。

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 今回はその残りが見つかったので、「お題」にしてみました。

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「お題方式の貼り絵」とは…。

昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それで、あらかじめ私が「お題」と称して何種類かの紙を用意することが多くなりました。そして、他に組み合わせする紙片をおママに選んでもらってから、切り貼りを楽しんでもらうようになりました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。

 

この日のおママは綺麗な紙を手にして、とても意欲的でした。

1時間余りで、一気に3枚を連作したのです。

トップの貼り絵は連作に2番目でした。

 

①第1作目

気の向くままハサミを入れるおママ。(↓)

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他の紙も使ってみたい…。

気になったのは6角形と桜の花びら模様の折り紙です。

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(↑)6角形はこの小津和紙の紙袋からとりました。

 

緑色の三角形を足すようです。(↓)

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完成❗️春の雰囲気ですね。

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(2020年5月13 アルツハイマー認知症の診断から約13年3ヶ月)

 

②第2作目

(↓)前作で残った大きなアーチ型をドカーンとハガキに貼りたいようです。

綺麗なものは綺麗なまま使いたいのでしょう。

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おママは合わせる紙に悩んでいました。

包装紙や千代紙を何枚も挟んでいるクリアファイルから、おママが選んだのは大好きなマーブルペーパーです。その模様に沿ってハサミを入れたら不思議な形になりました。(↓)

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完成‼️

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③第3作目

1作目,2作目の残りを迷わず配置していました。

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完成‼️

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(2020年5月13 アルツハイマー認知症の診断から約13年3ヶ月)

 

過去にはこんな作品もありました。

harienikki.hatenablog.com

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おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。

 

 

記憶についてNo. 43 歌はきらきら星のように

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(2020年3月13日アルツハイマー認知症の診断から約13年1ヶ月)

 

 長崎の鐘

10月23日金曜日の昼頃。

朝の連続テレビ小説『エール』では山藤太郎(モデルは藤山一郎)を演じる俳優の柿澤勇人さんが長崎の鐘を歌唱しました。

その前奏部分を台所で聞いていたおママはいきなり言い出しました。

「私はずっと前から、この曲大好きなのよ。」

そして、柿を剥きながら「ふんふん♪ふんふん♪ふんふん♪」とハミングした後に、

あのクライマックスがくると、包丁の手を止めて、

「あゝ,長崎の、鐘はなる〜♬」

絶唱したのでありました。

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おママ、長崎の鐘がそんなに好きだったのか…。知らなかったわ。

 

 ひ孫ちゃんと歌う

 10月の下旬、ジジ愛用のパソコンが満足に起動しなくなりました。

「寿命かね…。」

「かもね…。」

ジジは一応ネットでニュースや当ブログも見ますし、趣味の短歌は「一太郎」で書いています。ですから、すっかり肩を落としていました。

 

それで、10月25日、日曜日にオネコの長男ユウゴ君(私の甥)が様子を見に来てくれました。それも息子のイッセイちゃんを連れていたので、ジジもおママも嬉しかったでしょう。

彼はもうすぐ2歳の可愛い盛りですもん❣️

 

恐らくですが、おママにとってイッセイちゃんが自分の曾孫であるという認識はないと思われます。

しかし、おママは外で出会す見ず知らずの子供でも可愛くて仕方ありません。直ぐに声を掛けてしまうくらいですから、自分の家に遊びに来てくれたイッセイ君は目に入れても痛くないはず‼️(←実際はかなり痛いわ)

ユウゴ君とジジがパソコンに掛かりっきりになっている間、イッセイちゃんはオネコとおママと遊んでいたそうです。

 

オネコが孫を抱っこして古いピアノの前に座り、

『きらきら星』を弾くと、

「きや、きや…きや、きや…♬」

と舌足らずではありますが、イッセイちゃんは可愛く歌ったそうです。

(保育園で習ったのかな?)

とオネコが思っていると、台所からおママの歌声が聞こえてきました。

 

「きらきら光る お空の星よ…………きらきら光る お空の星よ♬」

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(おママが歌ってる‼️)

恐らく、途中は「ふんふん♪ふんふん♪ふんふん♪ふん♪」とハミングだったのでしょう。

 

でも認知症の診断から13年です。夫も娘たちも名前はおろか家族かどうかも怪しくなっている状態なのに、曲を聴いて『きらきら星』が出たのには、私もちょっと驚きました。

 オネコは嬉しそうにこの話をするのを聞きながら、私はふと思いました。

デイサービスでも、おママはよく童謡などを歌唱に参加するそうですから、元来、歌が好きなのでしょう。

 

それでも、歌は音楽に合わせて声も出しますし、脳に良い働きかけをするのかもしれません。思い起こせば、おママが突然歌う事は以前もありました。

 

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 かなり朧げではあっても、歌や音楽が記憶に残りやすいのかしら?

それとも、音楽は海馬の奥に沈んだ記憶を呼び覚ますのでしょうか?

