アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

お題パックを作ろう

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(2021年1月18日のアルツハイマー認知症の診断から13年11ヶ月)

 

絶賛引越準備中‼️

今週から来週にかけて、私は殆ど実家へ行かれません。

10日以上となると、昨年に義母クレバァを看取った時くらいかしら。

今回ようやく、ダンナの実家へ引っ越す事と相成りました。(^O^)

 

11月に大きな家具や明らかに使わない物は一斉処分をしたのですが、細かい物がまだまだ大量に残っております。この時に捨てきれなかったクレバァや義父の遺品や写真や家財はわんさかあるのです。

 その後、暫く諸事情(色々あったの…(涙)のため、私達はクレバァの家にあまり立ち入れなくなってしまいました。

それも今月に入って万事解決し、さぁ、引っ越しです❗️(^O^)

 

引っ越しというものは、空の家に自分達の物を運び入れるのも大変ですが、既にそれなりの家財がある場所に引っ越すのはそれ以上に厄介です。

20年間義理親達が放置してきたスペースを必死で掃除して、更に不要な物を分別しなければなりません。

しかも、今自分たちが住んでいる所も片付けや掃除もあります。

引っ越しの日程等を考えると実家に行かれない。(^◇^;)

故に、私はジジに言いました。

「月末まで来ません。」

ジジの心配は、おママがずっとぼんやりして余計にアルツハイマー認知症の症状が進んでしまう事です。おママに適度の刺激、出来る事、楽しい事をやって欲しい。

それが痛いほど分かるから、私も自分に出来るだけの事はしたいと思いました。

 

「じゃぁ、「お題パック」をたくさん作っておこうか?」

「そうだね、そうしてくれると助かるよ。」

 

斯くして、今週の月曜日(2月15日)に私は「お題パック」を10個作ろうと試みました。

 

「お題パック」とは

 「お題パック」の前に 「お題方式の貼り絵」からですね。(^O^)

 

一昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきた。それで、あらかじめ私が「お題」と称して何種類かの紙を用意することが多くなりました。そして、他に組み合わせする紙片をおママに選んでもらってから、切り貼りを楽しんでもらうようになりました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。

 

食べる事には執着はあるようですが、他に何もないと、おママは虚ろに座ってテレビを見ているか、すぐ眠ってしまいます。ジジはそんなおママが心配で仕方ありません。

私が実家に行かない時でもおママに貼り絵をやって欲しい。

そんなジジの思いは痛いほどよく分かります。

そこで、ジジがおママを貼り絵に誘いやすいように、私が「お題」と台紙にするハガキをチャック付きのビニール袋に入れておく。

これが「お題パック」です。

 

「お題パック」作り

ただ紙片を何枚かセットすれば「お題」になるかと言うと、そうでもないのです。

これには幾つかのポイントがあります。

 

①おママが興味を持って貼り絵に取り組みたいと思うような組み合わせにする。

②今までおママが何度も使ってきた、いわゆるお気に入りの紙を必ず2枚は入れる。

③おママはインパクトのある紙を貼り絵の主役にして、周囲にそれを引き立てるような紙片を配置する傾向がある。その為、出来ればメインに据えられるような紙片を選び、他の物を組み合わせて入れる。

④おママが過去に自分で切り抜いた紙片が見つかれば、それを出来るだけ入れたい。

⑤なるべく1つの「お題」から、おママが2枚の貼り絵を制作出来るようにする。

 

これは、おママとの付き合いの長い私でも結構難しい❗️

私が頭を捻って考え抜いた「お題パック」でも、首尾よくおママが貼り絵にしてくれるとは限りません。過去に何度も、何処かに片付けられて消え失せました。(^◇^;)

(メインに使うかなぁ?)

と私が思っても、おママはそうは思わない事も珍しくありません。それで、残り物で新たな「お題パック」を組み直すこともありました。

 

「お題パック」作りは、これまでのおママと、おママの貼り絵を見つめ直す作業です。

私はおママの好みや嗜好を分かっているようで、全く分かっていないのだと思い知らされました。

(1つや2つでも難しいのに、10パックも引き受ける私って、馬鹿じゃないの⁉️)

昼食を食べながら私はかなり後悔しました。

でも、立ち直るのも早い。

(なんなら「お題」に組み込む主要な要素を、

おママ自身で作ってもらえば良いじゃないか。)

(^O^)v

 

実行あるのみ‼️

今回、旅行会社のパンフレットから綺麗な写真を切り抜いてもらいますした。

「この写真を切り抜きましょう。」

ハサミを持つと俄然やる気になるおママは「ハサミ大好き星人」です。

(↓)写真を切り分けるのに余念がありません。

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(↓)流氷と船の写真にはとても関心を示しました。

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2021年2月15日 17:05〜 おママの制作動画①

 

写真ばかりだと飽きるので、過去におママ自身が染色した墨流し染も使ってみましょう。

(↓)こんな感じです。

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https://youtu.be/dK1xKkDl4zM


2021年2月15日 18:12〜 おママの制作動画

 

