アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

残暑お見舞い申し上げます

(制作年月日不明アルツハイマー型認知症の診断前2005年頃)

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気がついたら立秋を過ぎていた

暑い毎日が続いておりますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?

それでも関東は台風15号が接近しているので今日は、まぁまぁです。(^◇^;)

この台風、関東に東真横から上陸しようという、ちょっと珍しいコースなんですって。

大きな被害が出ない事を祈っています。

お盆の時期なのになぁ。

私はと言うと、「月末企画❗️今月の一押しリターンズ❗️」から早10日過ぎても更新が滞っておりました。先週までの猛暑で少々夏バテしていたのです。

そして、今年もまた娘のアズキが夏のコミケに新刊を提げてサークル参加するので、ここ2週間ほど私はその手伝いに追われておりました。

同じアプリを使ってますからね…。やることはトーンを貼るための選択範囲を設定するだけなのです。簡単で楽しいのですが少々手間でもあります。

それがあるので、ジジが入院している病院の面会もオネコさんに任せきりでした。

www.clipstudio.net

7月24日金曜日に入院したジジは、誤嚥性肺炎の方はよくなってきたのですが、なかなか嚥下が難しくなってきたようです。小康状態というところでしょうか。

まだしばらく入院が続きそうです。

そんなこんなの夏ですが、

気がついたら立秋を過ぎていました。

2026年の立秋は8月7日金曜日だったのですね。

昨年もブログで似たような事を呟いていました。

私も進歩がない…。(^◇^;)

では、皆様、まだまだ暑い日は続くと思うので、

どうかお身体を大切にお過ごし下さいませ。

(↓)昨年の記事です。

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本日アップの貼り絵

制作年月日不明です。おママがアルツハイマー型認知症と診断される前、収納されているファイルの状態から2005年頃の作品だと思います。

キラキラと光を反射する紙を使用しています。

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(↓)これです。(๑˃̵ᴗ˂̵)v

ホログラムシートというのでしょう。元の紙を見るとかなり個性的です。おママが認知症になる前に購入したのだと思います。

私はこの紙を何度かおママにすすめて、貼り絵の材料に使ってもらいました。

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私が「おママの貼り絵」にかかわる以前に、おママがどんな風に使用していたのか?

これから古いファイルを開きながら見つけるのが楽しみです。

(↓)おママが使用したクラフトパンチはほあかにもあったと思いますが、今残っている物はこちらです。1段目の左から3つ目の小さな渦巻きが今回の貼り絵で使われています。

(↓)関連作品です。

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おママの貼り絵を見てくださり,ありがとうございます。

今月のイチ押しリターンズ❗️2020年7月版

(2020年7月20日アルツハイマー型認知症の診断から約13年5ヶ月)

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令和8年熊本地震でお被害のあった方々にお見舞い申し上げます。

そして亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

ご遺族にお悔やみを申し上げます。

私は遠く離れた関東にいるので、揺れを感じることはありませんでした。

SNSで大地震のニュースを知り、テレビをつけて驚愕しました。

最大震度7、マグニチュード7.1

東日本大震災の時に東京も結構揺れました。私は超オンボロ木造の実家にいたので、両親と一緒に死ぬんだと覚悟を決めたのが震度5強でした。

それを上回る地震が10年で2度も起こるなんて。ひどすぎる。(TT)

10年ったら、やっと暮らしも事業も持ち直せたかという時期にだったでしょうに。それを思うと胸が締め付けられるような痛みを感じます。

この酷暑の夏に非難生活を余儀なくされている方々が一日でも早く落ち着かれますように。

私にできることといえば,熊本の企業の商品を買う事くらいだと思います。

くまモンを目印に身近な店舗で探してみます。

関東だっていつか、そのいつかはいつかわからないけど、普通に続いていた平穏な日常が崩れる日が来るかもしれません。決して他人事ではないです。

 

「今月のイチ押し❗️リターンズ❗️」とは

2023年1月におママが特別養護老人ホームに入所したので、もう、新しい貼り絵作品は出来ません。(面会時にシール遊びはしましたが…)

