アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

記憶について No.59 身だしなみ

(2019年10月2日 アルツハイマー認知症の診断から約12年8ヶ月)

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ご心配おかけしました

前記事で、私がiPadを実家に忘れてしまったのか?という記事を書きましたが、

無事に実家にありました。

ブクマで御心配をして下さるコメントもいただきました。

本当にありがとうございました。

ご心配をおかけして,申し訳ありませんでした。

m(_ _)m

愛用のiPadと離れた1週間は落ち着かない心地でした。(^◇^;)

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極めて簡略だった

「身だしなみ」という言葉は素敵だと思います。

私は一応性別は女性ですが、オシャレはさほど気にしていません。

子供の頃から肩こりがひどくてネックレスは苦手です。冬は手荒れもひどく、夏は汗疹かくので、指輪など貴金属のアクセサリーは滅多に身につけません。

顔面も荒れやすいので、今ではファンデーションは論外。日焼け止めはおろか、口紅すら付ける気になれません。

それでも、一応ボサボサの癖っ毛ですが、外出時はあまり見苦しくないように髪をとかしますし、洒落気はなくとも清潔な衣服を着ようと心がけております。(๑˃̵ᴗ˂̵)v

おママはどうだったかしら。

家にいる時は化粧はしませんでしたが、外出する時にファンデーションと口紅くらいはつけていました。

私よりウェーブがしっかりと出る好都合な癖っ毛でしたし、ショートカットにしていたので、髪型は軽くとかすくらいで良い感じにまとまっていました。

中年期以降はそれなりに太めの体型で、結構それを気にしていました。それでも実家に残っている服の数は多いので、試行錯誤をしながらもオシャレを試みていたのでしょう。

おママの身だしなみは、私ほどではないけれど、かなり簡略だったと思います。

かすかに残った「身だしなみ」の心

なぜ、身だしなみについて書いているかというと、4月の面会の時に撮影した動画の中に、おママが髪の毛を溶かすような仕草が記録されていたからです。

髪を溶かすブラシを見て、おママはぼんやりとですが、身だしなみに使う物だと思ったようです。言葉もほぼ失われているけど、脳の深いところで、

(これはこうするものだ。)(意訳すれば「これは髪をとかす物に違いない」)

おママはそう思ったに違いありません。

youtube.com

<おママはブラシで髪をとかす>

2025年4月29日 11:44〜(59秒)

オネコさんは花柄のバックから白い携帯用の折り畳みブラシを出してみました。それをおママに持たせると、なんとなく髪をとかそうという動作をしました。オネコさんが髪の毛をとかして上げると、おママは気持ちよさそうです。オネコさんが再びおママの手にブラシを持たせて強引にその動作を誘導すると、

「いやだ」

と言って少し嫌がりましたが、今度は1人でしっかりと髪を溶かすことが出来ました。

認知症は末期ですし、緑内障で視野のほとんどが失われているようですが、

身だしなみの意識はまだ健在のようです。(๑˃̵ᴗ˂̵)v

私はそれがとても嬉しかったです。

因みに、私の癖っ毛はおママのように綺麗なウェーブがまとまるようなたちのの良いものではなく、ボーボー膨らむ厄介なタイプです。子供の頃は寝癖で絡まりやすく、櫛やブラシが通り難かったです。毎朝,投稿前の身支度は大変でした。

本日アップの貼り絵

2019年10月2日に制作されました。

(↓)おママは同じ日にこの貼り絵も制作しています。

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私が居ない時に、おママが1人で取り組んだので、制作途中写真や動画はありませんでした。

(↓)オネコさんが持ってきてくれた風船柄の包装紙を使っています。

緑の葉っぱのピースはクラフトパンチで型抜きしたものです。

(↓)この連作の残りを使ったのだと思います。

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おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。