例によって例の如くですが…。
今日もおママは居並ぶ貼り絵のファイルを眺めては、
「こんなに…」
と、自嘲気味に言いかけました。
(2017年3月7日 診断から約10年1ヶ月)
私はいつものように、『こんなに有って、私か死んだらどうするの』
という続きを想定して、応えを準備していました。
すると、変化球が飛んできたのです。
「わたしがこの先お婆さんになっても、ずーっとやってたら、大変なことになるわ…。どっかで区切りを付けなきゃと思うけど、どうしても、やりたくなっちゃうのよね〜。」
「………。」
おそらく、私の笑顔は固まっていたでしょう。
おママ…。今、幾つのつもりでいるの?
もしかして60歳くらい?
(83歳よ。すでにお婆さんですが…。)
そう言いたいところですが、自分を若いと思っている時に真実を伝えるべきか?
女心が傷つくだけですわ。(笑)
「好きな事、やりたい事は続けた方が良いですよ…。」
と、私は当たり障りなく言いました。
おママはその時々で認識している年齢が変化するようです。
平均すると70歳くらいの認識でいる事が多いのですが、今回は更に若返っているようでした。
でも、私は少し考えました。
数日前にジジの介護認定についてオネコと話をした時の事です。
ジジよりおママは足腰丈夫で元気です。
それでオネコが、
「もしかしたら、おママはこのまま10年くらいいけるかもね〜。」
と言いました。
確かに…。
これからもお婆さんになっていく伸び代がある❗️
まだ83歳なのだから。
おママ元気でいてね。