 斯くして、10個は無理でしたが、9個の「お題パック」が出来上がりました。

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最後の方はもう思考停止状態でいい加減に組み合わせたのもありますが、過去におママが切り抜いた紙片も入れてみました。

これから何枚の貼り絵が生まれるか、それは未知数です。

全てはおママの気持ち次第。

お気に入りの千代紙も、たくさんクリアファイルに入れてジジに託しました。

それも合わせて制作してくれるといいなぁ。

全部が撃沈しない事を祈ります❗️(^O^)

 

本日アップの貼り絵

「お題パック」 による貼り絵です。

私のいない時に制作されたので、他に写真がないのが残念です。(^O^)

私がセットしたのはこちらでした。(↓)

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 過去の貼り絵制作に使われた紙の残り物を集めています。

私はマーブルペーパーが主役かな?と思っていたのですが、それは登場すらありませんでしたね。

たった4枚の紙片から構成されていますが、私には抽象的な風景画のようにも見えます。

口紅の広告写真は裏側が使われています。ワンポイントの小さな四角形はおママが自分で見つけて貼ったようです。

グレー系の菱形はピンキングハサミで加工されて華やかになりました。 (^O^)

 

 おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。

林檎レッスン・2020〜2021年冬編

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(2020年12月21日アルツハイマー認知症の診断から約13年10ヶ月)

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(2020年12月21日アルツハイマー認知症の診断から約13年10ヶ月)

 

先週の土曜日2月13日の夜に福島県沖を震源とする強い地震が起きました。

お被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

東日本大震災からまもなく10年。

今回に余震や15日月曜日の豪雨で更なる被害が出ませんように。

ただひたすら祈るばかりです。

 

今シーズンを振り返って

 2020年の夏は梨が出回るのが例年より遅く、しかも高価でした。そのため暑いうちからおママはリンゴを剥く機会が多かったです。

これは果物の生産出荷状況だけが要因だったのではなく、

私の危機感の表れでもあります。

(おママに頻繁にやってもらわないと、出来なくなっちゃうのではないか⁉️)

 

そんな不安感は下記(↓)の記事に貼付けた2020年8月24日の動画を撮影した時、既に感じていました。

harienikki.hatenablog.com

 

 おママは昔から、最初にリンゴを4等分に切り分けて、芯を切り取ってから皮を剥きます。

ちょうど一年前は、割と良い感じにリンゴを縦に2等分、4等分に分けられていましたが、段々にこれが難しくなってきたようです。

 

おママは今シーズンも皮を剥く作業は手際がいいです。

包丁の持ち方も使い方も上手です。

蜜を芯と一緒に取ってしまうのは既に一年以上前からで、

「芯は小さく取ってください❗️」

「そうね、色が変わっているから…」

という掛け合いは、毎回お約束にように繰り返しております。(^O^)

 

私からすると、リンゴの皮剥きより、縦に切り分ける方が簡単なのですが、おママはその逆のようです。

 

 しかし考えてみれば、リンゴは左右対称でもありません。

私達は無意識でリンゴのフォルムを観察し、上から刃を入れる寸前にその角度や力加減を推測するのでしょう。そして、包丁を俎板に下ろすのです。

 

この観察→形状認識→推測→実行という作業は、人間の日常生活の中で頻繁に行われていると思います。しかし案外、高等技術なのかもしれません。

 

今のおママはこの一連の流れがスムーズに出来ないのでしょう。

それでも、上手くいく時もあるのです。

これが認知症の不思議なところですね。(^◇^;)

 

包丁を持つ作業は、近い将来には不可能になると思います。

ヒヤッとすることもあるのですが、これからも見守りながら「果物レッスン」は続けて行きたいです。

 

 例① 2020年12月21日の林檎レッスン

この時は最初のリンゴの分割に失敗して、芯を取るのに苦労していました。

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2020年12月21日 12:48〜 <おママの林檎レッスン>

 <おママの林檎レッスン動画>

2020年12月21日 12:48〜

そもそもリンゴを上手く1/2、1/4に切り分けられず、芯を取る事が困難なレベルになりました。それでも、強引に芯を取ろう頑張るおママ。

昔は大好きな蜜だったのに、今は色が変わって傷んだ部分だと思い込んで、無惨に切り捨ててしまいます。

「あーーー、そんなに大きく取らないで!」

チャーコは絶叫しますが、おママの包丁は情け容赦もありません。

お恥ずかしいことながら、あまりの勿体無さから、私はその芯を拾って食べるという、食い意地の張った事をやらかしております。

形は歪になりましたが、おママは皮を剥きやすいように、さらに分割しておりました。

おママなりの工夫も垣間見える動画です。

 

例②   2021年2月5日の林檎レッスン

この日は比較的、最初の1/2が成功していたので、その後もうまくいくと思いきや…。

芯を取る手元が危なっかしくて、ヒヤヒヤさせられました。

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2021年2月5日 12:41〜 <おママの林檎レッスン>

