アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

おママの黒豆

(2022年7月24 アルツハイマー認知症の診断から約15年5ヶ月)

 

黒豆大好き

松も開けようとしておりますが、一向にブログは更新できず、いたずらに日々を過ごしておりました。

世間は七草粥、正月飾りは取りましょうと言う段階なのに、今回の記事はおせち料理の定番です。どんだけ私は正月気分が抜けないんだか❗️(^◇^;)

 

私の独断と偏見で申し上げますが、おせち料理と言えば黒豆です。

私のおせち料理は黒豆に始まり、黒豆で終わります。

だって、黒豆とキントンしか作らないんですもん。(^O^)v

晦日は前夜から煮汁に漬け込んだ黒豆を朝から煮始め、昼頃には鍋の火を止めます。

黒豆は完全に冷めるまで鍋蓋を開けずにじっと煮汁に浸しておきます。

午後はキントンを作り、夜には冷めた黒豆を容器に分けて冷蔵庫に入れてお終いです。

まさに言葉通りなのです。

此処何年も、私は年末に黒豆ときんとんを作り、元旦にオネコさんの家に持参します。他の煮物などおせち料理はオネコさんが作ってくれるので、丁度良い分業になっているのです。そして、ジジやおママも一緒に正月を祝うのが恒例行事。

 

溢れんばかりの私の黒豆愛。

元はと言えばおママの黒豆でした。

娘時分の私はおママが作っていた黒豆が大好きでした。

 

丁度良い加減の甘さで、柔らかい。

ふっくらとして皺が寄らず、

黒く艶やかに光っている。

 

それがおママの黒豆でした。

 

おママと黒豆

おママが黒豆を煮るようになったのはいつ頃からだったのか?、

朧げな記憶を辿ると、私が中学生くらいではなかったか?それまでは黒豆は買っていたと思います。

ある年を境におママは黒豆を煮るようになり、私はとても美味しくて感動しました。

是非とも来年のお正月も食べたい。

だから私は「本当に上手、完璧な黒豆❗️美味しい、美味しい」と褒め讃えました。

するとおママは嬉しそうに言いました。

土井勝さんのやり方で煮てみたの。」

どこかで読んだのでしょうか?NHKきょうの料理』かしら?

それとも友人に教えてもらったのでしょうか?

おママも出来栄えに満足だったようです。

 

(↓)こちらによると、土井勝さんの黒豆の煮方は1978年12月27日付朝日新聞東京本社版が初掲載だったようです。そういえば、実家は朝日新聞で、まさに私が12歳の時です。

https://www.mame.or.jp/Portals/0/resources/pdf_z/079/MJ079-04-TK.pdf

 

ja.m.wikipedia.org

 

料理研究家土井勝さんが15年かけて編み出した黒豆煮。

それは家庭でも失敗なくできる画期的なレシピと評判になりました。

 

昭和から平成、そして令和の世になっても、土井勝さんの黒豆は支持され続けているのでしょう。あちこちのレシピを見ましたが、おおむね土井勝さん流だと思います。

土井勝さんの息子さんも踏襲していらっしゃいますね。(↓)

www.kyounoryouri.jp

 

でも、おママは毎年必ず煮てくれるとは限りませんでした。

「いい黒豆が買えなかったの。」

そんな年もあったし、祖母の介護で忙しかったり、やる気の出ない年もあったようです。

でも、私が実家で暮らしている間は、煮てくれることが多かったと思います。

だって、美味しかったんですもん。

煮てくれろと言い募る娘もいましたしね。

私がしつこく言うと、おママは少々面倒くさそうに答えたものです。

「煮ている間は噴きこぼれたら台無しだから、そばを離れられないのよ。」

黒豆は煮汁に浸っていないとシワが寄りますからね。

自分でやるようになって、よく分かりましたわ。(^◇^;)

おママありがとうね。

 

チャーコの黒豆

私が自分で黒豆を煮るようになって、16年になります。

生協のカタログ(2007年の12月2回号)で作り方を見て始めました。

この2007年の2月におママはアルツハイマー認知症と診断されたのです。

その数年前から、おママは黒豆を煮なくなっていました。

結局、親をアテにせずに、自分で食べたいものを作るしかありません。

生協のレシピを読んだ時、

「あ、これはおママのやり方と似ているわ」

と思いました。都合の良いことに生協で購入する200gの黒豆一袋用のレシピになっています。調味料の分量は異なりますが、煮る方法はこれも土井勝さん流の黒豆だと思います。

