アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

ナゾに増殖するマスク・・・

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(2021年7月9日 アルツハイマー認知症の診断から約14年5ヶ月)

 

不織布マスクごろごろ

不思議やふしぎ。

実家では何故か使用済みの不織布マスクが増えていくのです。

買ったマスクの使用状況から鑑みると、マスクがどこからか自然に湧いてきたとしか思えません。

(↓)こんな感じの物体が引き出しや、食卓に無意味に置かれている箱の中に溢れているのです。この仕業はおママが犯人ですね。

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不織布マスクを出現させるような魔法使いは実家にいませんから、

「これは如何なる事か?」

ジジに確認してみました。

「あ、それね、デイサービスで毎回くれたんだよ。」

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「私は不織布マスクを箱で買っておいたよね。」

「うん。」

ジジの机にそのマスクの箱が鎮座しているんですが、

「なんで使わないんですか?」

「あぁ…。それはね…。」

 

話を総合すると、こうなります。

デイサービスの日は朝から忙しい。

ジジはデイサービスのお迎えの前に、自分は(何回か繰り返し使っている⁉️)不織布マスクを着けられる。

しかし、おママを叩き起こしてご飯を食べさせるので、支度に追われている。

だから、どうしてもおママのマスクまで気が回らない。

時として、お迎えのバスに乗ってから、自分もマスクをしていない時がある。

(°_°)

お迎えに来てくださったスタッフさんに

「田中さん、マスク着けて下さい」

と言われて、

「あ、忘れちゃった。」

そうすると、スタッフさんから

「これ着けて下さいね」

不織布マスクが渡されるとのこと。

(°_°)

この話をしれっと語るジジに、私はまたしても、全身の血液が脳天に噴き上げるような感覚に襲われました。それと同時に恥ずかしいやら申し訳ないやらで、穴があったら入りたい。

今は去年とは違うから、巷に不織布マスクは溢れています。

でもね、本来利用者が自分で用意するマスクを施設から頂くなんて、私はよくないと思います。

「今はね、マスクは普通に買えるんだから、必ず二人分をその箱から出して、毎回新しいのを着けてよ。デイサービスからもらっていたら申し訳ないよ。それに、繰り返し使わなくて良いからさ。使い捨てた方が衛生的だし。」

 

口を酸っぱくして言ったのですが、その後もあまり変化はないようです。

スタッフさんの家庭訪問の時に、50枚入り1箱をお渡しした方が良いかしらん。

そんな事を考えています。

 

久しぶりだ

認知症のおママは仕方がないけど、

マスクの習慣がイマイチ身に付かないのは、高齢者アルアルなのでしょう。

息苦しいから、一定時間マスクをし続けるのも苦痛だと思います。

特におママは外出中、マスクを付け続ける事が出来ません。

だからでしょうか。頂いたマスクもさして汚れたりすることもなく、私の目に触れるのです。

 

これを、どうしましょうか。

親には「一度で捨てなさい」と言った私ですが…、何故か捨てられません。

ちり紙が挟んであるまま、ゴミ箱にポイっと捨てちゃえば良いのです。

 

でも、昨年あんなにマスク不足で大騒ぎになったのに、「喉元過ぎればなんとやら」でしょうか。

あの狂騒を1年ちょっとで忘れる事なんてできません。

いまだに私は布マスクを毎回洗って使用し続けています。

「あの頃、不織布マスクを洗って煮沸消毒して、何度も使った人が多かったはず…。」

昨日は天気も良かったので、私は久しぶりにおママが放置した不織布マスクを集めて洗いました。そしてお昼ご飯の支度のついでに、鍋で煮て煮沸消毒もしました。

 

久しぶりに、不織布のマスクを絞ってベランダに干しながら、私は感慨深かったです。

あのマスク不足の時に、

日本人の多くが1枚の不織布をこうして大事に使い、

布マスクを手作りしながら乗り切ったのです。

去年の私たち、本当に偉かったよね。

 

きっと、マスク生活はまだまだ続きますね。

今度こそ、ジジとおママには洗ったマスクを着けてデイサービスに行って欲しいです。

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何しているんですか‼️うちのマスク使って下さい。byチャーコブラ


