アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母が作った貼り絵たち。

その理由を探す意味

 

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(2017年5月16日  アルツハイマー認知症の診断から約10年3ヶ月 

どこからこの写真を見つけたのか分かりません。青磁の器の写真を忠実に切って、中央に配したようです。)

 

最近よく見る光景

   以前から時々あった事ですが、週に2度3度あると、これはよく見る光景と言って良いと思います。

  作業机に向かっているおママの手元を覗くと…。
ハガキの上ではなく、机の上に直にパーツを置いて構成しています。
「お母さん。ハガキの上になさったら?」
おママは迷いもなく、
「あら、良いのよ。いつも私はこうしているのよ。」
そうなんですか〜。でも、せっかくステキなのですから、ハガキの上に貼ってみたらどうですか?」
お節介娘ですね。
「そうね〜。」
私がハガキを出すと、おママは躊躇いもなく、その上に並べ直しました。
それで、ジジにその事を伝えました。
「時々、様子を見てあげて。ハガキにやっていなければ、ハガキを出してあげて下さいな。」
しかし、ジジも自分の仕事やら趣味で気が回らない事も多いのです。

 

ハガキの存在を忘れてしまったの〜⁉️
   平静を装う私ですが、わりと動揺しています。
貼り絵をハガキの上にやり始めたのは、アルツハイマー認知症の診断前からです。
おママが自分で選んだ素材を、私達はそのまま続けてきました。
(それを忘れるなんて。)
またまた認知機能が確実に落ちているのか…。
それも否めないでしょう。

 

でもでも。
  確かに最近のおママはハガキの存在を忘れてしまうのかもしれません。
それでも繰り返されると、何か理由があるのではないかしら。
家族としては良い風にあれこれ考えてたいものです。

 

もしかして、おママはハガキの枠を超えたいのでしょうか?
もっと大きな紙に挑戦してみたいのかしら?


   昨日はキッチンペーパーの上に並べていましたしね…。(笑)
まぁ、私はおママはではないから、正解は見つからないと思います。
でも、理由を考える事自体は無意味ではないかも。
そう思うこの頃です。