(2018年2月28日 アルツハイマー型認知症の診断から約11年)
*年当てクイズ
昨日、私が実家で昼食の支度に追われていると、ジジとおママが話をしておりました。また「分からない」「頭いたい」が始まっているようです。
「ねぇー、もうなんだか分からなくなっちゃったわ。あなたは一体幾つになったの?」
このおママの語感から、この時はジジを夫と認識している節もあります。私は面白いなと思って様子を伺っていますと…。
「幾つだと思う? 幾つに見える?」
ジジったら幾つに見られたいのやら。(^。^)
そうしたら、おママがマジマジとジジの顔を見つめました。私はおママが幾つと答えるか興味津々でした。穴のあくほど凝視した後、おママは徐ろに答えたのです。
「そうねー、うーん。88歳。」
ほう〜‼️ ジジは90歳です。
「当たらずとも遠からずですね‼️」
私はおママの眼力に感心しました。
「それで幾つなの?」
「90だよ。」
「えーっと、それで私は幾つになったの?」
いつもは自分の実年齢を聞くと心が乱れそうになるのですが、この時は84歳だと知っても「そうなのか〜」くらいの反応だったので、私は拍子抜けしました。
*人の顔って
見た目年齢と実年齢は一致しているか、少し若く見られる方が良いですね。しかし、年齢を重ねるとその個人差は激しくて、年齢当ては難しいように思います。
かく言う私は52歳ですが、最近、習い事の先輩に「60歳❗️」と言われました。白髪染めをサボっていたからだと思いますし、老けている私が悪いのですが、えらく傷つきました。www (^。^)
もちろん、この方は認知症などではなく、頭はキレッキレです。なのに…ですよ。
酷い‼️
まぁ、親しさや人間関係の距離感も判断基準に加味されると思います。
でも、おママは記憶も5分と保たずにすぐに消え去るし、夫を父親かと思ったり、娘を娘と認識できない時も多いです。
でもその瞬間の目視での判断は結構できるのね…。
たしかに…、できるか…。この日のおママはとても冴えていたのでしょう。
最初は「おママ、すごーい❗️」と単純に喜んでいたのですが、私は未だ癒えきれない傷が疼きだし、悶々としてしまいましたわ。(笑)
*本日アップの貼り絵
写真撮影の時に、おママはこの貼り絵を見て「これって面白いし可愛いわ」と言っていました。ちょっと女の子っぽいですね。
もし、これが女の子だとしたら、一体、幾つに見えますか〜⁉️ ( ˘ω˘ )
本人としては、天地はどちらでも良いそうです。逆にするとこんな感じです。⬇️
この方がおママらしい構成かも知れません。
2月2日に切り紙遊びをしました。それを活用したようです。⬇️
⬇️切り紙遊びの事を書いています。
おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。