乾燥黒豆 200g

砂糖   200g

しょうゆ 小匙1と1/2

塩    小匙1/2

重曹   小匙1/2

おママはちゃんと釘に錆がつくように、表面を水で濡らして何日も台所の隅で放置していました。でも私は鯛の形の鉄を買って錆釘の代わりに入れています。

私は、沸騰させて灰汁を数回取ってから、弱火で大体4時間くらいコトコト煮て、火を止めています。

 

私は料理が苦手です。

食卓に上がるメニューのほとんどはおママには遠く及ばなかった。

でも、黒豆だけは、おママに遜色ない出来だと自負しております。v(^O^)v

 

昨年の夏に、私はホットクックを買いました。

私は日々使い倒しております。特に煮物はよく沁みて美味しくできるんですよ。

付属のレシピ集にも「黒豆」があります。美味しくできるんですって。(๑˃̵ᴗ˂̵)

Betty (id:Betty0918)さんがブログで紹介していらっしゃいました❗️

www.betty0918.biz

私もやってみようかな…。

灰汁を取るのと、噴きこぼれないように火加減を注意しなくて良いんですもの。

かなり心が動きましたが、もう暫く、土井勝さん流のやり方で続けてみようかな。

だって、おママも煮て笑顔になった黒豆だから。

そんなことを思いつつ、来年はホットクックで煮てたりするかも知れませんね。(^O^)

 

本日アップの貼り絵

2022年7月24日の作品です。

夏に制作されましたが、使用している紙が和風ですし、黒豆がテーマの生地にぴったりなのではないかと思い選びました。(^O^)

 

この日は全く私に「お題」の心算がなかったので、おママに自分で好きな紙を選んでもらいました。

特に大好きな緑と黒の市松模様の友禅紙から切り始めました。

この日は一列づつに細長く切っていました。

 

そして、次に手にしたのは(↓)こちらの模様。これもおママの好きな柄です。

youtu.be

<おママの貼り絵制作動画①>

2022年7月24日 14:39〜(38秒)

おママは黒と緑の市松模様を配置しています。

 

動画終了後、おママは糊付けを始めました。

 

(↓)おママは余り考えずに植物の小さなピースに糊を付けていました。

youtu.be

<おママの貼り絵制作動画②>

2022年7月24日 14:49〜(2分35秒)

おママはピースに糊をつけた後から考え始めました。

 

(↓)茶色の市松模様でさらに華やかになりそうです。

 

使った紙は小津和紙で購入しました。



 

 

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。

謹賀新年 2023年

(2022年10月2日 アルツハイマー認知症の診断から約15年8ヶ月)


明けましておめでとうございます。

本年が皆様にとって素晴らしい一年でありますように。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

お陰様で、ジジもおママも元気にお正月を迎えることができました。

私は三賀日は実家で過ごしています。

なぜかというと、単純に両親がお世話になっている宅食弁当がお休みだからです。

デイサービスもないし…。ごはん,ごはん,ごはん。

その分、我が家は旦那が冷凍弁当(月に2回隔週でナッシュを注文しているの)かコンビニ弁当で乗り切るという、「あっちを立てればこっちが立たず」的なお正月です。

年頭からこんな具合ですが、今年は良い年になりますように❗️(^O^)

 

本日アップの貼り絵

2022年10月2日の作品です。

私はおママがこの貼り絵を完成させた時、

「絶対に年賀状にしよう❗️」

と思いました。まるで赤富士みたいでしょう❗️v(^O^)v

 

実は,この作品は(↓)こちらの作品の残りが使われております。

harienikki.hatenablog.com

「残り物には福がある」って言いますもの。縁起物にもピッタリです。

元々は(↓)このカレンダーの写真でした。

友人の江口宝飾さんから頂いたカレンダーです。

www.guidenet.jp

このカレンダーの写真を、目を凝らしてご覧下さいませ。赤富士に使われた部分が、すぐにわかると思います。左下にご注目❗️

 

(↓)下の写真は「月末企画❗️今月のイチ押し❗️(2022年10月版)」に使われたピースを切っているところですが、既に赤富士のピースも写っておりました(黄色い矢印)

 

(↓)おママさんはまずペタリとメインピースを貼りました。

 

(↓)小さな切れ端を貯めた箱から民藝調の文様を選んで形を整えております。

youtu.be

<おママの貼り絵制作動画>

2022年10月2日 10:44〜(1分10秒)