その直前の2022年12月まで、「月末企画❗️今月のイチ押し❗️」は当ブログの月末恒例行事でした。

オネコと私は「イチ押しミーティング」をして、特に印象に残る作品を選んできました。

それはすぐに意見が一致することもありましたが、紛糾する(大袈裟です)こともしばしば…。

しかし、それも出来なくなりました。寂しいものです。

「今月のイチ押し」は今見ても素敵な作品が多いです。当時を思い出して、今、感じることもあります。

そこで考えたのが「リターンズ❗️」。

6年間72枚の中から、私が特に好きな作品を再びご紹介する企画です。

(↓)先月の「イチ押しリターンズ❗️」です。

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これも「お題」にしたのね…。

2020年7月20日の作品です。

この頃、おママは興味を持った紙や材料があれば,精力的に貼り絵に取り組めましたが、自分ではそれを見つけて選ぶ事ができなくなっていました。

そこでわたしhが「お題」と称して、おママの気を引いて貼り絵に使えそうな紙類を用意していました。

おママの作業机の周辺には,長年おママ自ら貯め込んだ雑誌の切り抜きや綺麗な包装紙などがありました。その中から何種類か組み合わせやすいものを選んで,私はおママに提案していたのですが…。毎度の事になると、私も結構アイディアが枯渇してきます。

そこで、目に付いた包装材なども躊躇なくおママに勧めるという、なりふり構わぬいい加減さもかなりあったと思います。

この作品もそんな1枚です。見返すと本当に懐かしいです。

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(↓)使ったのはお中元に頂いた夏のお菓子の箱です。その黄色い円形が型抜きされた四角形です。

でも、おママの手にかかると結構良い感じに出来上がるのがまた面白いかった❗️

(↓)おママはこんな風に配置ていました。

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しかし、この2020年7月版の一押し作品の肝は(↓)下記の写真中央にある涼しげな図案が印刷されている八角形で、これも同じ箱に入っていた水羊羹のパッケージに添えられていたものです。私はこれをそのまま台紙にしている和紙のハガキに貼るのかと思っていました。でも、おママは初見で切り分けて使いたいと思ったようです。

しかし、その日(2020年7/17)のおママは切り分ける事はありませんでした。

当時でもおママは認知症歴13年ですから記憶は5分も保ちません。自分で考えた切り分け方だけでなく、八角形の存在すらおママの頭からは消え失せたでしょう。

でもその3日後(2020年7/20)のことでした。

この日も、おママは直ぐに八角形を手に取りました。

「これ良いわね。」

そして、白いハガキの中央に載せたのでです。

私はてっきり、そのままメインパーツとして中央に貼るのかと思いました。

しかし、おママは直ぐに「こうじゃなくて…」と言いながら、手で持ち上げて切ろうとするのです。

「こんな感じかしらね…。」

ハサミを入れる様子が、3日前(7月17日)におママが考えたイメージと全く同じだったので、私は愕きました。

覚えていたのか⁉️

いえ、違うと思います。おママは八角形を始めて見た物のように喜んでいましたから。

つまり、この八角形に関しては、

記憶はなくても、おママの感性は同じものを見て、3日前と同じように感じたのですね。

今まで、時間や日が変わると、おママは記憶がないので、全く新しいイメージで紙に向き合う事がほとんどだったのです。だから、意外でした。(^O^)

なんでも材料にした当時の私の必死さと、それを悠に超えるおママの感性を感じさせる作品だと思います。懐かしいです。

(↓)伊勢土産の絲印煎餅の包装紙も使っています。

haritaya.jp

おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。

ジジがまた入院

(制作年月日不明 アルツハイマー型認知症の診断前2005年頃)

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たった2ヶ月で

月に一回、私はオネコさんと一緒に両親の面会に行っています。

今月7月の面会は、先週金曜日の午前におママの特養、午後はジジの老健に行く予定でした。

ところが、先週の初め頃からジジはまた発熱してしまいました。老健では嘱託医による限られた医療行為しかできないのです。それでも点滴や抗生剤投与、痰の吸引、血中酸素濃度が落ちてきたら酸素吸入と最大限の処置はしてくれましたが、熱は上がったり下がったりを繰り返し、やはり病院を受診しする必要があると判断されました。

半年足らずの間に、ジジは3度目の入院となりました。

今年の3月初旬に1回目の誤嚥性肺炎で入院して

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4月の上旬に老健(介護老人福祉施設)に入所したジジ。

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4月下旬から5月中旬まで、肺炎で入院した時はちょっと大変でした。

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前回退院して再入所した老健では、誤嚥性肺炎を防止するために完全にペースト食になっていました。それでも元気に過ごせたのは2ヶ月余りだったか。

