アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母が作った貼り絵たち。

眼か?頭か?

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(2019年3月22日  アルツハイマー認知症の診断から約12年1ヶ月)

 

眼ですか?

4月8日月曜日の事でした。

私が昼前に実家につきますと、一階のパソコン部屋にジジとおママがおりました。

ジジは少々うんざり顔です。

「昨日まで自分から貼り絵をしていたのに、今日はやる事がないと言うんだよ。」

ジジの気持ちもわかりますが、まぁ、それは仕方がないでしょう。

自分が何をしていたか?

自分が何を好み、楽しく取り組んでいたか?

それが昨日の事だとしても、つい10分前の事であっても、

覚えていられるはずはありません。だって、おママは認知症だもの。

 

 この日、ジジはハガキを用意して、おママに貼り絵を収納しているファイルなど見せながら、「あなたにはやってることがあるんですよ」と勧めていました。

しかし、御当人はそれもすぐにお忘れになるんですね。(^O^)

「(ジジが)一階のパソコンの前に向かうと、すぐ追いかけて、あーだこーだ言うんだ。」

直ぐ側でそんなことを言われても、おママは何のことやらサッパリ理解できないようです。しきりとこめかみを手で押さえながら言いました。

「目が霞んで見えないの。なんかよく分からなくて」

これはおママがよく言うフレーズですが、この日のおママは普段より途方にくれている様子でした。

「気の毒に、見えないの?」

「なんか頭がボーと痛くて、ボンヤリしか見えないの。」

うむ…。やはり、頭と関連ありそうですわ。

「やはり、眼医者に行かないとダメかしらね。」

私がそう半分脅すと、おまは神妙に、

「そうかもしれないわね」

と、萎れていました。いつもは「大丈夫よ❗️」とか言うのに…。

 

頭ですか…。

「どうする?連れて行く?」

私はジジに聞いてみました。口に出してはみても、私自身かなり疑問符付きです。

今となっては、眼科に連れて行っても白内障の手術は無理でしょう。

緑内障の検査はおそらく理解できないし、視力検査も正確には出来ないと思います。

これにはジジも消極的でした。

10年くらい前におママを眼医者さんに連れて行ったことがあるそうです。

その時、医師から

「年相応の白内障はあるけれど、見えないと言うのは眼自体より脳神経の問題ではないか…」

と言われたそうです。

 

要するに頭の調子がいい時は本人意欲的に物を見ようとする。だからよく見て細かい作業もしっかり出来るのかも。

でも、それがイマイチだと頭がボーっとして、目に映ったものかよく認識できないから、まともに見えないのかも。

おママの認知症が進んで、脳が下降線になると、途端に目が見えなくなるのか…⁉️

ちょっと心配になりました。

 

余談ですが…。

おママは頭が痛い時、よくこんな表現をします。

「頭がボーとしたり、グワーンとしたり、目の前に霞がかかったりする」

と言います。実際どんなイメージなのかは本人にしかわかりません。(°_°)

 

私なりに「こんな感じのイメージかな?」と想像して描いてみました。

でも、気が付くと、これって現在50代になった私が偏頭痛になる時の前兆現象、閃輝暗点(せんきあんてん)に似てしまいました。σ(^_^;)

子供時代から若い頃はもっとギラギラ光り、ギザギザに尖った帯が弧を描いて視界を遮っていており、こんなマイルドではありませんでした。

私の場合、年齢とともに閃輝暗点は軽くなってきています。

 

おママは偏頭痛ではありませんが、私はおママの頭痛時のイメージを知りたいです。

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本日アップの貼り絵

冠みたいなで構成ですね。

黄緑色のパーツは折り紙で、以前おママと私が切り紙細工をして遊んだ時の切れ端だと思います。

 ⬇︎10年以上前におママが購入した千代紙です。今回はこの千代紙の緑バージョンを使用しています。

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⬆︎こちらも今回使われています。日本橋小津和紙で購入した千代紙です。

 

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。