おママは形を整えた小さなピースを配置しています。

「これはこれ、わたしはこっちと。」

「この,おにいちゃんは、これが、これはダメだった。」

おママのお兄さんは10年以上前に亡くなっています。

そのお兄ちゃんが何がダメだったのでしょう。私は知りたいです。でもおママから答えは得られませんでした。きっとあまり意図もなく「お兄ちゃん」という言葉が口から出たのだと思います。(^O^)

 

(↓)糊付けしながら微妙に変化していきそうです。

 

(↓)完成間近です。おママはトコトン貼り込んでいきました。

 

小津和紙で購入した友禅紙です

www.ozuwashi.net

 

おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。

月末企画❗️今月のイチ押し‼️(2022年12月版)おママが愛した紅茶の袋

(2022年12月11日 アルツハイマー認知症の診断から約15年10ヶ月)

 

遂に今日は2022年の大晦日です。

皆様、どうぞ良い年をお迎えくださいませ。

ジジとおママも元気に年が越せそうです。

 

月末企画❗️「今月のイチ押し」とは

2022年12月版、「月末企画❗️今月のイチ押し‼️」です。

 

このシリーズはその月におママが制作した貼り絵の中で、私やオネコが1番気に入った(面白いと思った)作品をご紹介するものです。

「月末企画❗️今月のイチ押し‼️」というカテゴリーがあるので、もし、ご興味があれば、他の月の「イチ押し」もご覧下さいませ。m(_ _)m

 

毎月、オネコと私が「今月のイチ押し‼️」を選ぶ判断基準は⬇️こんな感じです。

 

①綺麗もしくは興味深い作品。

②制作エピソードがある。

③制作途中の写真があれば尚良し。

④おママの独自性が強い作品 

 

2022年12月版の「今月のイチ押し」はどうでしょうか?

決め手は②③です。(^O^)v

 

12月20日に、おママは貼り絵制作を止めております。

それまでに今月は13枚の作品を制作しました。

枚数的には意外とあったと思います。しかし、それは私がおママに何とか手を使うお仕事を続けて欲しい一心で、必死におママの手にハサミや糊を持たせるというような状況でもありました。

(おママ,無理させてごめんね。)

チャーコも少し反省しております。(^◇^;)

今月大活躍をしたのは、過去におママが切り抜いていたピースや、こだわりを持って繰り返し使った紙類でした。

それはまるで過去のおママが、今のおママと私の背中を押してくれたようでした。

今回、最後の「今月のイチ押し」もそんな作品でした。

 

おママの愛した紅茶の袋

2007年におママはアルツハイマー認知症と診断されました。

その年以前から既に貼り絵を始めていたので、おママは実に16年か17年間貼り絵をしてきたのです。良く続いたものだわ。

その中で、おママが毎朝飲んでいた「Janat」というティーバックの袋を使い始めたのは、いつからだったのでしょう。定かではありません。(現在の製品では紙の袋ではないようです。)

janatea.com

この紅茶の袋を使った作品は、まだ写真撮影をしていない2010年から2016年のファイルの中に夥しい枚数が眠っています

私の目からはパラノイヤ的としか言いようがない作品群なのですが、おママは様々な使い方をして飽きることがなかったのでしょう。

 

おママは毎朝1包か2包ミルクティーを淹れるのに使っていました。それを丁寧に広げて(↓)折り目を伸ばし平らにして形を整えていました。

気の向いた時に重ねて揃えていました。(2019年12月の写真です。)

 

おママはまず、この袋を(↓)「枠」にしました。

どうやってこの「枠」を作るかというと、初期の頃は定規とカッターで精巧に切り抜いていました。私がブログを始めた2016年頃はカッターを使う方法だけでなく、二つ折りにしてハサミで黒い部分をくり抜く方法も見られました。

 

ブログに掲載した作品もたくさんあります。(↓)これはそののごく一部です。

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実におママはこの袋で多様なデザインを生み出してきたと思います。

 

そして、2022年12月11日。

私はなんども「お題」にしたこの紅茶の袋を、もう一度「お題」にしてみました。(↓)

*「お題方式の貼り絵」について

2019年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それで、あらかじめ私が「お題」と称して何種類かの紙を用意することが多くなりました。その他に組み合わせする紙片をおママに選んでもらってから、切り貼りを楽しんでもらいましょう。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。

 

「枠」が作れるかな?