ジジも気の毒です。

それなりに老健の暮らしにも馴染んでいたようでしたが、致し方ない…。

老健は病院に入院すると退所扱いとなります。残念です。

今回も受診予約の時間前に介護タクシーで前回と同じ地域中核病院に行きました。その時点でジジは酸素吸入中の身。酸素吸入付きの介護タクシーを利用しました。病院に到着して受付まで介護タクシーの運転手さんが同行してくれて、ジジは直ぐに病院の車椅子と酸素に乗り換えることができてスムーズでした。

受付の時から酸素吸入中だったので、比較的早く医師の診察を受けられました。そして、検査の結果は前回より重篤だったので、速やかに病棟に移動しました。

昨日の段階で入院して4日経過しましたが、現在は酸素吸入は終了しているので入院時よりは良くなっているようです。しかし、ジジは自分が今どこにいてどんな状況か理解できないので、点滴を自分で抜いてしまうようです。危ないですね…。

また、ペースト食を食べられるようになって、1日も早く老健に戻れますように。

そんなこんなで、今月はおママの面会もできなくなってしまいました。

残念。(^◇^;)

兄妹の再会あり

7月の中旬にジジの妹の久美子叔母さんが娘のKちゃんと老健に面会に来てくれました。

仲良しの兄妹です。ジジも会えて嬉しかったと思います。

面会に来てくださり,ありがとうございます。

本日アップの貼り絵

制作年月日不明。アルツハイマー型認知症の診断前で、収納ファイルの状態から2005年頃の作品だと思われます。

前回ご紹介した貼り絵と同じ広告写真を使っているようです。

もしかしたら、おママは4作並べて同時進行をしたのかもしれません。

それとも、同じ広告写真がなくなるまで、何日間に亘って連作をしたのでしょう。

どれも綺麗な作品だと思います。v(๑˃̵ᴗ˂̵)v

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おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。

2026年6月の面会 ジジの厚硬爪甲になった爪が取れたよ

(制作年月日不明アルツハイマー型認知症の診断前2005年頃)

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月一面会

毎月一回、特別養護老人ホームに入所したおママの面会をしてきました。

5月中旬にジジが今年2度目の退院をして老健に再入所したので、今後はオネコさんと2人でジジの面会にも行く事にしました。

幸い、おママの特養とジジの老健は同じ区内にありますし、午前,午後と1日で2件の面会は可能です。

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6月の面会は26日。午前はおママの特養、午後はジジの老健の予約を取りました。

おママは先月とあまり変化はなく、ご機嫌で面会をしてくれました。元気そうでなによりでした。

今回の6月の面会の記事は、ジジの足の爪について書こうと思います。

謎の爪

皆様、高齢親の足の爪ってどうしていらっしゃいますか?

ご家族がいつも気にして、キレイに切って差し上げているのかしら?

私はズボラです。自分の足の爪だって、歩くときに違和感を感じるくらい伸びてしまってからようやく切るような人間ですから…。

ジジとおママの足の爪はデイサービスにお願いしていました。

「お手数ですが、入浴サービスの後にでも、よろしくお願いします。」

ずっとそんな感じで、あまり気にも留めずにおりました。

しかしながら丁度一年ほど前、ジジが家でもデイサービスでもよく転ぶようになりました。それで打ち身や内出血がひどくなって皮膚科のお世話になった時に、ジジの左足の親指の爪が尋常ならざる形になっていることに気がつきました。

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硬く分厚く盛り上がるように、親指の上部をしっかりと覆っていたのです。しかも黄色っぽい色に爪が変色して、表面は横縞が入っていました。まるでそれは層を成して盛り上がっているようです。見た目は気色良いものではありません。下に写真を掲載しましたが、苦手な方はスルーして下さいませ。

なんだか引っ掛けたりしたら危ないです。それで皮膚科の医師に「切って下さい」とお願いしました。すると先生はジジに歩く時に痛みがあるかと訊ねました。

「全然痛くないです。」

「それならば、しっかり指を巻き込んでいて爪切りの刃が入らないから、もう少し様子を見ましょう。爪がもう少し伸びて浮いてきたら切れると思います。決してご自分で切ったりしないでください。」

原因についてははっきりとは仰いませんでしたが

「水虫も関係あるかな…。」

それを聞いて、私はふと思い出しました。中年期のジジは足の指に水虫があったのです。かなり長期間それを拗らせて苦労していました。いつ頃、何が効いて水虫が治ったのかは不明ですが、60代でサラリーマンから損害保険の代理店に転職した頃にはすっかり治っていたようです。

