(2018年1月12日 アルツハイマー型認知症の診断から約10年11ヶ月)
*額縁もの
インスパイアなんてカタカナ言葉には馴染めない私ですが、今日はちょっと使ってみました。だって、本日アップの⬆️の貼り絵はニューヨークを題材にした絵を主役にしているのですから…。
これ⬆️は時々出現する「額縁もの」の貼り絵です。
おママはいつも小津和紙で購入した手漉き和紙のハガキ(越前耳付き)に貼り絵をしています。
私の言う「額縁もの」とは、このハガキ自体を額縁のように見立てて、真ん中に絵を貼ってしまうタイプです。
絵画を飾る物としては、昔から西洋では額縁、東洋では掛け軸があります。そのフレーム部分はどちらも様々な美しい装飾がなされています。
おママの「額縁もの」も、白い周囲がフレームに相当して、そこに飾りがあるのです。
*鮮やかな色彩に魅せられたか?
主役の絵画は昨年の秋に銀座のギャルリーためながで開催された「トム・クリストファー展」の広告から取ったようです。出どころは、昨年秋の『銀座百点』の広告ページでしょう。
トム・クリストファーは輝くような高彩色と独特の筆致でニューヨークの都会と人々を描いている画家です。
『銀座百点』を開いた時に、おママはきっとこの鮮やかな絵の写真に心を奪われたのでしょう。まさにトム・クリストファーに啓発されて、この「額縁もの」が出来たのです。
一見単純な構成ですが、額縁の飾りが絵画の色味に呼応していますね。
よく見ると、オレンジは布製リボンなんですよ。
⬆️キャルリーためなが HPより
銀座百点⬇️
小津和紙⬇️
おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。