私はもしかしたら、おママが今でも「枠」が作れるかも知れないと思いました。

それで,私は二つ折りにしておママに手渡したのです。(↓)

たしか,今年の初め頃には「枠」を作れていたような気がするけど、(^◇^;)

今回は流石に難しかったようです。

でも,おママは「枠」にするのではなく、切り込みを入れていきました。 

youtu.be

<おママの貼り絵制作動画>

2022年12月11日 10:42〜(4分26秒)

おママはなるべく文字やロゴマークを残しながら、黒い背景部分を切り取ろうとしていたようです。開くと面白い形の穴が空きました。

 

長年愛用してきた紅茶の袋ですが、おママは今回新たな使い方を開拓した。私にはそんな気がしました。

おママはとても楽しそう。

(↓)「こうしようかしら?」

 


 

 

 

(↓)薄く透ける折り紙を使っています。材質的にはトレーシングペーパーに似ているかしら。読者登録をして下さった方から頂いたものです。おママはとても気に入っていました。ありがとうございました。

兎にも角にも、

この「おママの愛した紅茶の袋」を

「今月のイチ押し」に決定❗️

👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏

 

御報告

当ブログに度々登場してきたアズキ(チャーコの一人娘)が結婚しました。

10月から新生活を始めていたのですが、婚姻届を提出したのがクリスマスイブ。

新婚ホヤホヤで幸せそう。(^^)

コロナがまた流行り出したし、披露宴については来年2人でじっくり考えるようです。

末長く幸せに❗️

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。

絵を描きたい❗️チャーコの2022年を振り返る

(2022年6月24日 アルツハイマー認知症の診断から約15年4ヶ月)

 

今回は年末恒例(?)長々と私の1年を振り返る記事です。

だから「本日アップの貼り絵」を先にしようと思います。(^◇^;)

 

本日アップの貼り絵

2022年6月24日の作品です。おママは(↓)この作品を制作してから、その残りを利用しました。

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メインピースは綺麗な宝石です。おママが気に入って何度も貼り絵に利用させてもらっている国立科学博物館の特別展『宝石展 地球がうみだすキセキ』のリーフレット(二つ折りのチラシですわ(^O^))の写真を切り抜きました。

hoseki-ten.jp

説明書きによると

「葡萄の葉のクリップ 1951年  ヴァン クリーフ&アーベル所蔵」

だそうです。可愛らしいですね。濃い色のコートに着けたら素敵でしょう。(^O^)

youtu.be

<おママの貼り絵制作動画①>

2022年6月24日 14:44〜(55秒)

おママは楽しげに独り言を言いながら「葡萄の葉のクリップ」を切り抜いています。

 

(↓)「葡萄の葉のクリップ」のピースをメインに構成を考えています。

youtu.be

おママの貼り絵制作動画②>

2022年6月24日 16:02〜(4分18秒)

おママはまず栗と緑の市松模様で三角形を切りました。本当は同じ三角形をもう一つ作りたかったのですが、おママにはちょっとそれは難しかったようです。2枚目は三角形にはなりませんでした。そして苦肉の策でおママは2つの同じピースを作ることができました。おママなりの思考の流れがよくわかる動画です。

 

使用した紙について(↓)

おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。

 

今年もイラストを続けました

「描けども描けども、一向に絵が上達しない❗️」

この1年、ずっとそう思い続けながらイラストを描いていました。

2019年から描き始めて、4年目です。

それなのに、1枚仕上げるのに、昨年より時間がかかるようになりました。

いえ、ちょっと違う。1枚にじっくり時間をかけたくなったのです。描くのはとても楽しいです。

「この楽しい時間を少しでも長く…。」

そんな気分が強くなりました。その割に仕上がりに満足感が得られない。だから上達しないと思ってしまうのです。

良く言えば、考えて描くようになりました。悪く言えば、迷いが多くなった。

それでも、ブログの挿絵に67枚、他アニメ関連の沼にハマってファンアートなどを26枚ですから、今年も結構描きました。

来年は「下手のよこ好き」から「好きこそものの上手なれ」になりますように。

 

あれこれ印象に残ったもの

ブログの挿絵はほぼ家族の絵です。良し悪しには関係なく、その時の家族の話題も含めて描いて良かったと思うイラストがいくつかあります。

それで今年のチャーコを振り返ってみようと思います。

今年は前半は順調でした。しかし、6月におママが失明寸前だったことが判明。7月にジジの地獄の救急搬送からの入院。おママと私のコロナ感染発症で暮らしも介護も影響が大きかったです。

秋以降はおママの特養入所問題もあり、私の精神状態はずいぶん不安定でした。

「大変な1年だったわ。」

そう思ったけど、今回自分の描いたイラストを見ると、案外、のほほんとした雰囲気が漂っているではありませんか。(^O^)

おママの認知症はさらに進んで、ジジは歩けなくなってくるし、

「大変だ、大変だ❗️」と言いながらも、私は結構乗り切れていたのかもしれません。

やはり、描いていて良かったのでしょう。

 