 <おママの林檎レッスン動画②>

2020年2月5日 12:41〜

テレビの雑音が大きいです。

比較的順調でしたが、芯は必要以上に大きく取ってしまいます。

「芯はなるべく小さく取ってください。」

チャーコが言う側から、おママは蜜をザックリ削ぎ落としています。

あまりに惨状に、チャーコは「ぐえっ❗️」と思わず唸り、凍りついていました。

途中、危なっかしい包丁さばきにヒヤヒヤしましたが、全体的には上手に出来たと思います。

もちろん、麗しきリンゴの蜜は、チャーコがきちんと食しました。その様子は想像しないでくださいませ。(^O^)

 

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 本日アップの貼り絵

林檎レッスンの動画①を撮影した12月21日に、おママが制作した貼り絵です。

この千代紙はとても思い出深いです。

2017年5月におママとオネコと3人で小津和紙に行った時に買いました。

買ったばかりの頃、おママはこの千代紙で個性的な作品を何枚も作ったんですよ。(^O^)

 

これを久しぶりに「お題」にしてみました。(↓)

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  ※「お題方式の貼り絵」とは…。

一昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それで、あらかじめ私が「お題」と称して何種類かの紙を用意することが多くなりました。そして、他に組み合わせする紙片をおママに選んでもらってから、切り貼りを楽しんでもらうようになりました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。

 

(↓)どういう風に切ろうかな?

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(↓)アーチ型を組み合わせるようです。

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(↓)アーチの向きを変えてみたりして…。

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(↓)義母クレバァの遺品の中から見つけた千代紙です。

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(↓)これで糊つけするそうです。

左上に2枚目がありますが、糊付けの直前にデザインがガラッと変わりました。

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 おママは同じ千代紙で過去にこんな作品も制作しています。

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おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。

お紅茶牛乳(再掲載)

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(2020年10月2日 アルツハイマー認知症の診断から約13年8ヶ月)

 

お恥ずかしいことに、 前回の更新の時に、トップに配置する貼り絵の画像を貼り付け忘れました。

改めて、記事をアップさせて頂きます。

前記事をご覧にになった方、スターやコメントをくださった方、

本当に申し訳ありませんでした。m(_ _)m

(2021年2月13日 21:41)

 

「お紅茶」と言いますか? 

もしかしたら、私が育った家庭は「お」をつけるのが好きだったのでしょう。

そんな事を思ったことがあります。

なんせ、母親の隠れ愛称が「おママ」で「お」が付きます。

おママが長年つけてきた簡易家計簿は「お帳面」ですしね。

「お」をつける傾向にあるのはおママを代表として、我が家の女達でしょう。

私ら姉妹の祖母曽祖母あたりが「お」の愛好者だったのかも。(^O^)

 

一般的にも、お醤油、お塩、お砂糖、お酢から、お菓子、お煎餅、お寿司。

お魚、お肉、お野菜、お豆腐、ご飯、お台所などなど、食に関する単語が多いような気がします。

あ、でも、おトイレ(お手洗い)、お風呂もありますね。

食品で言えば、「おソース」はアリですが、「おケチャップ」や「おマヨネーズ」はないし、「お茶、お紅茶」はあっても、「おコーヒー」とは言わないんじゃないかしら。

 

私が物心つく頃から、朝の定番飲み物は「お紅茶牛乳」でした。

文字が示す通り、お紅茶に牛乳を入れただけの、ホットミルクティーです。

 

オネコは中学時代に友人の前で「お紅茶牛乳」を話題にして笑われたそうな。

「お紅茶というのもなんなのに、それに牛乳をつけて『お紅茶牛乳』って⁉️(笑)」

という感じだったそうな。

でも、「お紅茶」ってあまり言わないのかしらね。

因みに、現在26歳の娘アズキは「言います!」と断言しています。(^O^)

 

お袋の味

おママが琺瑯ティーポットで淹れてくれた「お紅茶牛乳」と、チーズ、トースト、季節のフルーツが毎日定番の朝食でした。

 

郷愁の一種だと思います。でも、今も私ら姉妹にとって、おママが淹れたのは「ミルクティー」ではありません。「お紅茶牛乳」としか表現のできない飲み物でした。

 

オネコは大好きだった「お紅茶牛乳」。

私は小さい頃に牛乳が苦手だったから、朝の「お紅茶牛乳」が少し重かった。でも、中学生頃からは楽に飲めるようになりました。

なぜ、これを朝から飲ますのか?おママに聞いたことがあります。

「朝は牛乳を少しでも摂ったほうが栄養になるでしょ。牛乳そのままより飲みやすいからよ。」

なるほど、おママは家族の体力と健康を気遣って淹れたのです。

もしかしたら、おママも子供の頃は牛乳が苦手だったのかしらね。

 

紅茶の開き切った茶葉がポットの中で沈澱した渋みと、牛乳が煮詰まったコク、それが綯交ぜになった美味しさの「お紅茶牛乳」。

私とオネコには、まさにお袋の味です。

もしかしたら、紅茶好きの方からすると「え⁉️」と思われるミルクティーかも知れませんね。

 

その淹れ方は?

