アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

今月のイチ押しリターンズ(2020年5月版)ルリユールの名残

(2020年5月29日アルツハイマー型認知症の診断から約13年3ヶ月)

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今週は台風6号が日本列島に上陸しそうです。

大きな被害が出ませんように。

またしても,月が明けてからの月末企画更新です。

情けなや…(^◇^;)

「今月のイチ押し❗️リターンズ❗️」とは

2023年1月におママが特別養護老人ホームに入所したので、もう、新しい貼り絵作品は出来ません。(面会時にシール遊びはしましたが…)

その直前の2022年12月まで、「月末企画❗️今月のイチ押し❗️」は当ブログの月末恒例行事でした。

オネコと私は「イチ押しミーティング」をして、特に印象に残る作品を選んできました。

それはすぐに意見が一致することもありましたが、紛糾する(大袈裟です)こともしばしば…。

しかし、それも出来なくなりました。寂しいものです。

「今月のイチ押し」は今見ても素敵な作品が多いです。当時を思い出して、今、感じることもあります。

そこで考えたのが「リターンズ❗️」。

6年間72枚の中から、私が特に好きな作品を再びご紹介する企画です。

(↓)先月の「イチ押しリターンズ❗️」です。

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ルリユールの名残

おママは50代後半から60代の頃,ルリユール(ヨーロッパの伝統的な製本技法)を学んでいました。元々40代から革工芸をやっていて、若い時から本の製本にも興味があったおママです。良い先生と出会ったら、自然な流れで取り組んだのだと思います。

過去にも記事でご紹介していましたが、おママは革で装丁し、その表紙の表面に薄く削いだ色革をモザイク(象嵌)したり、金箔で線や曲線・文字を貼る工芸金箔に取り組んでいました。

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当時のおママはまだアルツハイマー病にもなっていませんでしたから、手先の器用による緻密な手仕事のレベルは高かったと思います。本人は当時、

「近くで見るとアラが目立つから、

じっくり見るのは、やめてぇ❗️」

と言っていましたが、モザイクも工芸金箔もなかなかな腕前だと思います。

v(๑˃̵ᴗ˂̵)v

このモザイクに使った薄く削いだ色革は、おママがアルツハイマー型認知症になってルリユールができなくなっても、「おママの貼り絵」に度々活用されてきました。

2020年5月の「今月のイチ押し」作品もそうでした。

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2020年5月29日、私は貼り絵の材料を探して、おママの机を漁っていました。

「見つけた❗️」

(↓)これです。小さな薄革の入れ端がたくさん入っていました。

(↓)2002年6月11日にディズニーシーの入場券も入っていました。(๑˃̵ᴗ˂̵)

楽しそうにおママは薄い色革を並べました。

ルリユールの名残は素敵な作品になりました。

(↓)同じような色革を使った作例です。

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思えば、ここ最近ご紹介している2005年頃の作品も同じような薄皮を使っていました。

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おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。