(2018年8月12〜14日頃 アルツハイマー型認知症の診断から約11年6ヶ月)
*お電話ありがとうございます。
昼前に実家に着くと、ジジが電話で何方かと話をしていました。傍でおママがニコニコしています。
「あ! 今、娘が帰ってきたので変わりますね。」
半ば強引に差し出された受話器から聞こえたのは、おママの小学校時代からの幼馴染Oさんでした。
折に触れておママを気遣ってお電話を下さり、本当にありがとうございます。
暫し近況やご家族の事など伺った後に、Oさんは仰いました。
「本当にね、そちらはパパ(ジジの事)がお元気でしっかりしているから、オトモ(おママの少女時代の愛称)も守られていて良かったと思うわ。」
本当にそうです。足腰弱くなったとはいえ、ジジのおかげで成り立つおママの生活です。娘達もどんなに助けられているか…。
Oさんのお話では、丁度私が来る直前にこんなやりとりがあったそうです。
「いつもお世話になっているのだから、今日は敬老の日だし、『パパありがとう』と言ってね。
後でじゃ忘れるから、今ここで言ってね。」
「そうね❗️」
おママはそう言いながら、ハイ❗️とジジに受話器を渡しちゃったのだそうです。
「『パパありがとう』って言って。」を、
「パパに代わって。」と思い違いをしたのか…⁉️
それとも、受話器を耳から離した瞬間にOさんの言葉を忘れ果てたのか…⁉️
私は後者だと思います。(^O^)a
結局、おママはジジに「ありがとう」は言えませんでした。
*不届きな娘‼️
今日は何の祭日か?
私はあまり気にも留めずに、平日と同じ感覚で実家に行きました。
そんな按配ですから、Oさんからのお電話で始めて
(敬老の日だったか⁉️)
と気付いたのです。
昼食を終えてのんびりしている時に、私はふとジジに言いました。
「どうやって敬老したらいいか分からないわ〜。」
「別にしなくていいよ〜。」
ジジは食後の眠そうな顔で笑いました。
いやいや…。内心では、ちゃんと敬っているってば…。(^。^)v
今日はそんなこんなの敬老の日で御座いました。
*今日アップの貼り絵について。
8月のお盆の頃の作品です。
私が実家へ行っていない時に制作され、裏面に日付も記入されていません。
でも、私が実家を休んでいる間となると、12〜14日頃だと思われます。
この作品…、いろんな紙を少しづつ使っていて、ダイナミックな動きを感じます。
私には激しく踊るダンサーに見えるのですが…⁉️
おママの狩り絵を見て下さり、ありがとうございます。