オネコと久しぶりに「お紅茶牛乳」のついて話をした後、私は懐かしくなって自分で淹れてみようと思いました。

ところが、そのやり方が思い出せない❗️(^◇^;)

オネコに聞いてみても、 

 「中学生の時に友達に笑われるほど染みついていた「お紅茶牛乳」なのに、結婚してからは一度も作ってないものね。」

こんな具合ですから、おママの出来の悪い娘達は、お袋の味を懐かしんでも、全く継承していないのです。

私は朧げに思い出しながら、何度か再現を試みました。すると、「お紅茶牛乳」の味に近いティーを淹れることができました。

 

<多分こんな感じだった淹れ方>

①ポットに紅茶の茶葉大さじ2杯(ティーパックは3つくらい)投入します。そして「お紅茶牛乳」を淹れる総量に対して、1/3の分量の熱い湯を入れます。じっくり濃く紅茶を抽出します。

 

②残り2/3の分量牛乳を加えます。茶葉はそのまま、ポットを弱火にかけて温めます。

沸騰すると牛乳と茶葉が溢れてガスコンロが悲惨な事になるので、沸騰する寸前に火を止めます。

「沸騰させたらダメよ。噴きこぼれたら後始末が大変。目を離さないで見ているのよ。」

私はおママにそう教わりました。でも、当時の私は高い確率で噴きこぼしていましたわ。

 

そして卓上の保温プレートに載せて置く。茶葉は入れたままです。分量が少なくなった場合は牛乳を再投入して温め直します。

 

ジジは淹れたてを飲んでいました。オネコや私は1時間近く経過してから飲んでいました。「お紅茶牛乳」は保温プレートの上で段々に濃く渋みを増していくでしょう。

きっと、ジジと娘達の飲んだ「お紅茶牛乳」は味が違っていたと思います。

 

 私の淹れた「お紅茶牛乳」を娘のアズキと飲みました。

「これも美味しいじゃん。」

アズキにそう言われて、私は嬉しかった…。

「きっとね、おママ流の淹れ方なんだと思うよ。」

自己流、我が家流、それが世間一般で美味しいかというと、そうでもないでしょう。

でも家族にとって懐かしくて美味しい。

お袋の味ってそういうものかも知れませんね。(^O^)

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 (↓)姉妹揃ってお袋の味を忘れ果て、チャーコはそれを友人から教わるという情けないお話でした。この時はおでんです。 

harienikki.hatenablog.com

 

本日アップの貼り絵

 「お紅茶牛乳」のイメージに合うかなと思い、選んでみました。

おママは(↓)の貼り絵を制作した直後に 、その残りを使っています。

この日のおママは調子が良かったのでしょう。まさに怒涛の勢いで制作していました。 

harienikki.hatenablog.com

 

主たる材料はこちらにティッシュボックスです。(↓)

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残り物でも充分使えます。

おママは「勿体ない❗️」の世代ですから。

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こんな感じになりました。以前使った折り紙の残りが再登場です。(↓) 

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おママの勢いは止まりません。面白い形を見つけて、直ぐに取り掛かりました。(↓)

いい感じになりそうです。おママも楽しくて仕方がないようでした。

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2020年10月2日 15:40〜 おママの貼り絵制作動画

<制作動画>15:40〜

机の上にある自作を目にして手に取り、「いいなぁと思う」と喜んでいます。達成感は気持ちを上向けますね。

糊付けしながら、デザインが更新されていきます。その試行錯誤の過程が楽しいのだと思います。

チャーコに「真ん中から貼ったら如何ですか!」と言われても,全くおママの耳には届きません。(^O^)

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(↑)やはり最終的な飾り付けはには、お好みの千代紙を選ぶのでした。

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お紅茶牛乳

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(2020年10月2日 アルツハイマー認知症の診断から約13年8ヶ月)

 

「お紅茶」と言いますか? 

もしかしたら、私が育った家庭は「お」をつけるのが好きだったのでしょう。

そんな事を思ったことがあります。

なんせ、母親の隠れ愛称が「おママ」で「お」が付きます。

おママが長年つけてきた簡易家計簿は「お帳面」ですしね。

「お」をつける傾向にあるのはおママを代表として、我が家の女達でしょう。

私ら姉妹の祖母曽祖母あたりが「お」の愛好者だったのかも。(^O^)

 

一般的にも、お醤油、お塩、お砂糖、お酢から、お菓子、お煎餅、お寿司。

お魚、お肉、お野菜、お豆腐、ご飯、お台所などなど、食に関する単語が多いような気がします。

あ、でも、おトイレ(お手洗い)、お風呂もありますね。

食品で言えば、「おソース」はアリですが、「おケチャップ」や「おマヨネーズ」はないし、「お茶、お紅茶」はあっても、「おコーヒー」とは言わないんじゃないかしら。

 

私が物心つく頃から、朝の定番飲み物は「お紅茶牛乳」でした。

文字が示す通り、お紅茶に牛乳を入れただけの、ホットミルクティーです。

 

