アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

エイプリル・フールの日に…。

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(2020年1月22日  アルツハイマー認知症の診断から約12年11ヶ月)

 

 新年度始まる

遂に4月、新年度❗️

新たに社会人になられた方々にお祝いを申し上げます。

今は社会全体があまりに困難な状況なのですが、

近い将来には、皆様にとって幸多く、実り多い時代になって欲しいと思います。

 

エイプリル・フールの日

東京では感染拡大への懸念が高くなっています。

 いつ緊急事態宣言が出るのか? 出ないのか? それも不安です。

医療崩壊だけは避けてもらいたいです。

もう、医療崩壊目前だという情報も眼にしました。

 

しかし、日本では緊急事態宣言は発令されても欧米のように「禁止」や「罰則」は伴わず、あくまで強い「要請」なのだそうです。ですからニュースで伝えられる諸外国の「ロックダウン」は日本では不可能らしい。どこまで効果があるのだろうか…。

 それでも、緊急事態宣言という言葉のもつインパクトは大きいですね。

www.tokyo-np.co.jp

 

4月1日も、実家へ向かう電車の中は、一様にマスク姿で重い表情をしている人達ばかり。勿論、私もその一人です。

街には新年度という活気がありません。

テレワークが可能な職種は、その対策が進んできたのでしょう。

 

この新型コロナウイルスの現状全てが嘘なら良いのに。

これがエイプリル・フールの嘘で、一夜開けたら全世界がこの感染症から解放されていて、「コロナ?なにそれ?」ってなれば良いのに。

 

そういかないのが現実ですね。(°_°)

 

 不安と準備

「もし、私からお父さんにうつしちゃったら許してね。」

「もう、ずいぶん生きたから良いさ。」

 

「緊急事態宣言が出たら、私はこっちには来なくなると思うよ。」

「うん、分かった。」

 

最近、ジジとこんな事を話しています。

私は週3回、自宅から電車を乗り継いで約1時間ほどかけて実家に通っています。

ウイルスに感染するという点ではリスクが全くない訳ではありません。

 

 新型コロナウイルスの感染がジワジワ広がっているようで、このところ私はとても落ち着きません。ジタバタしても仕方ないのですが、もし自分が症状の出ていない保菌者だとしたら、高齢のジジとおママ、そして胃癌を患う義母のクレバァにうつしてしまうかも…。

考えるだけでも、恐ろしい。ウイルスは目に見えないので、疑心暗鬼になるばかりです。

 実は、私の自宅から一番近くの病院でクラスターが発生してしまいました。我が家はあまり接点がないのですが、その事が私の精神を更に萎縮させました。

 

今のところ、ジジもおママも元気です。

クレバァも週3回、掛かり付け医のクリニックに丸山ワクチンを打ちに通っています。

このまま、乗り越えられますように。そう祈るばかりです。

 

ただ、少しずつですが準備もしています。

ジジとおママのどちらかが発症したら、それぞれ入院と自宅待機になるでしょう。

おママが一人で自宅待機になったら、オネコか私のどちらかが一緒にいないとダメですね。

 

 もし、オネコと私が感染したら、恐らくジジとおママはデイサービスにも行かれなくなり、二人で家に籠城しなくてはなりません。

 

 老親二人で、もしくはジジ一人で自宅待機になったことを想定しての準備です。

主に食品。缶詰や冷凍野菜。賞味期限の比較的長いレトルト物。

お肉はジジにも扱いやすいように火を通してから小分けにして冷凍しました。

私がいつまで実家に通えるかも不確かなので、昨日は再チェックしました。

ダンナの親戚が送ってくれたお米をお裾分け。

買えなかったマスクを我が家から15枚ほど融通しました。

(トイレットペーパーとティッシュペーパーは差し迫らない程度に準備しました。

紙パンツやパットは1ヶ月分は確保できているし…。)

 

おママの貼り絵を収納するファイルがいっぱいになりそうなので、新しいのを買いました。

でも、ただでさえ「お題」が無いと取り組めなくなっているのです。

(もし私が長期に亘って実家へ行けなかったら、おママはもう貼り絵が出来なくなるね…。)

 

 やはりこの現実が現実ではなく、嘘だったら良いのに…。(TT)

 

本日アップの貼り絵

私のいない時に制作されました。

このマーブルペーパーはこちらの貼り絵にも使われていました。(^O^)↓

harienikki.hatenablog.com

 おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。