子供の頃を振り返る

昭和な感じを思い起こしながら描くのはとても楽しかったです。

来年も昔を思い出しながら描いていきたいです。

 

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おママを可愛く描きたい

おママは89歳です。顔もお婆さんになっていますが、どことなく可愛らしい時があります。だからなるべく可愛く描きたいのですが、私はそう上手くはいきません。

割と可愛く描けたかな?そう思える時もたまにはありました。

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おママの子供の頃

写真を見ながら描いた小さい頃のおママ。

そしておママの空襲体験をブログ記事にした時に添えたイラストです。戦争中のおママのを想像して描きました。泣いている旧友を支えているのがおママです。

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介護のあれこれ

おママの介護の中で感じた事をイラストにしてみる時もありました。

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想像の産物

実際には有り得ない情景を描くのも楽しかったです。

 

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描いて良かった❗️

数少ないですが、自分では描けて良かったと心から思う絵もありました。

(↑)美味しい栗ご飯が炊けました。

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今後もぼちぼち描いていきたいです。

枚数は減っても、時間をかけて描きたいです。

来年も楽しくお絵描き❗️(^O^)

 

(↓)過去のまとめです。

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チャーコのイラストを見て下さり,ありがとうございます。

 

おママ健康診断へ行く

(2022年8月14日 アルツハイマー認知症の診断から約15年6ヶ月)

 

入所カウントダウン待機者

9月におママの特別養護老人ホーム入所の申し込みをしましたが、

12月に入って「入所検討対象の待機者になっています」と連絡がありました。

思いの外早かった…。

私は動揺が隠せませんでした。

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しかし、私もオネコも完全同居は難しく、主たる介護者であるジジは夏から体力面で衰えが目立ち、おママとの暮らしは限界だと言っている。認知症の診断から15年、ジジはよく頑張ったと思います。

おママの目はかなり見えなくなってきて、家の中を歩くのも手探りをしている状態になりました。

近い将来おママの視野が全て失われるなら、まだ少しでも見えるうちに入所して、その新しい暮らしに馴染んでからの方がいいのではないか。

それが私達の考えです。

話が具体化したら、特養入所を前向きに捉えようと思います。

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実際に施設から

「まずは健康診断を受けて診断書を提出して下さい

と依頼がありました。

 

今までは何だったんだ❗️(°_°)

健康診断といえば…。

実家のある自治体では助成してくれる後期高齢者対象の長寿検診があります。ジジとおママがこれまでも受けて、ドタバタを繰り広げてきたアレです。

「まずは長寿検診を申し込もう。」

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昨年までは二人一緒に健康検査に臨んでいたのですが、末期認知症のおママと歩行が困難なジジを同時にというのは、流石に付き添う私もクリニック側も大変になりました。

それで、おママ1人分を申し込みました。

するとクリニックから、

「午前10時半の枠で予約を受け付けました、

朝ご飯を抜いてお越しください

とご注意がありました。

「今まで、午後に受けていた時なんて、昼ごはんもガッツリ食べていましたが。」

「え、ええっ?」

常識的に考えれば、健康診断と名の付くものは大概そうでしたわ。

私も他の自治体や病院で受けた時は言われました。

前の晩の食事は午後9時までに済ませて、朝食は抜いてください。

それをジジに話したら、

「そんな事は今まで言われなかった」

と怪訝な顔をしていました。

「いやいや、お父さん,これは自己責任だわ。私も迂闊だったわよ。『健康診断の手引き』をよく読まなかったから。」

受信票と一緒に同封されていた手引きを出して見てみると、案の定、書いてありました。

午前中に受診する方は、受診前10時間程度、水以外の飲食物の摂取を控えてください。

午後に受診する方は、軽めに朝食後、水以外の飲食物の摂取を控えてください。

ジジは対象年齢になって(75歳から)このかた、おママと一緒に昼食後すぐに受診していたのです。それについて何も疑問を感じず、ここ数年は平然と付き添っていた私も大概です。

チャーコよ。そして,ジジ❗️まずは説明書を読め❗️(°_°)

 