オネコは中学時代に友人の前で「お紅茶牛乳」を話題にして笑われたそうな。

「お紅茶というのもなんなのに、それに牛乳をつけて『お紅茶牛乳』って⁉️(笑)」

という感じだったそうな。

でも、「お紅茶」ってあまり言わないのかしらね。

因みに、現在26歳の娘アズキは「言います!」と断言しています。(^O^)

 

お袋の味

おママが琺瑯ティーポットで淹れてくれた「お紅茶牛乳」と、チーズ、トースト、季節のフルーツが毎日定番の朝食でした。

 

郷愁の一種だと思います。でも、今も私ら姉妹にとって、おママが淹れたのは「ミルクティー」ではありません。「お紅茶牛乳」としか表現のできない飲み物でした。

 

オネコは大好きだった「お紅茶牛乳」。

私は小さい頃に牛乳が苦手だったから、朝の「お紅茶牛乳」が少し重かった。でも、中学生頃からは楽に飲めるようになりました。

なぜ、これを朝から飲ますのか?おママに聞いたことがあります。

「朝は牛乳を少しでも摂ったほうが栄養になるでしょ。牛乳そのままより飲みやすいからよ。」

なるほど、おママは家族の体力と健康を気遣って淹れたのです。

もしかしたら、おママも子供の頃は牛乳が苦手だったのかしらね。

 

紅茶の開き切った茶葉がポットの中で沈澱した渋みと、牛乳が煮詰まったコク、それが綯交ぜになった美味しさの「お紅茶牛乳」。

私とオネコには、まさにお袋の味です。

もしかしたら、紅茶好きの方からすると「え⁉️」と思われるミルクティーかも知れませんね。

 

その淹れ方は?

オネコと久しぶりに「お紅茶牛乳」のついて話をした後、私は懐かしくなって自分で淹れてみようと思いました。

ところが、そのやり方が思い出せない❗️(^◇^;)

オネコに聞いてみても、 

 「中学生の時に友達に笑われるほど染みついていた「お紅茶牛乳」なのに、結婚してからは一度も作ってないものね。」

こんな具合ですから、おママの出来の悪い娘達は、お袋の味を懐かしんでも、全く継承していないのです。

私は朧げに思い出しながら、何度か再現を試みました。すると、「お紅茶牛乳」の味に近いティーを淹れることができました。

 

<多分こんな感じだった淹れ方>

①ポットに紅茶の茶葉大さじ2杯(ティーパックは3つくらい)投入します。そして「お紅茶牛乳」を淹れる総量に対して、1/3の分量の熱い湯を入れます。じっくり濃く紅茶を抽出します。

 

②残り2/3の分量牛乳を加えます。茶葉はそのまま、ポットを弱火にかけて温めます。

沸騰すると牛乳と茶葉が溢れてガスコンロが悲惨な事になるので、沸騰する寸前に火を止めます。

「沸騰させたらダメよ。噴きこぼれたら後始末が大変。目を離さないで見ているのよ。」

私はおママにそう教わりました。でも、当時の私はよく確率で噴きこぼしていましたわ。

 

そして卓上の保温プレートに載せて置く。茶葉は入れたままです。分量が少なくなった場合は牛乳を再投入して温め直します。

 

ジジは淹れたてを飲んでいました。オネコや私は1時間近く経過してから飲んでいました。「お紅茶牛乳」は保温プレートの上で段々に濃く渋みを増していくでしょう。

きっと、ジジと娘達の飲んだ「お紅茶牛乳」は味が違っていたと思います。

 

 私の淹れた「お紅茶牛乳」を娘のアズキと飲みました。

「これも美味しいじゃん。」

アズキにそう言われて、私は嬉しかった…。

「きっとね、おママ流の淹れ方なんだと思うよ。」

自己流、我が家流、それが世間一般で美味しいかというと、そうでもないでしょう。

でも家族にとって懐かしくて美味しい。

お袋の味ってそういうものかも知れませんね。(^O^)

 

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朝ごはんをたべてね。お紅茶牛乳も飲んでね。

 (↓)姉妹揃ってお袋の味を忘れ果て、チャーコはそれを友人から教わるという情けないお話でした。この時はおでんです。

harienikki.hatenablog.com

 

本日アップの貼り絵

 「お紅茶牛乳」のイメージに合うかなと思い、選んでみました。

おママは(↓)の貼り絵を制作した直後に 、その残りを使っています。

この日のおママは調子が良かったのでしょう。まさに怒涛の勢いで制作していました。

harienikki.hatenablog.com

主たる材料はこちらにティッシュボックスです。(↓)

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残り物でも充分使えます。

おママは「勿体ない❗️」の世代ですから。

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こんな感じになりました。以前使った折り紙の残りが再登場です。(↓)

 

おママの勢いは止まりません。面白い形を見つけて、直ぐに取り掛かりました。(↓)

いい感じになりそうです。おママも楽しくて仕方がないようでした。

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2020年10月2日 15:40〜 おママの貼り絵制作動画

<制作動画>15:40〜

机の上にある自作を目にして手に取り、「いいなぁと思う」と喜んでいます。達成感は気持ちを上向けますね。

糊付けしながら、デザインが更新されていきます。その試行錯誤の過程が楽しいのだと思います。

チャーコに「真ん中から貼ったら如何ですか!」と言われても,全くおママの耳には届きません。(^O^)

 

(↓)「こうしてもいいかしらね。」

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(↑)やはり最終的な飾り付けはには、お好みの千代紙を選ぶのでした。

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。

反古代用紙

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(2020年11月9日 アルツハイマー認知症の診断から約13年9ヶ月)

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(2020年11月9日 アルツハイマー認知症の診断から約13年9ヶ月)

 

反古代用紙

日本橋小津和紙に行くと、私はついつい長居をしてしまいます。

(おママだったらどれを選ぶかな?)

