今週のお題「買ってよかった2025」

(2021年10月24日アルツハイマー型認知症の診断から約14年8ヶ月)
*藁をも掴む気持ちで
ちょうど1年ほど前の2024年12月29日の深夜、私は家の中で怪我をしました。
椅子の上に立ち上がって高いところの物を取ろうとした私。その刹那、何故か椅子から足を滑らして床に勢いよくお尻から落下しました。

それによるダメージはかなり重く、胸椎と腰椎はそれぞれ一つずつ片割れ状態、仙骨はスパッと大きくヒビが入っていました。
私はこれまで実家と自宅を大きなリュックを背負って移動していましたが、ドクターストップがかかってしまったのです。
「重い荷物は持たないで、リュックなんて絶対ダメ。4輪のキャリーバックの方が良いです。駅では階段は使わずにエレベーターとエスカレーターでね。それと、外出は最低限にして、遊びに行ったりしないように❗️」
今年の1月時点では、私の身体は悲鳴をあげていて、歩く事自体が辛かったです。
しかし、実家通いだけでなく、私は仏画や截金や古典購読の講座への参加もあり、休むのも自分に負けた気がします。どうしても続けたい。
医師の言うとおり、4輪のキャリーバックを購入して、なんとかこの状況を乗り越えようと思いました。
オネコさんにこの話をしたら、
「是非,スワニーのキャリーバックも検討して❗️」
と耳寄りな情報をくれました。彼女は娘夫婦に子供ができて、その手伝いに行くようになり購入したそうです。
「やはり,ちょっと高かったけど、10年使ってびくともしないし、安定感はあるし、本当に買ってよかったと思っている❗️」
当時の私には、近所への買い物ですら辛かったから、あれこれ物色している余裕もありませんでした。スワニーのHPを見て新宿の京王デパートに直営の売り場があることを知りました。新宿は実家へ行くための乗り換え駅ですから、往きに寄って即買いしようと決めました。
確かにスワニーのキャリーバックは少々お高いです。しかし2年ほど前に、私は4輪のキャリーでバックが取り外しできる物を秋葉原のヨドバシカメラで探したことがあります。その時も、私の希望条件に合うバックは2万円をゆうに超えていましたから、しっかりとした安定感があって機能的な商品はそれなりのお値段なのでしょう。
私は公式サイトで商品知識を得て大体値段も把握して、十分納得してから直営の売り場に行きました。
「腰を痛めて荷物が持てないから、この売り場にある物の中から買います。」
そう言うと、売り場の店員さんが丁寧に説明したり商品を棚から下ろして見せてくれました。試しにハンドルを握って歩いてみるとガタガタせずに車輪の音も静かでスムーズ。しかも高さは6段階に調節できて歩いている途中でも変更が簡単です。
「バックの大きさは小さいのと大きいのがありますが…。」
「大きいのがいいです。」
バックが大きくなるとお値段も高くなります。コラボ柄のバックは更に割高なので、最初はなるべく地味でシンプルなデザインを選ぼうと思いました。
しかし、私の眼は上品なワインレッドのキャリーバックに釘付けになってしまいました。よくみると、それはウイリアム・モリスの有名な「いちご泥棒」の柄なのです。
「これは…。」
すると店員さんは
「柄物は好みもありますから…初めはお勧めしませんでしたけど、無地のバックは無難なので持っている方も多いです。お気に召したら是非…。」
当初の予算より5000円も高い。でも、腰が楽になるまで毎日杖のように使っていくなら、高くても気に入った物にしよう。自分の貯金で買うんだから、誰に遠慮がいるものか。
専用のレインカバーと合わせて、4万円から少しお釣りが来ました。あぁ、清水の舞台から飛び降りるようなお買い物でしたよ。(^◇^;)

正面 バックの持ち手のところに小さな隠しポケットがあるのが便利。バック本体の開閉は上部のチャックで大きく開くので出し入れし易いです。

後ろ側 黄色の矢印のところにストッパーがあります。電車に乗った時などはストッパーを効かせておくと動きません。チャック付きの大きなポケットは便利に使えます。

バックを外したフレームのみの姿。軽量ですが安定感があります。車輪は75ミリで大きく、道に凸凹があっても動かし易いです。
*本当に買って良かった
購入から1年近くなりましたが、今やこのキャリーバックは私の相棒です。実家との行き来、習い事、通院、近所のスーパーへの買い物、外出時はいつも一緒です。
現在、腰は前よりはいいのですが、それでも圧迫骨折で片側が潰れた骨は元には戻らないし、骨盤の中の仙骨も動作の加減によってはまだ痛みます。安定性のあるスワニーのキャリーバックに掴まりながら歩く事もあります。
使用感は軽いし、バックの着脱もできるし、重い荷物を運ぶには楽ちんです。高齢の方がキャリーバックを使っている気持ちがよく分かりました。今より腰が楽になっても、私はこれを手放す気にはなれないと思います。
「キャリーバックは基本的にBABAAアイテムだと思うけど、これは…ウイリアム・モリスの柄と色が良いよね。」
娘のアズキには褒められたのか貶されたのかわからない言われ様でしたが、きっと褒められたのでしょう。(^◇^;)
ただ、古典購読の会で、私より20歳近く年上の歴とした高齢男性から
「どうしたの?これって、よく高齢女性が杖代わりに使っているキャリーだよね」
と軽く小馬鹿にするように言われて、
(はぁ⁉️貴方には言われたくない)
と思いました。ええ、事実ですよ。でもね、お元気な高齢男性は御自分が高齢である意識が抜けているのでしょう。骨折の危険はどこに潜んでいるか分かりません。他人事じゃないですよ。💢
今年1年間、私の歩行を支えてくれたスワニーのキャリーバック。
昨日も今日も、毎日にように使いました。オネコさんには
「私は10年以上使ってるけど、この使用頻度ならチャーコさんのはそこまではもたないかもしれないわね」
と言われています。きっと来年もその先も、使って使って消耗したら、またスワニーのキャリーバックをリピートすると思います。
70代80代になっても綺麗な柄物のキャリーを転がして街を闊歩するお婆さんになりたいです。

*本日アップの貼り絵
2021年10月24日の作品です。私が実家に居ない時におママが一人で取り組んだので、制作途中の写真や動画もありません。
写真は随分前におママと旅行会社のパンフレットから切り抜きました。長らく紙片を貯めた缶の中にあったので、おママは使ってみたのでしょう。
(↓)使用した紙
小津和紙で購入した2種類の友禅紙


義母クレバーの遺品から見つかった和紙。赤と黄色の模様にわしはデータが見つかりませんでした。
おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。