(2022年9月30日 アルツハイマー型認知症の診断から約15年7ヶ月)
1年前の2月24日にロシアによるウクライナ侵略が始まりました。
戦後生まれの私には、この1年ほど戦争を強く感じたことはなかったでしょう。
思うことはいろいろあるけど、ロシアにはもう侵略をやめてほしいです。
振り上げた拳を下ろしてほしいです。
この1年で犠牲になった多くの方々の御冥福をお祈りいたします。
そして戦争が早く終わりますように。
*どうやって靴を履こうか
高齢になると若い頃になんでもなかった事が難しくなります。
ジジは95歳。後期高齢者としても超高齢に足を突っ込んでおります。
実は、その足が問題なのです。
何かに掴まっていても立っていることは困難です。
一度座ってしまうと、脚の筋力が弱くなったので、何かを支えにしても立ち上がるのは至難の業です。
室内は歩行器がなければ歩けません。
外出時は車椅子ですし、普段通っているデイサービスは送迎付きですが、
それでも玄関で靴を履いて出なければお話になりません。
玄関で「靴を履く」って簡単なことのようですが、これがなかなか大仕事です。
実家の玄関は50年前のリホームの時から構造は変わっていません。
玄関の三和土(たたき)から床面まで上り框の段差は35センチあります。
長らく高さ10センチほどの式台を置いていたのですが、ついにジジは床に座って三和土に置いてある靴を履くことができなくなりました。
それで、今年に入ってからこのような「上がり框用たちアップステップ台(両手すり付き)をレンタルしてみました。(↓)ジジは2割負担で1044円(/月)です。
でも、なかなか難しいのです。
座って靴を履く事はできたとして、この手すりを使っても立ち上がれません。
現在、黄色い矢印の位置に靴を置いているのですが、立ったまま靴を履こうとしても、手が使えないから履くことができません。
結局、立ったまま靴に足を入れようとする時に、介助者が靴を履かせてあげなければならないのです。私もオネコも思いっきりため息をついてしまいました。
「やっぱり一人では難しいか…。」
サンダルのような突っかけの靴では歩行時に危険だし、もう少し履きやすい靴と思っても、現在の靴は歩行時の安定感から選んだものです。今後は靴を見直すとしても、やはりオネコか私が履かせることになりそうです。
「でも、、デイサービスから帰ってきて、
脱ぐのはできるよ。」(^O^)
ジジはジジなりに工夫をしていると、得意げな顔をしています…。
手すりに掴まって立ったまま両足をゴソゴソ擦り合わせながら脱いでいるそうです。
靴を履くことができなくても、脱ぐことができれば、
「まぁ、いいか…(ため息)。」
完全には思った効果は得られませんでしたが、レンタルは続けようと思います。
しかし、オネコも私も同居ではなく、実家に通っている状態です。朝のデイサービスへ出発する時に立ち会えない事だってあります。、今後も頭が痛いです。
*本日アップの貼り絵
2022年9月30に制作された作品です。
私、制作日より遡ること1ヶ月余り前に、こんな「お題パック」をセットしていました。
(↓)こちらです。
(大きな写真のピースは裏と表のどちらを使ってもいいし、おママだったら、あまり考えずに15分くらいで切り貼りできるだろう。)
そう思ったのですが、何度おママに見せても全く関心を引くことが出来ませんでした。
そして何度目の正直でしょうか?
9月30日におママはようやく取り組んでくれました。
(↓)写真ピースはそのまま使うようです。神社でしょうかお寺でしょうか?
ハイキングの方ではなく、古刹の御堂の方を使うようです。
(↓)緑の「波紋」を手に取るおママ。
(↓)ハガキの大きさに合わせて器用に切っています。
<おママの貼り絵制作動画①>
2022年9月30日 11:40〜(1分20秒)
この日のおママは調子が良かったと思います。糊付け作業もとても順調でした。
私から見ると楽々と作業をしているように見えたのですが、出来上がった時におままったら「ひーーーー」と大きなため息をついていました。
それが可愛いやらおかしいやら。
(^O^)
ところで、この写真のピースはどのパンフレットから切り取ったのでしょうか?
恐らくツアー旅行のパンフレットだと思います。
実は,これでした。
使われずに糊がつけられて見えなくなったハイキングの写真が手掛かりとなりました。
昨年はこのパンフレットを使って5枚の貼り絵を制作しました。その名残です。
(↓)この作品中央の青いピースを切り抜いた形が、そのまま本日ご紹介した貼り絵の写真に残っていましたわ。(^O^)
(↓)小津和紙で購入した友禅紙「波紋」です。
おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。