治ったと思った水虫菌は残っていて、爪に取り憑いたのかもしれませんね。

「ニッパを使わないと足の爪が切れない❗️」

と言っていたので、ジジは90歳くらいまでは自分で辛く盛り上がった爪を自力で切っていたのかもしれません。

(↓)上の写真はは2025年7月4日の状態で、下の写真は2025年11月の状態です。この11月でもまだ皮膚科の先生は

「ご本人は痛くないようだし、爪切りの刃が入らないから、もう暫く様子を見ましょう」

と、切ってはくれませんでした。

ネットで調べたら「厚硬爪甲」のようですね。読み方は「こうこうそうこう」です。

medical.nikkeibp.co.jp

www.sato-seiyaku.co.j

ある日突然に

今年の3月にジジは誤嚥性肺炎で入院して、4月上旬の退院と同時に老健(介護老人保健施設)に入所しました。

その入所手続きの時に、老健のケアマネさんや看護師さんにこの足の爪についてお伝えしておきました。

「爪切りの刃が入りそうでしたら、切っていただきたいです。」

それから今年2度目の誤嚥性肺炎での入院から生還して老健に戻れたジジ。それなりに元気で施設に慣れてきました。

そして、6月16日に老健からオネコさんに連絡がありました。

 

「あの爪が盛り上がったところが何かに引っ掛かったようで、出血したので消毒してテープで固定しています。」

どうやら遂に親指から浮いてきたようです。早めに気がついて下さって良かったです。

すると6月24日に再び老健から連絡が入りました。

「あの盛り上がってて引っかかって出血した足の爪がキレイに取れました。 引き続き感染しないように見守ります。」

あんなに盛り上がっていたのに、ぽろっと取れちゃうなんて…❗️(^。^)

そんなこともあるのですね。(^◇^;)

(↓)6月26日の面会の時に、しっかり確認してきました。

少しだけ残っていますが、本当に取れていました。ジジは痛みも感じなかったようで良かったです。あれだけ硬く盛り上がった爪が剥がれた跡は、まだ少し柔らかく、爪になり切っていないような状態でした。

この懸案事項が解決してホッとしております。(๑˃̵ᴗ˂̵)v

本日アップの貼り絵

制作年月日不明アルツハイマー型認知症の診断前の作品です。収納してあったファイルから考えて2005年頃のものだと思います。

とてもキレイな作品だと思います。織物の広告写真を使ったのでしょうか。構成も色彩もすてきです。丸い形は革工芸で皮に丸い穴を開けるパンチで抜いたのでしょう。

もしかしたら、広告写真は『銀座百点』から切り取ったのかもしれませんね。

www.hyakuten.or.jp

おママの貼り絵を見てくださり,ありがとうございます。

おママの製本「薫風」

 

2007年10月30日、アルツハイマー型認知症の診断から約8ヶ月後)

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まだ遠い道のり

只今,実家は絶賛片付け中です。

オネコさんがおママの使っていた革工芸やルリユール(ヨーロッパの伝統的な製本技法)の諸道具や材料を整理分類して、要るものと要らないものを仕分けしております。

それでふと思うのですが、おママはかなり几帳面で正確な手仕事ができたのに、意外と物の整理整頓はいい加減だったようです。私がまだ実家にいた頃、

「私は掃除が下手だし,嫌いだもん」

と言っていました。あ、言っていたのは私ではありません。おママがです。

おそらく整理整頓も適当で「自分が次に使うときに分かればいいや」という意識でいたのでしょう。私も子供の時から苦手でしたが、おママもお仲間だったようですね。

まだ片付け終わるには遠い道のりですが、オネコさんの尽力のおかげで、埋もれていたおママのこれまでの作品もすぐ出せるようになってきました。

それで、今回はおママが製本を習っていた頃の作品をご紹介しようと思います。

嬉しい便り

(↓)格調高い雰囲気の冊子です。表題は「薫風」本当に達筆ですね。

達筆だったのはオネコさんの義父にあたる方です。オネコさんの義実家は大阪府にあったので、おママは親しみと尊敬を込めて「大阪のお父さん」と呼んでいました。

その「大阪のお父さん」はお習字だけでなく絵もお上手だったのです。オネコさんが結婚してから、義実家同士で年に何回かお便りや季節のご挨拶などをしてきました。それで、「大阪のお父さん」からジジとおママ宛に水墨や水彩画に達筆を添えたお便りを下さるようになったのです。

