アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

おママの要介護認定 No.4

 

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(2017年5月15日  アルツハイマー認知症の診断から約10年3ヶ月)

 

2年間と言うのは長いようで短いものです。

   今年の6月、おママは2度目の介護保険の更新時期を迎えました。
何のサービスも利用しないまま月日が流れたので、更新するのも気が引けます。
しかし、ジジ、オネコと3人で話し合い、更新する事にしました。


  理由はこの2年の間におママの記憶障害はより酷くなり、夫を夫として、娘を娘と認識していないのではないかと思う事が増えたからです。
   それと同時に、ジジの足腰が弱くなり、シルバーカーや杖がなければ外を歩く事も難しくなりました。


「ジジだって今回は申請して、介護区分の認定を受けた方が良いよ。」


89歳ですもの。1回転んだだけでも、後の保証はありません。


   実はこの夏、ジジは仕事を引退しました。仕事仲間に完全に引き継いでもらうことになり、私も同時に退職しました。


   そうなりますと、私がこれまでのように週5で実家に詰める事は出来ないので、週一度でも2人一緒にデーサービスに行かれたらと思ったのです。

 

2人一緒に行けたらね❗️

知人からこんな話も聞きました。

「リハビリ系のデーサービスもあるわよ。うちの父は少しずつ動けるようになってきたもの。」


良いな〜。ジジの足腰は回復に至らなくても、現状維持が目標❗️これ以上、弱らなければ本人にとっても家族にとっても御の字です。
「ジジの現状からしたら、要介護1はつくんじゃない?」
「どうだろうね〜。支援くらいじゃない?」

希望的観測で期待に胸を膨らませる私に対して、オネコはリアリストでした。

「書類はどこに取りに行くんだっけな〜。」
2年前のこととなると、案外オネコや私でも記憶が曖昧です。(笑)それで、6月が近づいてもグズグズしておりました。


   ところが、折良く今回は地域包括支援センターから更新のお知らせの電話がありました。

渡りに船です。

ジジは自分も申請したいと伝えてくれました。それで、直ぐに地域包括支援センターの方が申請書類の準備や申請手続きを助けてくれたのです。

丸3年、介護区分認定は受けながらはっきりしなかった私達ですが、今回は本気でした。

 

おママの貼り絵を見て下さり、有難うございます。