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(2018年10月8日 アルツハイマー型認知症の診断から約11年8ヶ月)
*体調不良の原因は…⁉️
先週の金曜日は勤労感謝の日。祝日ですが私は実家へ行きました。
すると、おママはロッキングチェアにダランと身を委ねていました。いつもより元気がなく全く身体に力が入らないようです。
「フラッフラするの。なんだかお腹も苦しくて…。」
トイレに向かう姿は確かにフラフラで、どこかに掴まっていないと歩けそうにありません。どうやら様子を伺っていると、便秘がほんの少しずつ解消しているようで、何度もロッキングチェアとトイレを往復していました。
(これは…まさか…。)
蘇る嫌な予感。
⬇︎便秘解消時に失神した時の事を思い出すと、私は思わず身震いしてしまいました。
お昼の用意ができても、
「私とても食べられないわ…」
と、この日こそは、本当に食欲がないようです。(°_°)
「お腹が苦しいわ。タイツがきつくて苦しいの。」(°_°)
そんな時にオネコが現れて、おママの下着やタイツを楽なものに取り替えてくれました。
6月の事件の再来を恐れた私は、その序でに紙パンツを持ち出しました。とにかくこれを履いてさえくれれば、不足の事態が来ても少しは間が持てるでしょう。
「お母さん、これが一番緩くて楽なパンツなのよ。」
「そうなの?」
母親を騙すようで、少し気が咎めたけど背に腹は変えられません。(^_^;)
「寒くて寒くて仕方がないのよ。」
ある程度便秘が解消しても、おママの愁訴は続きました。
その時、オネコがハッと気付いたのです。
「ねぇ、今日の分の薬は飲んだのかしら?」
おママの薬は1日分の血圧と認知症の薬が一包化されています。それにオネコか私が日付を書き入れます。
私が慌ててゴミ箱を漁ると23日と24日の日付を書いた薬の空袋が捨ててありました。その日は燃えるゴミの収集日でしたから、ゴミ箱の中身は今朝からのゴミだわ。
「あ……。2日分飲んでしまったかも…。」(°_°)
「えーーー。」
毎朝、ジジはおママに薬を飲ませています。しかし、おママは今も自分が薬を服用しているとは思っていません。記憶がないのです。
飲ませ忘れないように、おママの薬は目に付くところに置いていました。
この日、おママは何を思ったのか、自発的に2包目を飲んでしまったようです。
「血圧下がりすぎか…。」(°_°)
お腹が落ち着いてきたので、速やかにお布団に入っていただきました。
*これからについて
おママが眠っている間に、ジジ、オネコと私は薬の管理について話し合いました。
今までおママは自分の薬にまるで無関心でした。私達は油断していましたが、今後は目に付かない場所に保管したほうが良いでしょう。
新しい保管場所はジジの薬を入れている引き出しに決めました。専ら、ジジがおママに飲ませるのですが、オネコと私で確実に服用の確認を心掛けようと思います。
他にも、おママの沢山ある衣類、苦しかったタイツ、下着類は新しくする事など。
今後、おママの身の回りで見直さなければいけない点は沢山ありそうです。
「もう、今まで通りでは難しくなるね…。」
症状の進み具合を考えると、おママは来年の今頃はどうなっているでしょうか…。
そんな事も、オネコと話し合いました。
*その後のおママ
日が暮れた5時頃、おママは目を覚ましました。さっきよりずいぶん顔色も良く、気もはっきりしていました。
その後、土曜日はまだ食欲は戻らず、元気はなかったのですが、日曜日はジジと近所に買い物に行き、月曜日はすっかり食欲も回復しています。
昨日(11月26日月曜日)、ジジとおママはかかりつけ医の診察を受け、薬を処方してもらいました。おまけにインフルエンザの予防接種も済ませていました。
私は例の薬を2日分重複して飲んだ経緯などを、先生にお話ししました。おママの血圧と認知症の薬は2日分飲んでしまっても、それが元でどうなる容量ではないようです。今回は祭日だったから、先生にも相談できず、ただ寝かせておくばかりでした。でも、やはり、ひたすら安静にして薬が抜けるのを待つので良いそうです。
実家に戻り、私は一包化された薬の袋に日付を入れました。
28日分です。
11月27日から1日分づつ書くと、終わりは12月24日になりました。
クリスマスイブですね…。
「今年一年、早かった…。」
改めて、私は師走の足音に慄きました。
年末は慌ただしい毎日ですが、
おママもジジも、そして私を含めた皆んなが元気で、正月を迎えられますように。
(^O^)
*本日アップの貼り絵
こちらの紙を使っています。⬇︎
こちらの仲間です。⬇︎
おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。m(_ _)m