本日アップの貼り絵

7月9日の昼前に、私は実家に行きました。

その時すでに仕上がっていた作品です。

この日のおママはとても元気で、午前中に「お題パック」を使って一人で仕上げたようです。

(↓)「お題パック」はこちらです。

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*「お題方式の貼り絵」と「お題パック 」について

一昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それで、あらかじめ私が「お題」と称して何種類かの紙を用意することが多くなりました。その他に組み合わせする紙片をおママに選んでもらってから、切り貼りを楽しんでもらうようになりました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。

 私が実家に行かない時でもおママが貼り絵に取り組みやすいように、「お題」と台紙にするハガキをチャック付きのビニール袋に入れておく。これが「お題パック」です。

 

「お題パック」の中のマーブルペーパーは数十年前におママが自分で染めた紙です。

その他の紙は(↓)こちらです。

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同じ7月9日の午後におママはこちらの貼り絵を制作しました。(↓)

harienikki.hatenablog.com

 

(↓)関連作品です。

harienikki.hatenablog.com

harienikki.hatenablog.com

harienikki.hatenablog.com

harienikki.hatenablog.com

 

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。

 

親の夢枕に立つ

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(2021年7月9日 アルツハイマー認知症の診断から約14年5ヶ月)

 

9月13日月曜日はいつも通り月曜日は実家へ行きました。

実家では、昼食作り片付け、夕食の下準備、おママの貼り絵のサポート、オヤツ、夕食の準備と片付け、そして翌日の朝は燃えるゴミの日だから家中のゴミをまとめました。

 

ほぼ19時半、全工程終了。

「ありがとう,気をつけてね。門を閉めてね。」

「はい、お父さんも気をつけて。」

これはいつもと同じジジとの玄関での挨拶です。するとおママが気配に気がついて私に深々と頭を下げました。

「どうも,ありがとうございました。」

他人様への丁寧なご挨拶だわ。

 

買い物をしながら帰宅は21時でした。

それからアズキと簡単な夕食を食べていると、テーブルの上に放置した私のスマホが鳴りました。

「お母さん、ジジからだよ…。」

夜の電話は、良くない知らせが多いでしょう。

私はこれから再び実家へ行く覚悟を決めて通話ボタンを押しました。(°_°)

 

「もしもし…お父さん?どうしたの?」

すると、ジジの第一声が安堵のため息でした。

「あ…、チャーコさん?

いや、別に大したことではないんだけど…。」

こっちはちょっと安心しました。

「どうしたの…?」

 

「いや,その、チャーコさんが帰ってから、寝たんだが、夢に心配そうなチャーコさんが出て来たんで、ちょっと気になって電話してみたんだよ。」

 

どうやらジジの枕元に私が立っていたそうな。夢の中の私はひどく心配そうな顔をして、寝ているジジに手を差し伸べたそうな…。

そうだったんだ…。

 

(不吉な夢かもしれない。)

私の身に何かあったのかと、心配してくれたのね。

 

「今、ご飯を食べているくらいだから,大丈夫よ。」

「よかった、ごめんね。余計なことして。」

「いえいえ…。大丈夫だから、お休みなさい。」

 

「夢枕に立つ」

それは亡くなった身内や友人知人が夢に出てきて、何かを伝えようとする事。

でも、時々、生きている人も夢枕に立つそうな…。(^◇^;)

私、55歳ですが、93歳の親の夢枕に立ったようです。

 

(ジジの夢に現れた私は何を伝えたかったのだろう。)

何が言いたかったのかしら。

 

同じ時刻、現の私は録画した番組を観ながら、

カロリー高めの背徳飯を食らっていたのです。(^O^)

 

私は普段から高齢の親に心配をかけているのかも知れない。

一般的に、幾つになっても親は子が心配だといわれます。

有り難い事だと思います。

ただでもジジはおママの事で心配事が多いのだから、申し訳なさの方が大きいです。

(もっと、しっかりせにゃならん。)

私はそんな事を思いました。

 

ジジとの電話を切ってから、遅い夕食の更に遅い食後に、

娘のアズキとテレビを見ながら、

ちゃっかりアイスまで食べてしまいましたわ。

なんのかんの言っても、私は元気です。v(^O^)v

 