 

「もっと、家でも歌を聞かせたいね。」

ジジの言う歌とは童謡や唱歌でしょう。

「CDもプレーヤーもないしね…。これから買うのもね…。」

ジジも新たなお買い物は気乗りしないみたいです。パソコンはユウゴ君がお古を譲ってくれるとか?そんな話もありますが、まだ未解決状態ですしね。(^◇^;)

 

でも、考えてみれば‼️

今の世の中、YouTubeという強い見方があるじゃないの‼️

子供向けの童謡のチャンネルも、高齢者向けの歌詞を大きく見せている唱歌のチャンネルもあるみたいです。

最近では、すっかり休眠状態のジジのスマホを使ったらいいのよ。

 

おママの脳味噌を刺激してやろうと画策中のチャーコであります。(^O^)

 

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 本日アップの貼り絵

きらきら光る、記憶の欠片のように感じて、この貼り絵を選んでみました。

 

 これも「お題方式の貼り絵」です。

「お題方式の貼り絵」とは…。

昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それで、あらかじめ私が「お題」と称して何種類かの紙を用意することが多くなりました。そして、他に組み合わせする紙片をおママに選んでもらってから、切り貼りを楽しんでもらうようになりました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。

「お題」はこちらです。(↓)

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実はもママはこの前にこちらの貼り絵も制作していました。(↓)

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夕方、私は翌日にでも(おママがやってくれたらいいなぁ)と思い、 この日の残り物を作業机の上に広げておいたのです。

そうしたら、気が向いたのか、直ぐに取り掛かっていました。

 夕方だったので、私も忙しくてほとんど写真が撮れませんでした。(^◇^;)

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 おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。

月末企画❗️今月のイチ押し‼️(2020年10月版)赤い靴を履いたイーナ

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(2020年10月16日 アルツハイマー認知症の診断から約13年8ヶ月)

 

『月末企画❗️今月のイチ押し』とは…。

 このシリーズはその月におママが制作した貼り絵の中で、私やオネコが1番気に入った(面白いと思った)作品をご紹介するものです。

「月末企画❗️今月のイチ押し‼️」というカテゴリーがあるので、もし、ご興味があれば、他の月の「イチ押し」もご覧下さいませ。m(_ _)m

 

おママは10月30日現在で19枚の貼り絵を制作しました。

ここ数ヶ月、おママは殆ど私が居る時だけしか貼り絵の制作をしません。

それでも、私が貼り絵に使う紙やハサミなどの道具を持って、

「今日はこれで一緒に遊びましょう」 

と持ちかければ、おママは嬉しそうにのってきます。

 

そして、 私の用意した「お題」や沢山の千代紙や包装紙の中から、おママが興味を持つものを一緒に選んでから貼り絵をすると、私の予想だにしない画面を構成していきます。

しかし、おママは自分の構成したパーツのを糊付けのために持ち上げると、戻す場所を忘れてしまいます。

それで、 時には糊付けの時、パーツが動かないように押さえるようなお手伝いもします。

私はいつもデザインがどんどん変化するのハラハラしながら眺めているのですが、それも楽しいものです。(^O^)

 

 

 

毎月、オネコと私が「今月のイチ押し‼️」を選ぶ判断基準は⬇️こんな感じです。

 

①綺麗もしくは興味深い作品。

②制作エピソードがある。

③制作途中の写真があれば尚良し。

④おママの独自性が強い作品 

 

2020年10月版の「今月のイチ押し」はどうでしょうか?

最近のおママはあまり細かい事はしなくなりました。それで、概ね綺麗な作品が多かったのだと思います。

「えっ⁉️ なのにこれ?」

と思われる方もいらっしゃるかも知れません。

いくつか候補はありましたが、1番おママの独自性が高い作品を選んでみました。(^O^)

 

オネコと私の「イチ押しミーティング」の時。私は補足説明をしました。

「夕飯の支度が忙しい時間だ帯だったから、私はおママがこれをやっている時にほとんど様子も見て上げられなかったのよ。作業机の上にあった残り物を組み合わせて、おママが一人っきりで、完成させた作品なのよ。」

それを聞き、オネコも納得。

「そうなの? 面白いわよね。まるで前衛芸術みたいだわ❗️」

 

 

そうなんです。今月の決め手は、「これはなんだろうね」と想像力を掻き立てられる点でした。

 

皆さんは、この作品が何に見えますか?

昆虫?

私はちょっと違います。

左下の2つの小さな赤に注目すると、それが赤い靴のようにも感じます。

視線を斜め上に移動させると、赤い扇子を持っている女性に見えてきました。

 

主な材料

エリエールのティッシュボックス。サーモンピンクとイエロー地のを2箱を使いました。

『イーナ』という商品なのね。(^O^)

 

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 この記事でも使われていたカレンダーの絵。クロード・モネの『オランダのチューリップ畑』の一部分です。

harienikki.hatenablog.com

 

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(↓)おママが長年好んで貼り絵に使ってきたティーパックの袋。今回はほんの一部分でした。(^O^)

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デザインの変遷 (^◇^;)

おママが作業机で、一人で何かやっている‼️

その風景を私が目撃したのは16:11でした。

慌ててスマホでパチリ。(↓)

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 (↓)6分後は少し進みましたが、ここから先が試行錯誤の連続でした。

この時点で糊付けされていたのは、左上右下のエリエール、中央斜めの部分です。

まず、グレーの三角形2つがよく移動していました。

そして、おママの1番のお悩みは、左下の赤から2つの黄色い半円形の先に何を配置するかです。

夕食の支度の合間に様子を見に行くと、その度に細かいパーツの位置が変わっていました。(^◇^;)

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 30分以上悩んだ末に、おママはきっぱりと言いました。

「これで良いわね。」

「良いです。バッチリです。」

そして、おママは自信を持って糊を手にしたのでした。

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(↓)それから十数分経って、私が「全部貼れましたか」と声をかけると、

「はーい」と元気なお返事がありました。

そして、私が覗きにいきますと…。

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なんだか…、イメージが違う…。

おママは更に細かい変化を加えたのですね。

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 でも、この変化のお陰でモチーフが生き生きと動き出したような気がします。

 

イーナちゃんがお洒落をして、

いそいそお出掛けをするんでしょうか。

それともダンスをするのでしょうか。

 

兎にも角にも、この「赤い靴を履いたイーナ」を

『今月のイチ押し』に決定‼️

👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏

 

おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。