そんな事を考えているからだと思いますが、

私はあれこれ千代紙や和紙を見ると、気持ちが浮き立ってしまうのです。

綺麗な紙が好きなのは誰かさんの血ですね。(^O^)

 

いつもは全紙(64×94cm)ではなく、4分の1にカットされた千代紙の棚から選びますが、時々大きい全紙に心惹かれてしまいます。

でも、滅多に買いません。我慢します。

だっておママが使うのは、ほんのちょっとだからです。

昨年の秋、この轍を曲げてしまいました。

無性に買ってみたくなった千代紙が全紙でしか、なかったからです。

 

それは反古代用紙。「ほごだいようし」と読みます。

昔の人は…と言っても近世から近代の初め頃でしょうか。

襖や屏風、衝立の下張りには反古紙が使われていました。それは手紙や大福帳に使った紙の再利用でした。

しかし時代が下れば、筆を持ち和紙にさらさらお手紙を書いたり、大福帳を記す事はなくなりました。

反古代用紙は昔の反古紙に似た雰囲気に刷られた下張り用の紙です。

その時代感のある雰囲気から現代では室内装飾や置物などにも使われているそうです。

 

反古代用紙はちょっとお安いです。63×94cmの全紙でも400円はしません。

「えーい、買っちゃえ❗️」

 

それで購入したのがこちらです。反古代用紙「印」(↓)

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 おママは過去にも印影を印刷した紙で貼り絵をしていますから、興味を示すかもしれない。私にはそんな下心もあったのです。(^◇^;)

 

おママの反応は?

おママは全紙を見て「あら〜」と声をあげていましたが、専ら興味を示したのは一緒に買った『鬼滅の刃』禰󠄀豆子柄でした。

現在のおママは白黒の柄より、色彩のある紙の方が良いようです。

それでも全紙を買ってしまった身としては、少しでもおママに使って欲しい…。(^◇^;)

 

それで、強引に「お題」にしました。(笑)

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 ※「お題方式の貼り絵」とは…。

一昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それで、あらかじめ私が「お題」と称して何種類かの紙を用意することが多くなりました。そして、他に組み合わせする紙片をおママに選んでもらってから、切り貼りを楽しんでもらうようになりました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。

 

切り始めると楽しいようです。

「これとこれ、ちがうのかしら?」

「違うね。」

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2020年11月9日 14:58〜 おママの貼り絵制作動画①

 <制作動画①>2020年11月9日14:58〜

おママは構成に悩んでいます。

考えながら千代紙の模様の筋に合わせてハサミを動かしています。

そんな試行錯誤の時間は、ともすると堂々巡りに陥るものです。

しかし、束の間の逡巡も大切だと思います。(^。^)

 

 (↓)こんなデザインにするそうです。

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2020年11月9日 15:12〜 おママの貼り絵制作動画②

<制作動画②>2020年11月9日 15:12〜

主に貼り付け作業中の様子です。

途中、おママは貼り付けた反古代用紙の上を丁寧に撫でていました。すると、薄い紙なので指の先に何か引っ掛かりを感じたようです。 

どうやら、台紙にしているハガキと貼り付けた反古代用紙の間に、小さなゴミを挟み込んで糊付けをしてしまったようです。

おママはそれに気が付いて、部分的に剥がして貼り直していました。

 

動画の最後で本人は「出来上がり」と考えていたのですが、 最終的には小さな「弘」「美」を加えました。

印影はデザイン化された文字ですが、おママは「文字」の認識はないようでした。

それでもこの小さな「美」を見ながら

「み?」

と言っていましたから、「文字」の形と音の関係性はまだ理解できるようです。

 

 2枚目に突入

1枚目の目処が立つと、おママは直ぐに禰󠄀豆子柄に手を伸ばしました。

(↓)「桃色地に赤の浅葉」華やかですよね。

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 あまりに華やかな千代紙なので、「お題」の反古代用紙が霞んでしまうのではないかと心配しましたが、それは私の杞憂でした。

おママは柄に沿って、どう切ろうか考えながらハサミを進めました。

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 メインパーツを微調整。

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 (↓)こんな感じになりそうです。

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 (↓)上の方が物足りなかったようです。

新たに飾りが増えて華やかになりました。

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おママの最初の反応はイマイチでしたが、切り貼りしてみると思いの外、楽しめたようです。

