(2020年2月7日 アルツハイマー型認知症の診断から約13年)
*一応、お題方式の貼り絵です。
「お題方式の貼り絵」 とは…。
昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それが出来ない時が増えてきました。
それで、あらかじめ私が作業机に何種類かの紙や切れ端を出して置き、まるでおママが貼り絵をやり掛けていたと思えるようにお膳立てをする事が増えました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。
「お題」はこちらです。(↓)
私がこのお題を出して置いたのは2月7日金曜日の夕方17:05です。夕食を作った後、帰り際にセットしました。
そして、完成作品をファイルの中に見つけたのは、次に実家へ行った2月10日月曜日でした。
今年に入って、自発的に貼り絵に向かうことが少なくなったおママ。
でも、この作品は「お題」を作業机の上に見つけて、私がいない時に一人っきりで取り組みました。
おママなりのシンメトリーが完成しています。
結構、後で頭が痛くなるほど、一生懸命考えたでしょう。
でも同じ日、この貼り絵に取り組む前に、おママは既に3作品仕上げていたのです。
そのため、私の驚きは一通りのものではありませんでした。
「興に乗る」とはまさにこの事でしょう❗️(^O^)
こちらも同じ日の作品です。(↓)2枚ご紹介しております。
* そして、こちらも同じ日に制作してます
(2020年2月7日 アルツハイマー型認知症の診断から約13年)
私が小津和紙で購入したこの千代紙(↓)をメインにして、他は以前からおママの作業机に有った紙片を選んで利用してもらいました。
おママが選んだのは、以前に好んで使っていたチョコレートの包み紙です。
金と黒がオシャレです。
森永製菓の「カレ・ド・ショコラ BITTER 」このシリーズはどれも美味しいですね。(^O^)
(↓)金とアイボリー鱗模様の千代紙も小津和紙で購入したものです。
チョコレートの包み紙は2枚使われていて、「上部3分の1」が切り離されて使われました。
その、残った「下3分の2」と鱗模様の千代紙が夕方の17;05の「お題」になったのです。
「これはこうだから、ああして、でもダメかしらね。」
「でも、これならいいかしらね。」
おママは構成を考える時、ぶつぶつ言います。
しかも、糊をを付ける時、
「これどこだったかしら…」
なんて悩むことが多いのです。
アルツハイマー型認知症のおママは、創作活動をかなり拘って、考え抜いてやっています。
考えすぎて、堂々巡りの末に、訳が分からなくなってしまうことも多いです。
それを考え合わせると、3枚の貼り絵制作の上に、更にもう1枚なのですから…。
おママはこの日、本当に脳味噌をフル回転させて頑張りました。
というか…、やはり興が乗ったのでしょう。
2月最初の「午の日」を「初午」と言いますが、
2020年の初午は2月9日。丁度、この頃でした。
初午の駈けるがごとく興に乗り、
おママは絶好調だったのね。*1
「カレ・ド・ショコラ」のBITTER (↓)最近買って撮影しました。
よく見ると、おママが使った包装紙はだいぶ前の物でしょう。リニューアルされてますね。
小津和紙は緊急事態宣言のため休業中です。
おママの手持ちのハガキが無くならないうちに、買いに行きたいものです。(^◇^;)
おママの貼り絵を見てくださり,ありがとうございます。
*1:o(^∇^)o