(2021年11月5日 アルツハイマー型認知症の診断から14年9ヶ月)
*羽生結弦選手の会見
日曜日(2月13日)の夜に「明日、18:30から羽生選手の会見があります」とテレビから流れた時、私は自分でも驚くほど動揺してしました。
(足の怪我がよほど悪かったのか…、このタイミングで引退会見か?)
寂しいような悲しいような感覚に囚われていたのです。
すぐに「個別に取材を受けきれないので、会見という形にする、羽生選手からの発表会見ではありません」との報道が出て、胸を撫で下ろしました。
しかし、この私の動揺はなんだったのだろう。
もちろん、羽生さんの人生ですから、彼の決意は全面的に受け入れます。
でも、羽生結弦という選手の存在は、私の中でとても大きかったのだと実感しました。
もし、引退となると、一つの時代が終わってしまうような気がしました。
羽生選手が台頭してきたのは東日本大震災以降です。短い間でも避難所での生活を経験し、常に被災地を思い言葉にしてきた羽生選手です。
彼の活躍や金メダルは希望の光のでした。私の中では復興のシンボルのようなイメージだったのですね。
でも、羽生結弦も人間ですから、今ではないけど、いつかはその日がやってくる。
その時に笑顔でエールを送れる自分でありたいと思います。
それで、羽生選手の会見ですが、私は放送では途中までしかみられませんでした。
全文はこちらで読みました。(↓)
ネイサン・チェン選手への祝福と、会場スタッフや、日本や世界中の多くの人々への感謝に溢れた会見でした。
今後の4Aへの取り組みなどについてはまだ考えがまとまっていないようですが、引退は考えていないようなのでホッとしました。まずは足の怪我の治療が大事ですものね。
会見で印象に残った部分をちょっとご紹介したいです。
羽生選手が4Aに挑んできた原動力は「9歳の時の自分」だったそうです。
その「9歳の時の自分」に叱咤激励されながら挑戦を続けて…。
『でも今回のアクセルは、なんか(9歳の自分に)ほめてもらえたんですよね。一緒に跳んだっていうか。気づいてくださらない方も、ほとんど気づかないと思うんですけど、実は同じフォームなんですよ、9歳の時と。ちょっと大きくなっただけで。
だから一緒に跳んだんですよね。それが自分らしいなって思ったし、何より4Aをずっと探していくときに、最終的に技術的にたどり着いたのがあの時のアクセルだったんですね。なんか、ずっと壁を登りたいと思っていたんですけど、いろんな方々に手を差し伸べてもらって、いろんなきっかけを作ってもらって、上ってこられたと思うんですけど、最後に壁の上で手を伸ばしていたのは9歳の俺自身だったなって。最後にそいつの手を取って一緒に登ったなっていう感触があって。』
「9歳の時の自分」は羽生選手にとって初心や根本的なスケートやジャンプの基礎を学んでいた時代の比喩でしょうか。
あれだけ世界の頂点を極めた人の、進んでいく先に見えたもの、そして共に跳んだのがそれだったのは、感慨深いし胸が熱くなりました。
*ありえない
羽生選手の会見と同じ日に、ドーピングで問題となっていたROC15歳女子選手の競技出場許可が出てしまいました。
私としては、これはアウトだろうと思っていたので、かなりショックです。(°_°)
そもそもROCってなんでしょう。ロシアオリンピック委員会です。
ロシアは組織ぐるみでドーピングがあり、今、処分中ですよね。だからロシアという国では参加できず、特にクリーンであるということが証明されている選手のみ出場できるのです。いわば執行猶予扱いなのに、禁止薬物が出たら「一発バン❗️」が相当です。
確かに、12月の選考大会の頃の検体ですから、それを以て出場停止は気の毒だという意見もあるでしょう。しかし、その段階で禁止薬物が出たという事は、五輪選手に選ばれる土台が崩れるのです。
該当選手が15歳だったから、「16歳未満は保護対象」だから、処分が軽くなるという裁定ですが、これは反ドーピングとは真逆のメッセージを世界に送ってしまうでしょう。
「是が非でもオリンピックメダルを国策として獲得したいと思う国や団体の皆さん❗️
16歳未満の選手なら、薬漬けにしても良いんですよ。禁止薬物で持久力や筋力を上げて、たとえバレても大丈夫。16歳未満は保護対象ですから、手心を加えてもらえます。大会出場はオッケーですよ〜。」
そう言っているのと同じじゃありませんか。(°_°)
スポーツの世界ですから、私は技術の向上はあって然るべきだと思います。
しかし、まだ若過ぎて十分理解もしていない少女期の選手に禁止薬物を投与して、限界以上の演技を行わせることは絶対に反対です。これは虐待と同じです。
やはり、ドーピングはダメ。
競技には参加させる?
公平性をとって、該当選手がショートプログラムで24位以内に入ったら、25位の選手もフリーに進ませる?
該当選手が3位までに入ったら、メダル授与式はしない?
なんでしょう。この決定は?
公平性を考えるなら、本当に公平にしてください。
他の選手達が気の毒です。(°_°)
*本日アップの貼り絵
2021年11月5日
おママが興味を持ったのはこの紙片です。(↓)2枚ありました。
<貼り絵制作動画①>
2021年11月5日 14:46〜(2分37秒)
おママはデザイン計画をおママなりの表現で話しています。
そして、合わせる紙を選びました。それは青地に白い花の千代紙と、歌舞伎座の袋です。
どこをどうやって使うか、一生懸命説明してくれました。
歌舞伎座の鹿子模様の袋を手にしながら、
マ「あれに、ちょっとすると…おこ? おけられちゃう?」
チ「怒られない。まだ(その紙は)たくさんありますから。」
おママの怒られちゃう発言ですね。(๑˃̵ᴗ˂̵)
(↓)細かく切るのは楽しそうです。
(↓)シンメトリーを目指しているようです。
そして出来上がりです。自分でもかなり上手く配置できて満足そうでした。(^O^)
気分を良くしたおママは2作目に取り組みました。
最初は1作目の残りを使って(↓)こんな風に考えていました。
(↓)ところが突然、気が変わってしまいました。グリーン系のマーブルペーパーに心を奪われてしまうのです。
<貼り絵制作動画②>
2021年11月5日 15:57〜(1分07秒)
おママは一生懸命に構成をしていますが…。
この通りにいかないのがおママの貼り絵です。(^◇^;)
(↓)完成しました‼️使用したマーブルペーパーは昔おママが購入したものです。
(2021年11月5日 アルツハイマー型認知症の診断から14年9ヶ月)
おママの貼り絵を見てくださりありがとうございます。