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バチ当たりなチャーコです。

本日アップの貼り絵

7月9日金曜日

昼過ぎ、千代紙などの紙類の入った缶の中から、おママが真っ先に選んだのは(↓)こちらでした。

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www.youtube.com

<貼り絵制作動画①>

2021年7月9日 15:22辛〜4分27秒

今のおママにとって、同じ図形を切り抜くのは難しいようです。

私(チャーコ)が「ここよ」と指差しても、おママ自身が納得しなければハサミは動きません。ようやく自分で見つけて切り抜けた時はとても嬉しそうでした。

この動画の後は割と調子が出てきて、順調に同じ図形を増やしていました。

 

(↓)そしておママの興味はオレンジ色地の花菱模様に移りました。

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(↓)構成がまとまりつつあります。円形が繋がった模様の千代紙は久しぶりの登場です。

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(↓)そして、おママは更に千代紙からピースを切り始めました。

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www.youtube.com

<貼り絵制作動画②>構成編

2021年7月9日 15:53〜1分29秒

動画を見ながら少し反省しました。

おママは菱形から2つの三角形を切り出し、画面左右の上に配置しようと計画しました。

おママの考えでは菱形を半分に折り畳み、折ったまま折り目を切ろうとします。

しかし、その方法だと、ハサミの刃の厚みが影響して正確に二等分はできません。

それで私は「折らないで広げたまま模様の線を上を切るようにアドバイスしました。

理屈では間違っていないのですが、今のおママは線上を正確に切ることも難しくなっているので、好きに切らせてあげた方が良かったかな…とも思いました。(^◇^;)

 

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(↓)完成しました。

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(↓)間髪入れずに2枚目突入です。

1枚目で残ったピースを並べます。とても楽しそうです。

考えてみれば、最初に切り出したピースの出番がやってきたので、1枚目をやる前におママもこんな感じのイメージを持っていたのかもしれません。(^O^)

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www.youtube.com

<貼り絵制作動画③>糊付け編

同じように間隔を取りながら複数のピースを貼るのは神経を使います。

今のおママにはそれが難しくなっています。

途中オネコの「明日持ってくるからね(夕食)。」という声や、ジジが大相撲中継を点けたりと、雑音がいっぱいですが、おママは我関せずと作業を続けていました。

 

(↓)四角が寂しいようです。沢山の紙片の中からおママが手に取るのは、やはりお気に入りの「波紋」なのですね。(^。^)

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(↓)おママが使った千代紙です。

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www.ozuwashi.net

おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。

神秘の琥珀色 いもちが良い?デラちゃん⁉️

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(2021年6月4日 アルツハイマー認知症の診断から約14年4ヶ月)

 

なんだそりゃ?

本日はタイトルからして妙です。

「いもちがいい」「デラちゃん」なんだそりゃ?

これはおママが貼り絵をしているときに発した不思議な言葉です。

 

最近、おママは日本語の語彙が極端に減ってしまったし、自分の感情を表す言葉も使えなくなってきました。

本来の単語がわからない場合、おママはその場凌ぎに造語します。

こちらはそれをどう汲み取って理解するのか?

いえいえ、そんな事、私はまだ全くできていません。推測するだけです。

だからこそ、

(おママは何を思っているのか?)

気になってしまいます。

 

琥珀色はおママ好み?

琥珀って宝石の仲間ですが、石ではありません。

数千万年から数億年前に地上に繁茂していた樹木の樹脂が土砂などに埋もれて化石化したものです。「樹脂の化石」とも言われています。時々、虫や植物の一部が混入している物があり、それらは大層貴重なのだそうです。

おママも小さいペンダントヘッドを持っていたような気がします。

琥珀ってね。色が濃い方が上等なのよ。」

おママがそんなことを言っていたのを、子供心に面白いなと思いました。

 

浅い黄色から赤褐色、暗褐色まで、琥珀色は幅が広いですね。

 