又、様子を見ながら「お題」にしてみようかしら。(^O^)

 

www.ozuwashi.net

 

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます

だから不協和音

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(2020年11月20日アルツハイマー認知症の診断から約13年9ヶ月)

 

居眠りは許しません‼️

先週に金曜日(2月5日)の事。

おママはちょっとご機嫌斜めでした。

夕方近くに、オネコが実家に来ました。

そして皆んなでオヤツを食べていた時、ジジはうとうと船を漕ぎ始めたのです。

そりゃ、夜中も2時間おきぐらいに目が覚めて、何度かトイレに行くのですから、昼間眠くなるのも当然です。むしろお昼寝で睡眠時間を補って欲しいくらいです。

 

しかし、おママはそんな事情など御存知ありません。(^◇^;)

「ほらダメでしょう❗️」

おママはジジに何度も目を覚ますように促しますが、ジジは一瞬目だけ覚醒してもまた目を瞑ってしまいます。

「お父さんは夜眠れないんだから、お昼寝させてあげてよ。」

「そうなの…………?」

いまいち理解できないようですし、直ぐ忘れてしまいます。

 

だから、この一連の流れを何度も繰り返すことになりました。

そしてしまいには、おママの鬱積したモヤモヤが爆発したのです。

「ほら❗️起きなさい❗️」

「良いってば!お父さんは夜眠れないんだから、お昼寝させてあげてよ。」

オネコと私が口々にジジを庇うと、おママは毅然とした面持ちで言いました。

「こんなの良くない。私は…こういうのは昔から…ああなんで…、そうしないといけないのよ。友達が…そうしているのに、こんなのは、ああなので…どうしても、いけないんです‼️」

必死で言い募るのですが、一般的には全く通じませんわ。

意訳しますと…。

「皆んなでお話ししている時に、居眠りをするなんて良くありません。私は昔からそう教えられてきたし、そう思います。例えばお友達が集まって楽しくお話ししているのに、居眠りしている人がいたら、場の雰囲気が悪くなります。だから、いけないのです‼️」

 

至極御尤もで、おママは正しい。

でも、オネコも私もお友達やお客様ではなく、家族なんですよーーーー。(°▽°)

 

もう、いい加減にして‼️

 この居眠りの一件があった後も、オネコと私はあれこれ話をしていました。

内容は主にチャーコ家のあれこれで、良い話ばかりではありません。

おママは「そうね、そうなのね」などと、少しピントがずれた相槌を打っていました。

しかし、如何せん、おママは話が理解できないようだし、自分でも必死に参加しようとしているのに、話に付いていけない。

おまけにオネコと私の声が大きく耳障りに感じて、耐えられなくなってきたのでしょう。

突然、おママは怒り出しました。

「もう、いいです‼️やめて下さい‼️」

 

あ、先月も一度、こんな事があったっけ…。

オネコと私がチャーコ家の諸事情について議論していた時でした。

近くに寝ていたおママが、

「もう、やめて下さい❗️お帰り下さい❗️」

と怒り出したのです。

 

おママとしては、他人が自分の家に入り込んで、訳の分からない事をワーワー話していると思ったのでしょう。

かなり、怖いと感じたのかもしれません。

それは当然ですね。

オネコと私はおママの本当の娘です。

でもおママから見れば赤の他人。ただの訪問者に過ぎません。

 

おママは87歳ですがとても耳は良く聞こえるようです。

そのため、音に敏感です。

家族の少しトーンを上げた話し声も、不協和音に感じるのでしょう。

 

うむ…。認知症の症状が進んだおママに接する時、

そこのところの自覚がオネコにも私にも足りなかったのだわ。

 

おママはアルツハイマー認知症の診断から丸14年になりました。

家族は今も失敗したり手探りで、見守りとサポートを続けております。(^O^)

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うるさいわ、こわいわ、いやだわ、もう、やめて‼️


 本日アップの貼り絵

昨年11月20日の作品です。

この日のおママは妙に意欲的で、何枚も貼り絵をしていました。

そして、私が帰った後も一人で取り組んだ作品です。

だから、制作途中の写真もありません。

私はスッキリとしたこのデザインが好きです。(^O^)v

 

(↓)同じ日にこの貼り絵を制作しました。

harienikki.hatenablog.com

 

使用したのは「パイの実」の空き箱でしょう。長くおママの作業机の上に放置されていたような気がします。

www.lotte.co.jp

 そして、ペパーミントティの袋。

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 あとはおママのお気に入りの千代紙です。お馴染みの小津和紙で買った寄木細工模様ですすね。赤いパーツは不明です。

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おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。

 

恵方巻を切る‼️

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(2020年1月18日 アルツハイマー認知症の診断から約13年11ヶ月)

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2020年1月18日 アルツハイマー認知症の診断から約13年11ヶ月)

 

納得いきません

今年の節分の日、私は丁度寝込んでおりました。

 

それでも大好物の福豆を1袋だけ買っておいたのです。しかし、気が付いたら全てアズキの胃袋に入ってしまったらしく、空袋が虚しくゴミ箱に投げ込まれていました。

(娘よ❗️クソッタレが💢)