「本当に,こんなふうに描けるなんてすごいわ。」

届くたびにおママは感激していたものです。オネコさんが結婚してから年月が経つと、嬉しいお便りも枚数がたまってきました。ちょうど製本も習っている頃と重なり、おママは画集のような形にまとめたいと思うようになりました。

「画集の表題は大阪のお父さんに決めて頂いて、書いて下さったらどんなに素敵か。」

とおママが考えていた事は、私も聞いていました。しかし,「大阪のお父さん」はその頃から体調を崩していらっしゃいました。それでも表題はお名前の一字をとって『薫風』とし書いてくださったのです。これは私の想像だけど、おママの計画を「大阪のお父さん」も喜んでくださっていたのかも知れません。

2冊の画集の完成は間に合わず、「大阪のお父さん」には手に取って頂けなかった。それで、おママはオネコさんの義母さんにお送りしました。それはとても喜んでくださり、義母様が亡くなった後、2冊は東京に戻ってきました。紫の冊子は実家、青い冊子はオネコさん宅で保管していました。

懐かしいです。

おママは和綴じを考えていたようですが、葉書を取り出す事も出来るように御朱印帳にような蛇腹式になっています。

(↓)風景画です。大池寺の枯山水はお寺のサイトに写真があります。今回写真と見比べて、本当に写実的だったのだと思いました。

www.sunalix.co.jp

本日アップの貼り絵

2007年10月30日、アルツハイマー型認知症の診断から約8ヶ月後の作品です。

この大判の洋紙を(↓)使っています。

(↓)過去にもこのような作品がありました。

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おママの貼り絵を見てくださり,ありがとうございます。

不徒然記 アニメ『淡島百景』雑感

(制作年月日不明 アルツハイマー型認知症の診断前 2005年頃)

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今年半分を終えて

娘のアズキには「一端のアニメオタク」と言われている私です。

私の1年の生活のサイクルは4分割されています。

現在、日本のアニメは1クール3ヶ月を基準にしています。3ヶ月毎に視聴しているアニメは一区切りとなり最終回を迎えて一新されるので、録画したものをいつ視聴していくか?どのアニメを配信サイトで観ていくか?を中心とした私の暮らしのリズムは3ヶ月毎に変化していくのです。

全く以って平和ですね。(^◇^;)

私にとって、アニメの視聴はあまりお金の掛からない良い娯楽です。

今回は1年ぶりにアニメのレビューを書いてみようと思い立ちました。超超長文なのでご興味のない方は「さーーーっ」とスクロールしてくださいませ。m(_ _)m

前回はサイゲームズピクチャズのオリジナルアニメ『アポカリプスホテル』でした。

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私は現実逃避の傾向が強いので、ファンタジーやバトル系など非現実な世界観の作品や歴史物が好きです。現実的な話や学園物、ラブコメは興味ないので基本的に観ません。今更、恋愛話には全くそそられませんから。(^◇^;)

2026年の冬クールは大好きな『葬送のフリーレン』の第2期がありました。たった10話しかありませんでしたが、文句なく素晴らしかったです。

そして4月から6月の春クールで、私が一番心を惹かれたのが『葬送のフリーレン』と同じマッドハウスが制作した『淡島百景』です。

awajima-anime.com

これは宝塚音楽学校をモデルとした淡島歌劇学校を中心とした人間模様を描いているオムニバス形式の物語です。原作は志村貴子原作の漫画『淡島百景』。

www.ohtabooks.com

あれぇ? 

学園ものは、私、観ないはずだったけど…どうしちゃったのかしらね。

実は私は学生時代から6〜7年間宝塚にどハマりしていました。バイト代を注ぎ込んで、公演があれば毎回、日比谷の宝塚劇場に観に行っていたのです。でも、今は観ないようにしてます。だって、また観始めたら絶対ハマるのがわかっているからですわ。(^◇^;)

それで、ちょっと興味が湧いたので観てみました。

画風に似合わず挑戦的な作品

水彩画がそのまま動いているようなシーンも多く,実に柔らかで綺麗な作画に心を惹かれました。

第10話(全12話)まで、毎回2話から3話の事なるエピソードが綴られていきます。

どのエピソードも淡島歌劇学校や淡島歌劇に関連する人々の心の機微や葛藤が描かれて、内容は深く心に沁みます。原作の『淡島百景』も素晴らしいのですが、アニメは映像表現としての演出も良く、更に解像度が上がっていました。

