週に一度は駅前の某大手ハンバーガーチェーンでお昼を買います。
定番はチキンクリスプ。ジジもおママもよくお世話になっております。
(2017年2月21日 診断から約10年)
昼食時、食卓でおママがクスクス笑っていました。
「可笑しいわ。ヤァだわ。」
何が可笑しいやら?
「どうしたんですか?」
私が訊ねると、おママは私たち3人の皿を指差して、さらにクスクス笑うのです。
「見て!皆んな違う食べ方していて、可笑しいわ。」
今までも、私達は毎度それぞれの食べ方をしていますが…。(笑)
◉おママは上品にナイフで十文字に切り分け、
ハンバーガーをお口に入れ易くする御行儀良さげ型。
◉ジジはまず上のバンズを剥がして食し、次はお肉、
最後に下のバンズという順に完食する分解型。(お恥ずかしい)
◉ 私はガブリと噛み付く一般型。(普通ですよね)
一番キレイな食べ方はおママでしょう。(笑)
私としては今更のことですが、
おママはこの日初めて三者三様の食べ方に気が付き、
それが可笑しくて仕方ないみたい。(笑)
この違いを面白いと感じる事が出来た…。そして笑った…。
それが私にはとても嬉しい❗️
気付く→感じる→笑う
これって大事な心の動きだと思います。
アルツハイマー型認知症の患者だけでなく、
全ての人にとって。