空腹

ジジとおママは大抵朝6時から7時に起床します。

その後、ジジは二人分の朝食を用意するのが日課です。しかし、おママの健康診断の当日はジジも朝ご飯を抜きました。

食べられない事をいくら説明してもおママは理解できません。

そのおママの目の前で自分だけ食べたら、おママは納得しないでしょう。

じっと我慢のジジ。

両親が食べずに我慢しているのですから、私だけ食べるのは気が引けます。

だから、私も我慢しました。

そして、ママは空腹だけど食べる物もなく、一度は起きたけど直ぐに寝床へ戻ってしまいました。そして、出かける直前の10時頃までふて寝をしていました。

しかし、このふて寝が良かったようです。

脳が萎縮して視野も狭いおママは目を開けているだけでも疲れるようです。それで,出掛ける前にゆったり横になって過ごしたので、お出掛け時は元気いっぱいでした❗️

温かい白湯をたっぷり飲んでもらったら、すっかりご機嫌。

(おママったら、お腹が空いているのはお忘れのよう。)

おママはともかく、私はこの時点で腹ペコでしたよ。

ジジのためにレンタルした車椅子におママを乗せて出発しました。

おママはご機嫌でしたが、それを押す私は眩暈がしましたわ。(°_°)

 

うまくいった

健康診断は血液検査、心電図、尿検査、体重身長測定、レントゲンがあります。レントゲンについては11月にショートステイの契約時に胸部の病気の診断書が必要だったので、先行して済ませていました。

例年、おママがじっとしていられなくて難航するのは心電図ですが、

「今年の芙貴子さんはとても協力的でした」

と看護婦さんにも褒められて、ちょっと嬉しい。

 

そして前々回に大惨事があった尿採取。(^◇^;)

ウォシュレットの水を顔面に浴びた私も流石に知恵がつきました。

おママを座らせる前に電源スイッチをしっかりOFFにしたので、今回は事故を回避できました。

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なんか拍子抜けするほどすんなり終わってしまいました。

実家に戻る頃には、オネコさんが早お昼のためにMハンバーガーを買ってきてくれたので、

おママもようやく食べ物にありつけました。

記憶は無く感覚も鈍っていますから、おママは空腹を訴えませんでした。

でも、美味しそうにハンバーガーを食べている様子を見ると、

「やはりお腹は空いてたんだね。」

おママ、お疲れ様でした。

 

それで、結果ですけど…。

例年バッチリ食べてから臨んでいましたが、今回ばかりは規則通りに空腹時に受診しました。

各項目の数値に大きな変化が出てもおかしくないはずです。

しかし、医師から取り立てて指摘されなかった、ようです。

 

狐につままれたような気分ですわ。

脳が萎縮してしまうと、身体全体、内臓も全て鈍くなるのでしょうか。

(ふしぎ…。)        (°_°)

 

本日アップの貼り絵

2022年8月14日の作品です。

(↓)三角形は作りやすいですね。

youtu.be

<おママの貼り絵制作動画①>

2022年8月14日 10:53〜(1分09秒)

マ「なな、はち、くぅ、じゅう。」

おママはおママなりに模様の区切を数えています。どこで切ったら良いのか模様を見ながら探っているようです。どうやら菱形を切りたかったようです。きれいに出来ました❗️

 

(↓)どう配置しましょうか。

youtu.be

<おママの貼り絵制作動画②>

2022年8月14日 10:55〜(1分16秒)

3つの大きなピースを動かしながら、おママは構成を考えています。

 

(↓)糊付け中

(↓)お気に入りの友禅紙を切っております。

 

(↓)おママは切れ端をためた箱からお気に入りの白い花模様を見つけました。形を整えて追加するようです。

 

www.ozuwashi.net

 

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。

ブログ6周年❗️そして御報告

(2022年11月11日 アルツハイマー認知症の診断から約15年9ヶ月)

 

丸6年

早いものですね。今年もあと残り1週間ほど。

手付かずのあれこれに焦りを感じております。

 

ところで、このブログは2016年12月23日から始まりました。

なんと、開始から丸6年。

長いようで、あっという間でした。

ここまで続けられて本当に良かったと思います。

この6年間、おママの貼り絵を通して、私はおママの認知症に向き合ってきました。

記事の内容は日常の些細な事ばかりでしたね。(^◇^;)

他所様のお役に立ちそうな内容は、あまり無かったかも。

しかし、認知症であっても、考えて表現をしようとするおママの姿は、私の宝物でした。

 

ブログを始めた2016年12月、おママは急に症状が進んで、貼り絵がほとんど出来ない状態でした。

そこから2016年12月29日に(↓)この作品を制作して、おママはゆっくと自力で貼り絵を復活させました。

シツコイくらい、周年記念記事には必ず登場してきた写真です。

でも、これがこのブログの原点です。(^。^)

当時、この作品を見て、私は思いました。

認知症であっても、一旦出来なくなっても、また歩み出せるのではないか?

