2月の土曜の午後、
ジジと私は作成した書類の確認作業をしていました。
(これが見せに来てくれた作品です。2017年2月25日 診断から約10年)
3時半を過ぎて、そろそろおママがお買い物に行きたくなる時間です。
すると、2階から階段を降りてくる足音がしました。
「お出ましだ〜。」
ジジが呟くなり、案の定、おママの登場となりました。
「もうすぐ、お遣いに行きますよ。」
ジジが先回りして声を掛けると、おママは小首を傾げて、
「はい」
と貼り絵を差し出しました。根を詰めたお疲れが、顔に出ていますね。
その貼り絵を受け取ると、まだ糊も乾き切れずに湿っています。
裏にはちゃんと日付も書いてあるではありませんか。
「作りたてを見せにきてくれたのね。」
「出来たら疲れたわ〜。目も頭もふらふら。」
「あら、素敵❗️赤とグレーの配分も良い按配ですね。とてもオシャレですよ。
なかなか良いじゃないですか。」
「そう?」
おママの顔がパァっと明るくなりました。
それからおママは元気いっぱいにお買物に行く支度を始めました。
今まで、私がファイルを開いて見る事はあっても、おママ自ら見せに来てくれる事はありませんでした。
それが嬉しい〜。
ブログを始めてから、オネコや私が頻繁に貼り絵を見たり、声掛けしている事も、プラスに働いていると思いたいです。
以前、オネコが言っていました。
「誉めることがあると言うのは本当におママにとっても私にとっても救いだったよ。」
褒めるって大事なんだと、改めて思いました。