(2017年5月31日 アルツハイマー型認知症の診断から約10年3ヶ月)
*5月下旬のある日。
この日はお出かけでした。
オネコとおママは歌舞伎鑑賞。ジジは写真サークルの集まり。
若干、ジジの方が後に出るのです。
こんな時、おママは家とジジの事が気になって仕方ありません。
「何時に帰るの?」
「あなたはどこに行くの?」
勿論、ジジは行き先をメモに書いているのですが、おママは忘れてしまうから、どうしようもない。
「何時に帰るの?」
「あなたはどこに行くの?」
「ちゃんと書いておいてよ。」
*ジジの逆襲
開演時間が気になるオネコはおママを急かして用意をすませ、おママを玄関に誘導。
ところが、見送るジジにおママよ、まだ言うか…?
「ちゃんとメモに書いておいてよ❗️」
もう、ジジはこの繰り返しに辟易したのでしょう。
「そんなら、
あなたも何処に行くのかメモに書いたら❗️」
「………⁉️」
この話、私はオネコに聞きました。
「なんか、珍しくて可笑しかったわ。でも、自分より早く(家に)帰る人にそんなこと言っても意味ないよね。」
「ジジはあまり言い返さない方だしね。」
やはりジジはお疲れ気味かしら。
後で、この事についてジジの言い分を聞きました。
「いつも、いつも、一方的に何度も聞かれて、『書いておいて』と言われて、たまにはあなたも出掛ける前に書いてみたらどうですか?と思って言ってみたよ。初めて言ったよ。」
ジジはドヤ顔で言いました。
う〜〜ん。ですよね〜。
⬇️メモについては最近こんな事も。
おママの貼り絵を見てくださり有難うございます。