見守りとサポートがあれば、制作を続けられるのではないか?

そして,6年間。

なんとか継続出来たおママに拍手を送りたいです。

👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏

 

御報告 その1

昨年の5周年の記事に、私はこんな事を書きました。

2016年の12月には風前の灯だったおママの貼り絵制作も、それから3年半は自発的に続いていました。

「自分で紙を選んで制作する。」

それが出来なくなったのは2019年の夏頃。

本来なら、ここでおママの貼り絵は終わりにしても良かったのかもしれません。

しかし、私が提案した紙に興味を持つと、おママは楽しそうに切ったり貼ったりしています。手先を使う作業が大好きなおママから、楽しみや出来る事を奪うのもどうかと思いました。

そこで私が思いついたのは「お題方式の貼り絵」「お題パック」です。

現在,おママはまだ貼り絵を続けております。

ジジやオネコと私の(出来る事はなるべく続けてほしい)という思いが、おママの背中を押しているのは確かです。でも、1枚完成した時のおママの笑顔は、当人の心が充足している顕れでしょう。

いつまで続くか分からないおママの制作ですが、今後も見守っていきたいです。

harienikki.hatenablog.com

それから、1年。

(出来る事はなるべく続けてほしい)

そう思っておママの貼り絵を見守ってきましたが、遂に制作に限界がきたと判断しました。

今月でおママに新たな制作をしてもらうのは止めににしようと決心しました。

 

理由はいくつかあります。

今月に入って、急激におママの視野が更に狭くなり、台紙のハガキの大きさほども手元が見えていない様子である事。

11月からは、毎回私が懸命にハサミを持たせて、使い方を1枚の制作中に何度も教えながら制作してきました。しかし、今月に入ってハサミを持つ事が覚束なくなり、おママは持ったとしても直ぐに手から離してしまうようになった事。

それでも,無理にハサミや糊を使わせようとすると、「もう,いや」と言うようになった事。

 

これ以上、おママに頑張ってもらうのは、おママにとって苦痛でしかないのかも知れない。

「もうやめるべきではないのか?」

今月中、私はずっと悩み続けていました。

私が働きかけ、私が材料を選び,そして、私がおママに道具を持たせる。

そうでなければ、おママは貼り絵はできません。

それでもママが楽しめるのなら良いのですが、これがおママの苦行になってしまうなら、

「もう、やめた方が良い。」

苦渋の決断をしました。

 

御報告 その2

当ブログは今後も継続していきます。

今年の夏以降に制作された貼り絵で、まだブログにアップしていない作品が沢山あるからです。

このペースでブログを更新していくとしたら、それを全部ご紹介し終わるのは、来年の春頃かしら。

2022年の作品が底を付いたら、おママが2005年くらいから制作した貼り絵が数千枚あるので、それをご紹介していきたいです。

それは実に綺麗な作品です。

おママは長年簡単な日記をつけてきました。それは2013年くらいまで続きました。

認知症になってからは、ジジと一緒に今日あった事を話し合いながら買いていたそうです。

貼り絵の制作年月日と同時期のおママの様子も交えながら「貼り絵日記」に出来たら良いなぁ。

おママが貼り絵をできなくなって、私は悲しくて、とても落ち込みました。

でも、そんな展望を見つけたら、少し元気になれそうです。

ブログ7年目も、どうぞ宜しくお願い致します。

m(_ _)m

 

本日アップの貼り絵

2022年11月11日の作品です。

動画を見ると、ほんの1ヶ月半前の事なのに、本当におママはしっかりしていると思いました。

今回の「お題」はこちらです。(↓)

お世話になったルピシアの冊子です。

こんな作品もありました。(↓)

harienikki.hatenablog.com

harienikki.hatenablog.com

harienikki.hatenablog.com

 

(↓)切り抜き始めました。

youtu.be

<おママの貼り絵制作動画①>

2022年11月11日 13:59〜(1分46秒)

「あー、たいへんたいへん。」

「ちょんちょんちょん、でございます。」

「こうなってございました。」

おママは楽しげに話しながら、微妙な形を一生懸命に切っています。

 

(↓)メインピースはこんな風に配置するそうです。

(↓)すかさず糊付け作業。大きなピースを貼るのは難しそうです。

でも,頑張ってます。

(↓)空いている余白を小さなピースで飾りたい。(^O^)

youtu.be

<おママの貼り絵制作動画②>

2022年11月11日 14:12〜(2分42秒)

