(2017年6月23日 アルツハイマー型認知症の診断から約10年4ヶ月)
今日(7月26日)の関東は朝のうちは土砂降りで、午前中もじめじめ雨が続きました。蒸していましたが、日差しがない分、暑さは控えめ。
お陰様で、今日もジジとおママは元気です。
*午後のお出掛け。
先日、おママは骨密度の検査をしました。
昼前から、
「検査結果を聞きに整形外科に行きますよ〜、3時に予約しているからね」
と、声掛けするものの、例によっておママの頭には入ってはくれません。(笑)
雨が降っていると出掛けるのを渋るのです。
とりあえず、予約の時間までに雨が止んでくれて良かったです。
それでも空模様はどんより。
大丈夫とは思いますが、私は念のため折り畳み傘を持って出ました。
それは午前中の雨でじっとり湿っています。私は少しでも乾かそうと、日傘気分で差して行きました。曇っているからあまり期待は出来ませんが…。
*おママに指摘された〜。
2人で歩いていると、おママは小声で私に言うのです。
「あなた…、雨降っていないわよ、傘なんかさして、大丈夫?」
その「大丈夫?」の語感に
(あなた…、そんな非常識なことして、正気なの?)という気持ちが滲んでいました。
なんだろう。
思いもかけない問いだったので、とっさに私はどう反応したものか分かりませんでした。
「降っていないのは分かっています。」
「そうなの?」(おママは笑)
「私はそこまでボケていません❗️」
「そうなの〜?」(おママは笑)
それで、私は自分の意図を説明したのですが、理解してくれたかは疑問です。
*ごもっとも
そもそも、傘は何のために差すのか。
雨や雪の時、身体が濡れないようにするため。
強い日差しを避けるため。
しかし、日傘が一般的には普及したのは、紫外線予防が広く提唱されてからだったと思います。私が子供の頃はあまり見ませんでした。実際、おママが差しているところを見た事もありません。
ましてや、傘を乾かすために差すなんて❗️
おママの常識の中ではあり得ないことです。
う〜む。御尤もです。おママは正しい。
雨が降る➡️傘を差す。
この図式から外れた私に、そっと、間違いを指摘してくれたのですね。
最近のおママは単語と現物がすんなり結びつかない時もあるます。
だから、「傘」「雨」の関連性がしっかりしているのは、私としても嬉しい。