(2019年6月24日 アルツハイマー型認知症の診断から約12年4ヶ月)
*七夕です。(^O^)
七夕ですが…、関東は雨模様のようです。
あらら…。今年の織姫と彦星は会えないんでしょうか…。(^◇^;)
年に1度の逢瀬だというのに、お気の毒としか言いようがありませんわ。
*織姫の願い
ジジとおママが通所しているデイサービスでは、毎年七夕飾りを作ります。
今年もおママは他の皆さんと一緒に挑戦したそうです。
そして、短冊に銘々願い事を書きました。
ジジによると、
「おママは『パパとずっといっしょにいたい』って書いたんだよ。」
それを聞いた時、私は胸を衝かれて言葉もありませんでした。
「そうなの…?」
これはもう少し年齢の低い夫婦なら、
「まぁ❗️お仲が良ろしいのね❣️」
とか、
「おのろけですわね❣️」
と笑ったり冷やかしたり出来るんですが、
ジジは91歳の足弱、おママは85歳の認知症です。
それほどおママも深刻に考えて書いたわけではないでしょう。
でも、状況は切実です。ずっと、ずっとは無理かもしれない。
「そうだよね。おママは『パパとずっといっしょにいたい』んだよね…。」
なんだか泣けてくる話でした。(/ _ ; )
*ところが‼️(°▽°)
それから後日デイサービスに行った時の事です。
ジジが麻雀に参加していると、1人で別の事をしていたおママが突然近づいてきて声を掛けたそうです。
「あなたは誰ですか?」
こんな事はジジも周囲の方々も慣れっこですから、誰も驚きません。
「あなたの亭主だよ。」
ジジが答えると、おママは安心したように微笑みました。
「あー、良かったわ。」
なんだかよく分からないけど、二十数名いる人の中から、
(あの人が一番身近な人かしら?)
と目星を付けることが出来たのでしょう。
それは良かったと思う。少なくとも別の人のところに行かなくて、本当に良かった❗️
でもさぁ、おママさんよ❗️
あなたが「誰ですか」って訊ねた人が『ずっといっしょにいたい』と願っていた、
パパなんですよーーー‼️(^O^)
*チャーコは思う
この一件より少し前の6月の上旬に、私は 相互読者のブロガーKONMA08さんKONMA08 (id:konma08) のブログ「ご・しち・ご くらぶ」に下記の句を投稿をしていました。
「あなた誰? 織姫いまは 認知症」
今思うと、そのまんまではないか…。
85歳の織姫は、辛くも91歳の彦星を探し当てる事が出来きました。
来年の七夕も元気でいていて欲しいです。
*本日アップの貼り絵
ダイナミックな構成です。織姫と彦星を隔てる天の川の気分で選んでみました。
⬇︎こちらの色違いを使っています。
おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。