おママは赤い長方形のピースを貼ってから、何か違うと感じたようです。

半分ほど剥がしてめくり上げ、折り目をつけてからカットするという…高等技術(^◇^;)をやり遂げました。

 

(↓)もうすぐ出来上がりですね。(^O^)v

 

www.lupicia.com

 

おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。

連れション

(2022年11月8日 アルツハイマー認知症の診断から約15年9ヶ月)

 

あと追い

ご紹介したおママの貼り絵はクリスマス風で良い感じなのに、

何たるタイトルでしょう❗️(^◇^;)

チャーコ、あんまりだわ❗️

 

最近、おママはジジの後について歩いています。

いわゆる,後追いですね。

でも不思議とそれはジジがトイレに行く時が多いようです。

「お〇⚪︎こ、してこよう。」

ジジがそう言ってソファから立ち上がり、歩行器に掴まりながらトイレに行こうとすると、おママは「私も…」とつられて立ち上がります。

ただでも狭い古い木造住宅の廊下ですから、人間一人が歩行器で進めばぎりぎりの幅です。ジジはトイレの前に歩行器を置いて中に入ります。しかし、おママが歩行器の後ろで

「あなた、どうしたの?なんで?」

などと言い立てますと、おちおち用を足してもいられません。ましてや相手は言葉もろくに理解しない認知症末期のおママです。ジジは慌てて済ませておママに場所を譲るのですが、その時おママは既に何故自分がここにいるのか、すっかりお忘れになります。

「出たいんでしょ。速くお入んなさい。」

「え、どうして?」

「だって、お〇⚪︎このために来たんでしょう」

「わたし?なんで?」

こんな時は、ジジとおママの不毛な押し問答がしばらく続いてしまいます。

私が実家にいる時は、そこに介入しておママのトイレの介助をします。

しかし、私がズボンやリハパンツを下げようとしたら

「いや❗️ダメ❗️なんでそんなことをするの❗️」

とおママの逆鱗に触れる事もしばしば。(°_°)

たとえすんなりリハパンツまで下げたとしても、おママは便座に座る事が理解できません。

「座ってくださいな。」

「え?なに?分からない?」

立ったままされたら大変ですし、私も必死に説得しますが、余計おママは混乱をきたします。「立つ」「座る」という、日常的な動作を表す単語も理解できなくなるレベルに達すると、本人も介助者も意思の疎通が出来なくて困惑してしまいます。

おママさん、出たくないなら、ジジの後を追ってトイレまで付き纏わないで…。

そう言っても、後追いしたい時期なのでしょう。

ジジが動いたら、気になってしょうがないのね。(^◇^;)

本日アップの貼り絵

前回ご紹介した貼り絵と同様にルピシアの冊子を使っております。

 

harienikki.hatenablog.com

(↓)こちらです。

www.lupicia.com

(↓)おママは綺麗なイラストが描かれたページを喜び、ハサミを入れ始めました。

youtu.be

<おママの貼り絵制作動画①>

2022年11月8日 8:28〜(1分12秒)

おママは円形に広がるスカートのイラストを丁寧にカットしていきます。

ところが、おママは卑下していました

マ「あたしなんか、だめなのよ。」

チ「あら、ダメなの?」

上手に切れるし、ダメじゃないですよ。(^◇^;)

おママは自分でも自分に違和感を感じているのかもしれません。

 

(↓)更にイラストを切り抜いています。

 

メインピースは決まりましたが、それにどんな紙を合わすのでしょうか?

おママは小さな切れ端の入った箱を物色中です。

使う紙片は大体決まりましたが、おママはそれらをどう組み合わせていくのでしょうか?

2枚目は3枚のピースだけで構成するようです。

youtu.be

<おママの貼り絵制作動画②>

2022年11月8日 8:47〜(1分47秒)

おママは配置を考えながら貼っています。

マ「あのひとはね、とってもね…。」

おママは手を動かしながら誰かの噂話をしているのでしょうか?(^◇^;)

一体誰の事かしら?とても何なのかしら?

おママは続きをしっかり話してくれないので、チャーコは全くわかりませんでした。

でも、一生懸命に貼り終わった時、おママはとても充足感があったのでしょう。

マ「うれしいよ〜。」

満面の笑顔で喜んでいました。(↓)完成しました。

(2022年11月8日 アルツハイマー認知症の診断から約15年9ヶ月)

 

そして2枚目へ。

(↓)当初の計画のまま、おママは微調整をしています。

 

(↓)糊つけも順調です。既に大きな2ピースは貼り終わっています。

2枚目はあっという間に完成しました。

 

(↓)他の紙について

 

おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。