しかし、このアニメは視聴者を選ぶというか、万人受けは難しいかな…。

なぜなら、オムニバス形式の物語で、各エピソード毎に時代も主役も変わります。

しかも、それらの時代や人物について,何ら説明がありません。

これは原作漫画も全く同じで、アニメの浅香守生監督は原作の雰囲気をを大事に制作されたらしい。(↓)

youtu.be

今のアニメの傾向としては、世界観や登場人物についての説明が台詞やナレーションでしっかり語られることが多いです。たとえオムニバス形式の物語でも時代や時系列に沿って流れがあればわかりやすいのですが、『淡島百景』はおよそ70年くらいの時間をランダムに飛んでいるのです。

そのため毎回、話が変わるたびに「あなたは誰?」「これはいつの時間軸の話なの?」と視聴者は画面を観ながら自問自答することになります。

まず、その説明の少ないまま語られるエピソード群を前に

「へぇ、今回はその視点なのね」

と泰然自若として視聴する事をお勧めしたいです。(^◇^;)

そして、ファンタジー物やバトル物のような動きの派手なシーンは皆無だから、画面的には地味め。しかも、驚くことに、歌劇学校を舞台にしているのに、歌劇のシーンがほぼほぼ無いに等しい。

正味24分ほどの時間にこれでもかというほど情報量が詰め込まれたアニメが主流の今、

よくもまぁ、この『淡島百景』がアニメ化されたものだと思います。

緻密な演出、繊細で美しい画面を観れば、計り知れないほどの作画コストがかかっているアニメなのだと分かるのですが、

逆に言えば、「派手な作画はない❗️説明も少ない❗️」この作品は、視聴者が能動的に観ようとしなければ堪能できない。近年の中でも稀に見る挑戦的で尖ったアニメだったと思います。

それでも内容は深く、環境も状況も違うけど、視聴者は毎話どこか経験した事のある心の痛みを感じるのではないかと思います。

淡島歌劇学校寄宿舎に集った生徒や卒業生、親戚縁者、そしてファンや入試を突破できなかった人など、様々な立場の視点から淡島歌劇との関わりを描いた群像劇。

描かれた人々の心の機微や葛藤など悲喜交々なエピソードは一見散発的だけど、回を追うごとに伏線が繋がっていきます。

みんな 淡島に未来を思いたかった 

希望を与えられたくて そうして舞台を作り 舞台へ足を運んだ

美しいものに混じる 濁った血のようなものを つまびらかにして

それでも なお光を感じていたい

岡部絵美や小野田幸恵や伊吹桂子の物語は いつだって私たちの日常に在る

誰も知らない未知の出来事ではない 

ただかわいそうと呼ばれるだけの人を ただ石を投げられるばかりの人を 私は作りたくなかったし

誰だって望まないことだと信じている 信じたかったのだ

<引用−12話の終盤の田畑若菜のナレーション、「淡島百景』5巻150〜154頁

最後の2話でこの群像劇は一冊の本の出版、それが世に出た後の社会的な波紋へと、集約されていきます。

結論から言ってしまえば、物語の最後はビターエンドでした。

宝塚歌劇の大階段をスターが歌いながら降りてくるような、豪華なグランドフィナーレのようにはいかないのです。

だって『淡島百景』はスポットライトの当たる舞台ではなく、その袖や裏側、外側に息づく人々と、その心の光と影を集めた物語だから。

むしろビターエンドが相応しい。

それでも、未来への光を感じる美しい終わり方だったと思います。

(↓)ファンアートです。背景の風景はアニメのキービジュアルを参考にしました。人物は原作漫画のコマを模写しました。模写ってやはり勉強になりますね。久しぶりにファンアートを描いて、とても楽しかったです。伊吹桂子さんだけ美化して描きました。美人女優だった祖母に「あんたは少しお直しが必要だね」なんてひどい言葉を投げつけられた彼女は、絶対に美人に描いてあげたかったです。