 

 こんな調子だったので、私はスーパーやコンビニに恵方巻が並んでいるのを見る事もなく、漫然と節分をやり過ごしたのです。

 

恵方巻‼️

毎年、私はこれを考えると、ちょっと腹が立ちます。

ハッキリ言って、この得体の知れない風習が妙に広まったのは、平成の御世になってからです。50代の私が若い頃には影も形もありませんでした。だから、節分の豆撒きと同列に扱って欲しくないです。

その由来はコンビニ起源から下ネタまで幾つかあるようです。

しかし❗️私が一番気に食わないのは、

太巻や海苔巻きを切らずにかぶりつくという点です。

これはまさに暴挙に等しい❗️

 

私は太巻が大好きです。

スパッと切り分けられた断面は具材が美しく見えて、食欲をそそられます。

いく種類もの具材がまとめられて、一つの円い世界を形作っているのですよ。

 

それをガブッと噛み付いてしまったら、折角の寿司職人さんの技を見る事なく、断面は潰れてしまうじゃないですか。

しかも、本当に食べにくいわ。

節分に南南東を向いて食べるのは結構ですが、

お願いですから、太巻は切って食べましょうよ。(^◇^;)

 

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鬼の姉妹  昔、パンタロンって流行りましたねぇ。描いていてふと思い出しました。

節分を前に

おママにはなるべくハサミを使って紙を切る作業をして欲しい。

おママは本来それが好きなのですが、時として自分の好きな事も忘れがちなのが認知症の悲しいところです。

(今日は何を切ってもらおうかな?)

そんな事を考えながら実家に向かっていると、小田急百貨の入口の前に面白そうなチラシがありました。

節分に向けての恵方巻きフェアです。

見た目も綺麗で、切り抜きやすそうな写真ばかり。

(よし❗️おママには恵方巻を切ってもらおう❗️)

 

それで、早速昼食後におママに見せますと、綺麗なのですぐに興味を示してくれました。

「2枚あるから、1枚は切り抜き遊びをしましょう。」

勧められると、直ぐにハサミが動くのですから、本当におママは紙を切るのが好きです。 

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 「お母さん、これ何でしょう。」

「さぁ?わからないわ。」

嗚呼、食いしん坊のおママさんでも、太巻寿司は分からなくなってしまったか。

やはり、チラシの写真ではなく、実物を食べてもらわないと…いけませんね。(^O^)

 

(↓)大きい太巻の写真はどこまでカットしていくか、かなり考えていました。

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 (↓)チラシの端っこも丁寧に切り抜いていました。

この端っこは、下の写真ではオレンジ色ですが裏面は青です。おママは貼り絵には青い面を使用しました。

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 太巻は3個を大胆に配置するようです。

小さい海苔巻きは大雑把に切り分けてから、形に沿って丁寧に切り整えます。

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2021年1月18日 14:30〜 おママの貼り絵制作動画①

<制作動画①>14:30〜

直角の青いラインの配置を決めたおママは、桜赤系市松模様の千代紙を加えようと思いました。桜の入った四角形を切ってみるも、おママはつぶやきました。

「これじゃぁ、おおきいね。」

「こういう小さいところもあんじゃん。」

と私が指し示しても、おママは結局自分の思うようにしています。(^◇^;)

 

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2021年1月18日 14:42〜 おママの貼り絵制作動画②

<制作動画②>14:42〜

動画が始まる時点で糊付けされていたのは青いラインだけです。

当初、小さい海苔巻きは6個ありました。しかし、動画の最初の方で、おママはあれこれ吟味の末に1個を取り除いていました。

おママは海苔巻きの配置に余念がなく、あれこれ工夫を凝らしましていました。

「余白に他の紙を使っても良いのよ。」

こんなチャーコの言葉もおママには不要ですね。おママの意思に任せるのが一番です。

ようやく動画の最後で全て糊をつけ終わり、おママ本人も「完成」と納得したはずなのに‼️

動画終了後に「おっ⁉️」という事件が発生。

何と❗️

おママは自ら取り除いた6個目の海苔巻きを再発見し、完成作品の一部分を剥がして追加、貼り直すという荒技を発揮しました。

その痕跡が完成作品に見えていますね…。

私も綺麗に剥がす手伝いをしたので、このシーンは撮影出来ませんでした。(^O^)

 

(↓)動画の最後の方の1シーン。

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動画や写真を撮っていたからだと思いますが、 小さい海苔巻バージョンが完成した時は、おママより私の方がぐったり疲れておりました。

だからと言うのもなんですが、太巻の方は写真もろくに撮っていませんでした。

 

おママは『鬼滅の刃』の炭治郎が着ている羽織の市松模様がとても好きです。

目にすれば、必ず手にします。

若干青みを帯びた鮮やかな緑と黒の配色は、派手なのに不思議と汎用性が高くて、配色し易いようです。

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華やかな作品ができて、おママも満足のようでした。

今回はチラシ以外は全て小津和紙で購入した千代紙を使っています。

 

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おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。