(2017年5月17日 アルツハイマー型認知症の診断から約10年3ヶ月)
毎年5月はとても短く感じます。
ゴールデンウィークがあるからですね。しかも、寒暖の差も大きく,私は体調を崩しがちで、可動日数が他の月よりすくないからだと思います。
とはいえ…そろそろ梅雨も近い。
ただでも更年期の重い身体(純粋に体重の問題)には年中いい時なんてないのかも?
*「今月のイチ押し❗️リターンズ❗️」とは
おママが特別養護老人ホームに入所したので、もう、新しい貼り絵作品は生まれません。
昨年まで、「月末企画❗️今月のイチ押し❗️」は当ブログの月末恒例行事でした。
オネコと私は「イチ押しミーティング」をして、特に印象に残る作品を選んできました。
それはすぐに意見が一致することもありましたが、紛糾する(大袈裟です)こともしばしば…。
しかし、それも出来なくなりました。寂しいものです。
「今月のイチ押し」は今見ても素敵な作品が多いです。当時を思い出して、今、感じることもあります。
そこで考えたのが「リターンズ❗️」。
6年間72枚の中から、私が特に好きな作品を再びご紹介する企画です。
*これは家?
この作品は2017年5月の「今月のイチ押し‼️」でした。
木材の写真を使い、すっきりと上に伸びていくような、心地よい作品です。
中央軸がピンと揃って、おママ好みのシンメトリーがほぼ狂いなく配置されています。
おママが制作してから6年を経て、今見直しても、私にとっては印象深く、大好きな作品です。
当時のおママが使用した紙が何であったかの確証はありません。
私は額縁のチラシだったのではないかと思います。
久しぶりに(↑)当時の記事と貼り絵の写真データを眺めていますと、
やはり、私には「家」に見えてきました。
おママの家ですね。
実際のところ、特養に入所したおママは自分の家に帰ることはないと思います。
私たち家族がおママと暮らした家には、もうおママは居ないけど、
「この木のお家には居るんじゃないか…?」
そんな印象を受けました。そして、思わず独り言を言ってしまいました。
「おママ、ただいま。」
ドアは開かれているようです。
*ただいま
最近、私はボケ防止のために中学英語を復習しております。
スマホで英会話アプリを使ってみようかと思ったのですが、音声だけでなく実際に紙に単語や構文、文章を書く作業も認知症予防には良いのではないかと考えて、本屋で教本を1冊書いました。(音声はダウンロードできます。)
その中に、「ただいま」は「I'm home.」だと書いてあったので、
「ひとつお利口になったわ❗️」
と調子に乗り、この貼り絵のタイトルを「I'm home.」にしました。
でも,まてよ…。
鵜呑みにしていいのか?
それで、ちょこっとネットで検索してみました。すると、(↓)このような内容が多かったのです。
「ただいま=I’m home」「おかえり=Welcome back」と暗記している人はいませんか? 実は、これらが毎回使えるとは限らないのです。
えーーーー、まさに、昨日この通りに暗記しましたよ。(°_°)
でも、これも仕事や学校から帰ってきた家族に向かって言うには、かなり不自然な表現です。
その理由は、これらも “I’m home” と同じように、しばらく家を空けていた人に対しての「おかえり」だからです。
しばらく振りで実家へ帰った時などは、
Hi! Mom. I'm home. 「お母さん,ただいま。」
でいいのですが、日常的な「ただいま」なら
Hi!(固有名詞).
で良いらしい…。
一方で、日常的な「おかえり」も、
Hi!(固有名詞).
なんですって。随分,簡単な気がします。
でもでも…、
それは、英語は “Hi” というシンプルな挨拶がいろんな場面で登場するからこそ、それだけで終わるのではなく、その後に続ける “How are you?” や “How was your day?” こそが大切なのではないか、ということです。
なるほどです。ちょっと納得しました。やはり言い切るのではなく+アルファが大事なのですね。
でもまぁ、私が数年振りにこの貼り絵を見て(ああ、家に帰ってきたんだ)という懐かしい気分になったのですから、心情的には「I'm home.」で良いのでしょう。
おママ❗️I'm home❗️ \(^O^)/
おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。