おママは
(2018年11月16日 アルツハイマー型認知症の診断から約11年9ヶ月)
*『まんぷく』 観てます。
早いもので、今期の朝ドラも佳境に入ってまいりました。
気が付けば今週と来週で終わりなんですね。
安藤サクラさんは気になる女優さんだし、昨秋から楽しみに観ておりました。
チキンラーメン開発を経て、カップヌードルがもうすぐ完成しそうです❣️
あ、ドラマでは「まんぷくラーメン」と「まんぷくヌードル」ですね。(^O^)
私は脳みそが単純なので、ドラマを観ていると無性にカップヌードルが食べたくなります。そんな人って多いのかしらね…。σ(^_^;)
*ジジには馴染みがなかった。
ジジはカップ麺をほとんど食べた事がないようです。
「そうなの⁉️」
本当に食べていないのか? 食べたとしても覚えていないくらい以前なのか?
昭和一桁世代ですし、興味がなかったのか、馴染めなかったのでしょう。
考えてみれば、ジジは袋入りのインスタントラーメンを食べても、カップ麺を食べたところを、私は見たことがありません。
そのジジ…。
ドラマを観ながら、興味津々です。
「今も容器は発泡スチロールなのか?」
「本当に具に卵が入っているの?」
でも、あまり食べる気は無いようです。(^O^)
*おママ vs カップヌードル
そう言えば、おママも昔からカップ麺より袋入りインスタントラーメン派でした。
私が物心ついた頃から、おママは袋入りインスタントラーメンを片手鍋で作っていました。それも野菜と卵入りです。それをおママは美味しそうに啜っておりました。
「お野菜や卵が入らないと栄養のバランスが良く無いでしょ‼️」
これはおママの持論です。正論ですわ…。反論の余地もない…。
せっかくおママが考えてこしらえてくれたインスタントラーメンですが、
私は子供心に、いつも思っていました。
(野菜がほんの少しなら良いのに。苦手な卵は入れて欲しくない。なんなら殆ど麺だけのラーメンを食べたい。)
カップヌードルが発売されたのは1971年でした。当時、私は5歳です。
幼い私が直ぐにその存在に気付く事はありませんでした。でも、いつしか噂が耳に入って…。(^O^)
「カップヌードルを食べてみたいーーー!」
小学校に上がる前か後か記憶は定かではありませんが、私はおママに強くねだってみました。しかしおママはなかなか首を縦には振ってくれませんでした。
「1個百円なんて高すぎるわよ❗️」 ←ドラマで武士の娘が同じことを言ってたわ。
「作る時に、何も具を入れられないからダメよ。」
「チャーコは食が細いから、1人で1個食べられないでしょう❗️」
まぁ、子供には反論の余地もありませんでした。幼い私は何度も挫けそうになりましたよ。
でも、私は愚図り続け、ねだってねだって、ようやく1つ買ってもらえました。
その容器を始めて手にした時、私の胸は高鳴りました。
開けてみて、卵やエビや、よく分からない肉の様なものを見た時、ちょっと感動しました。
お湯を注いでからの3分が何と待ち遠しいことか❣️
開けて柔らかくなった具と麺を見た時は、ビックリでした。
容器から直接食べようとしますと…。
「熱々だ…。」
食べる以前の問題でしたね。(^O^)
おママは我が意を得たりとばかりに、私から容器を取り上げて言いました。
「やっぱり、この容器は子供には危ないわよ。倒してこぼしたら火傷するわ。」
「…………。」
どうするのかと、箸を持ったままの私が見ていると、おママは丼を食器棚から出しました。
そして、ザーーーーーーーーーッ。(°_°)
カップヌードルを全部移し替え、更に半分を他の食器に移しました。
「これなら熱過ぎないわ。全部食べられないでしょうから、半分こよ。お上がりなさいな。」
ショッキングな光景を目の当たりにして、私はちょっと悲しかった…。
だって、せっかく最初からカップに入っているインスタントラーメンなのに、
丼に入れ替えたら意味ないじゃない…。(°_°)
そして、おママは食後に言いました。
「野菜と卵を入れて作ったラーメンの方が美味しいわね。」
私にはカップヌードルはとても美味しかったのですが、反論する言葉を知りませんでした。
そして…、
いつか、あのカップヌードルの容器から、1人で全部食べられるようになりたい❗️
強く心に誓った初体験でした。(^O^)
*本日アップの貼り絵
昨年11月の作品です。おママとクラフトパンチで遊んでみました。
⬆︎おママは構成をどうしようか悩み中。(^O^)
ピンクの桜柄はピンク地に白いドット柄の折り紙を型抜きしました。
何度かご紹介していますが、使ったのは紅茶のお店 TWG の包装紙です。この包装紙はリバーシブルなんです。⬇︎
⬇︎本日アップの貼り絵はこの貼り絵と一緒に制作しました。
おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。