参考までに…

これからアニメを見る人の参考になればと思い、私のメモを書きを載せます。(ネタバレも含みます。)ご興味のない方は飛ばしてくださいませ。

①キーパーソンは4名

群像劇で登場人物も多いのですが、取り敢えず4名だけは把握しておくと理解しやすいです。因みに伊吹・岡部世代と田畑・竹原世代は親子ほどの年齢差がある。

*田畑若菜(芸名は葉月青ハズキアオ)卒業後淡島歌劇で女優となり引退後は執筆活動。在校中も卒業後も伊吹桂子を恩師として慕う。後に伊吹と岡部の事を題材にノンフィクション作『惜別の日々』を執筆する。

*竹原絹枝(芸名は小鳥遊陽タカナシアキラ)田畑若菜の1年先輩でルームメイト。容姿端麗で佇まいが常に美しい(田畑評)努力家で才能もあり人柄も良い。卒業後は淡島歌劇でトップスターとなり多くのファンに支持され、退団後も女優として活躍。淡島歌劇で『惜別の日々』が舞台化される時、退団者ではあるが伊吹役(だと思う)のオファーを受ける。伯母は岡部絵美の中学時代の親友エッちゃん。

*伊吹桂子 祖母の代から3代に亘る淡島歌劇出身のエリート家系。しかし本人は自分に華がないことも理解していて、容姿端麗で才能もありスター性を兼ね備えた岡部絵美を羨望の眼差しで見て親しくしていた。しかし、ある事をきっかけに桂子がリーダーとなって岡部絵美を孤立させ、結果的に退学に追い込んだ。後に淡島歌劇学校の教師となる。

*岡部絵美 中学時代の親友エッちゃん(竹原絹枝の伯母)によると「絵美ちゃんが淡島を目指したのは必然じゃった」というほど美人でスター性に恵まれていた。歌劇学校では将来を嘱望されていたが、同級生の羨望はやがて嫉妬と憎悪に変化した。そして歌劇学校を退学して芸能界を諦めた。

②電話から推察する時系列

原作もアニメも全く年代的な説明はないのですが、人物同志の年齢差や物語中に使われる電話によってある程度推測は可能です。

<ざっくりと固定電話時代>

山路よし子(伊吹桂子の祖母 芸名 日柳夏子)は戦前から戦後に淡島歌劇に在籍、退団後もずっと舞台女優だった。

山路ルリ子(伊吹桂子の母)は1950年代前半に在学在団か?その後結婚して伊吹姓になった。

伊吹桂子・岡部絵美世代は1950年代後半生まれか?淡島歌劇学校時代は1960年代後半から1970年代初頭か。

浅上レオ(本名 浅香みどり)の代表作は『エリザベート』のトート役。宝塚歌劇での『エリザベート』の初演は1996年なので、トップスター浅上レオの全盛期はおそらくこの頃だろう。宝塚歌劇でもトップに上り詰めるのは入団から7年から10年くらいはかかると思うので、彼女が歌劇学校に在学していたのは1980年代後半ではないか。

山県沙織(芸名 鏑木夕希)四方田かよ(芸名 悠木みほと)と武内実花子の在学中は まだ携帯電話はあまり普及していなかったようだ。固定電話がまだ主流か。武内は実家への連絡に歌劇学校寄宿舎の公衆電話を使っていた。ガラケーが普及する少し前の1990年代中頃か。

<ガラケーが普及した世代>

田畑若菜・竹原絹枝世代はガラケー時代。寄宿舎生活で個々に二つ折りのガラケーを所持している。おそらく彼らが歌劇学校に在学していたのは2000年代初頭から半ばごろか。

ガラケーは、1990年代後半から一般に普及し始め、特にiモードなどのサービスが開始された1999年以降に爆発的に広がったと思う。私(チャーコ)が初めてガラケーを購入したのは2001年の3Gサービス開始頃。ここから2011年頃までが日本のガラケー文化の全盛期だったようだ。

<スマホ世代 すでにSNSも普及している>

小鳥遊沙羅・藤沢江里・雅楽川静香と一年先輩の柳原加代子世代が在学していたのはスマホ時代。かなりSNSも普及して,ほとんどの登場人物がLINEを使っている。これは私の想像だが、彼らの在学期間は2010年代の後半からコロナ禍前ではないか。

田畑若菜が岡部絵美の実家に電話をした時、岡部絵美の弟夫妻から画面越しで顔が見えるオンライン電話を提案された。オンライン電話やオンライン会議が普及したのはコロナ禍以降なので、田畑が『惜別の日々』の取材をしたのは2022年から2023年以降か。

