(2017年9月10日 アルツハイマー型認知症の診断から約10年7ヶ月)
*家庭訪問
ジジとおママがデイサービスに通い始めて早丸2ヶ月。
週1回の通所に2人とも慣れてきたようです。ジジの付き添いという名目があるので、おママは嫌がりもせず順調にお迎えの自動車に乗ってくれています。
さて、最近デイサービスのスタッフの方が家庭訪問にいらっしゃいました。
これまでの通所の様子の説明と、それによって家庭での様子や健康問題で何か変化があったか。
利用者の要望などをこれからの対応に活かすためだそうです。
*デイサービスでの様子
この2ヶ月、スタッフから見たジジの様子は…。
「体操やマシーンには積極的に取り組んでいらっしゃり、特にマシーンは朝お見えになったら直ぐに始めて、こちらがストップをかけるくらい熱心です。お家に帰ってから筋肉痛にはなっていませんか?」
マシーンと言ってもスポーツクラブにある物より負荷の軽い機械ですが、90歳近いジジにはハードに思えます。それでも、ジジは筋肉痛は全くないし、デーサービスに行った日の夜はよく眠れるそうです。
「むしろ、もっとやりたいくらいです。」
良くならないまでも、これ以上悪くならないように、頑張ってくれているようです。
ジジは全体的にあまり心配していません。
家族としては、お昼ご飯を食べると直ぐに帰りたくなるおママの様子はとても気になります。
「お昼ご飯の準備や配膳、それから洗濯物を畳んだり、お願いすると良くやって下さるので、スタッフはとても助かっています。全体でやる体操は参加されますが、マシーンはご主人がやっているのをそばで見ていて、ついでに少しやるくらいです。」
退屈しないように、「これいかがですか?」と進めて下さるようですが、気の向かない事も少なくないようです。一見好きそうな塗り絵はあまり取り組まないらしい。やれば出来るんですが…。ジジとオセロをしたり、何人か集まって歌を唱和するのは楽しいようです。
そんな話を横で聞いていても、おママは腑に落ちないみたいですね。
「私そんな事あったかしらね。でも、まぁ歌は好きよ。」
デイサービスに行った事も忘れてますから仕方ありませんね。
スタッフの方から体重や握力の記録を見せて頂きました。
7月8月9月の測定で、2人ともほとんど数値に変化はありませんでした。
体重が落ちなかったという事は、ひどい夏バテはしなかったとも考えられます。
ここ数年、体重も体力も下降線だったジジ。
毎年夏になると乗り切れるか心配になります。
夕方、おやつを食べながらジジと話しました。
「暑かったけど、何とか今年も夏が越えられたという事だね…。」
ジジも安堵の表情を浮かべていました。
8月におママがデイサービスでやった塗り絵です。⬇️
色鉛筆を重ね塗りして色を混ぜているところもあるらしい…。
気が乗らないわりには、作業は丁寧ですね。(笑)
おママの貼り絵を見て下さり、有難うございました。