(2017年7月8日 アルツハイマー型認知症の診断から約10年5ヶ月)
*契約を済ませましょう。
デイサービスからスタッフがみえて、いざ契約です。
1〜2ヶ所本人がサインをしたらお終いで、30分くらいで終わると思っていましたが、誤算でした。2人分なんですね。
施設の説明や重要事項などは2人とも同じですが、料金はジジが2割負担、おママが1割負担と異なります。結局、1時間以上掛かりました。
あまり大きな声では言えませんが…。(笑)
ジジは一生懸命聞いていましたが、私は眠気に襲われ、だんだん頭に霞が掛かって参ります。全部把握しきれません。付き添い人失格。(笑)
署名箇所も5つくらいありました。高齢の方は御自分で書けない場合もあります。そんな時は、子などの家族でも良いようです。
でも、ジジとおママは一応書けそうなので自分でやってもらいました。
おママはジジが署名している様子を横目で見ては咎めます。
「ほら、ちゃんと読める字で書かなきゃダメよ。」
「手が震えるの!」
「そんな字ではなく、しっかり1つずつ書くのよ。」
ジジの悪筆は昔からだし、実際に手は震え気味ですから仕方ないのです。
そう言うおママは自分の苗字を
「なんだったっけ?」
と言う始末です。
『田中芙貴子』と最初に署名した所を見本にして、何とか全部終えることができました。きれいな字で書けるのですがね〜。
すぐに記憶がなくなるので、手こずりました。
*ついにデーサービス・デビュー
7月の半ばから、おママはジジと週一回デイサービスに行き始めました。
2人一緒なので、何とか嫌がらずに出掛けています。
一斉に行う体操時間とお昼やおやつ以外は各自好きな事をやるらしい…。
ジジはマシーンでの運動、写経、脳トレのドリルなどをやります。
しかし、おママは手持ち無沙汰になり、昼過ぎには帰りたくなるようです。
「ねぇ、もう帰りましょうよ。」
「あと、2時間まって。」
という会話を繰り返していました。
最近は慣れてきたのか、
「2人でオセロをするんだけど、毎回教えながら、おママが勝つようにやるよ。」
相変わらず、ジジはかなり頭を使っていますね。お疲れ様です。
介護保険の補助を利用し、玄関に手摺も付けました。
この夏、新たな今後に向けて、私達は動き始めました。
「おママの要介護認定」シリーズは今回で一段落です。
思ったより回数が長くなってしまいました。有難うございました。
これからも 「アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵」を
よろしくお願い申し上げます。
⬇️手摺を付ける件で、バタバタしてました。
おママの貼り絵を見て下さり有難うございます。