因みに漫画『淡島百景』の最終巻である第5巻が発行されたのは2024年5月です。作者の志村貴子さんは「あとがき」で5巻準備中に「そうこうしているうちに現実に悲痛な事件が起こりました」と、この問題に心を痛めて一旦執筆が止まったそうです。宝塚歌劇団がパワハラを認めて謝罪会見したのは2024年3月でした。

私たちはみんな傍観者で 共犯関係だったと思う。

引用−竹原先輩の言葉『淡島百景』5巻147頁、アニメ12話終盤 

それでも淡島歌劇に未来や光を感じていたかった。

本日アップの貼り絵

制作年月日は不明です。収納されていたファイルから考えて2005年年ごろの作品だと思います。

広告写真を使っているので、私の想像ですが、『銀座百点』に掲載されていた画廊の広告ではないかと思います。東郷青児の絵かな。

クラフトパンチを上手に使ってピースを組み合わせていて、とても綺麗な作品です。

おママの貼り絵を見てくださり,有難うございます。

今月のイチ押し1❗️リターンズ❗️(2020年6月版)メロン❗️

(2020年6月12日 アルツハイマー型認知症の診断から約13年4ヶ月)

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今年もついに半分終わってしまいました。

目標としていたダイエットも全然達成できていません。

がんばれ❗️チャーコ❗️

気を確かにもって今年の後半を過ごしたいです。(^◇^;)

「今月のイチ押し❗️リターンズ❗️」とは

2023年1月におママが特別養護老人ホームに入所したので、もう、新しい貼り絵作品は出来ません。(面会時にシール遊びはしましたが…)

その直前の2022年12月まで、「月末企画❗️今月のイチ押し❗️」は当ブログの月末恒例行事でした。

オネコと私は「イチ押しミーティング」をして、特に印象に残る作品を選んできました。

それはすぐに意見が一致することもありましたが、紛糾する(大袈裟です)こともしばしば…。

しかし、それも出来なくなりました。寂しいものです。

「今月のイチ押し」は今見ても素敵な作品が多いです。当時を思い出して、今、感じることもあります。

そこで考えたのが「リターンズ❗️」。

6年間72枚の中から、私が特に好きな作品を再びご紹介する企画です。

(↓)先月の「イチ押しリターンズ❗️」です。

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なんか美味しそう❗️

今回この作品を見直したとき、

「あぁ、これ、涼しげで美味しそうだと思ったんだ」

と懐かしくなりました。

おママがよく使用した「クリネックス」緑の箱を使っています。

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私はサラダかなと思ったのですが、姉のオネコさんや娘のアズキはこんな感想でした。

「カマキリみたい❗️面白いわ❗️」

とオネコには大ウケでした。

私にはサラダに見えるんですけどーーー‼️(°▽°)

同じ親から生まれた姉妹でも、斯くも感性が違うとは…。(๑˃̵ᴗ˂̵)

因みに娘のアズキは、

「カマキリかなぁ。えっ❗️サラダ?

あぁ、私には野菜たっぷりの懐石料理の一品みたいな?」
だそうです

当時のブックマークでいただいたコメントでは「メロンと生ハム」が多かったので、当時なるほどと思いました。

それで今回、ちょうどメロンの季節ですし、スーパーで買って生ハムを添えてみました。

お味は甘くて美味だったのですが、撮影用としては若干熟れ過ぎのようで…(^◇^;)

イメージ的にはやはり「メロンと生ハム」ですね。(๑˃̵ᴗ˂̵)

おママは果物が好きでした。

実家の朝食には必ずフルーツがありました。メロンも子供の頃はよく食べました。

酸味の強い柑橘類は苦手でしたが、メロンは甘いので、私はとても嬉しかったです。

そう言えば、娘のアズキはメロンが嫌いでした。

好き嫌いというよりは、アトピー性皮膚炎でアレルギー体質なので、メロンを食べるとあまり体調や気分が良くなかったからです。

そんな事情もあり、実家では到来物などでお相伴することもありましたが、私が自宅でメロンを購入したのはおよそ30年ぶりでしょう。

まぁ、アズキも結婚して世帯を持ったので、解禁しても良いですね。

アンデスメロンを一個(680円でした)を、今日と明日でダンナと食べようと思います。

 

(↓)おママは集中してハサミを使っていました。

(↓)こちらは絶対にキュウリですね。

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おママの貼り絵を見てくださり,ありがとうございます。