おママは割と茶系が好きだったと思います。

40代の頃、革工芸でクラフトカービングを施した皮革の表面を丹念に染めていました。それは圧倒的に茶系が多くて、丹念に染めた後、ニスで艶を出して柔らかい布で磨くと、とても良い色合いと艶が出ました。

今思えば、それは琥珀色に似ていたと思います。

(おママ、琥珀色が好きだったのかな。圧倒的に黒よりは茶の方が好きだったかも。)

 

最近そんなことを思い出しました。

思い出すきっかけは(↓)こちらの広告写真を見たからです。

赤褐色の見事な琥珀色だこと❗️

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www.shogeikan.co.jp

 

(おママが好きそうな色だな。切り抜き遊びに丁度良いかも。)

それで、貼り絵の「お題」にしてみました。

 

やはりお好みです

広告を見せたら「キレイね❗️」とおママは興味を示してくれました。

それで早速切り抜き作業です。

あまり複雑な形ではないので、おママのハサミもスイスイ進みました。(↓)

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縦方向に分割しています。(↓)

気持ちが乗ってきたのか、ハサミの動きも軽やかでした。

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www.youtube.com

<貼り絵制作動画①>構成編

2021年6月4日 15:33〜

琥珀の写真を分割した3ピースを配置しています。

あまりに琥珀色が魅力的だったのでしょう。

おママはしばらく3つのピースに夢中で、他の紙には見向きもしませんでした。

それでも、おママは優しいブルー系の千代紙を選びました。

「どうしようか?」

「どうしようね。」

動画の終わりの時点で、(↓)おママはこんな感じにしようと思っていました。

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(↓)ところが❗️

ものの数分後には気が変わって、琥珀は2ピースになりました。

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(↓)そして、1枚目が完成しました。冴えた配色ですね。

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(2021年6月4日 アルツハイマー認知症の診断から約14年4ヶ月)

 

謎の言葉

さて、早速おママは2枚目に取り掛かりました。

1枚目で余った琥珀の写真をそのまま並べる様です。(↓)まるで「三」みたいですね。

長方形のマーブルペーパーを対角線で折り、切って2枚の直角三角形を作るようです。

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(↓)「三」より割り算の「÷」に似ているかも…。

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www.youtube.com

<貼り絵制作動画②>

2021年6月4日 15:51〜 構成・糊付け編

右上と左下の角に大きなマーブルペーパーの3角を貼るところから始まります。

両方のピースの貼る位置を慎重に見極めながら貼りました。余白部分の幅を揃えたかった様です。

動画の中盤でおママは不思議な事を言いました。

「いもちがいい」

「『いもちがいい』ってどういう事?」

「ヘッヘッヘっ。」

おママは笑いました。

「気持ちがいい?」

「うん」

 

動画の終盤でも妙な造語を言っていました。

「デラちゃん」

「「デラちゃん』って?」

「デラちゃんよ。」

謎の造語に戸惑うチャーコ。

 

動画を見返して、おママの「デラちゃん」をもう一度考えてみました。

これはあくまで私の想像ですが、

「いもちがいい」はやはり「気持ちがいい」だと思います。

おママには、貼り絵の構成が気持ちよく決まったのかも知れません。

 

「デラ」は「テラッ」と輝く琥珀の表面をおママなりに表現したのではないかしら。

神秘的で美しい赤褐色の琥珀

おママには、そのつるっとした「照り」と光が「デラちゃん」だったのでしょう。

そう考えると、

奇妙な「デラちゃん」に対して、どことなく親しみを感じるようになりました。

 

 

(↓)同じ6月4日、「デラちゃん」の後に、おママはこの作品も制作しました。

harienikki.hatenablog.com

 

(↓)実はこの作品も同じ琥珀の写真を使っていました。

harienikki.hatenablog.com

 

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。

米寿の祝い&敬老の日

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(2021年6月21日 アルツハイマー認知症の診断から約14年4ヶ月)

 

思わぬプレゼント

11月でおママは88歳になります。米寿です。

コロナ禍ですし、だからと言ってお祝いの計画があるわけでもありません。

実の所、米寿ということすら私の念頭にはありませんでしたわ。

 

9月に入ってからの月曜日。

私はいつものごとくジジとおママと一緒に昼ごはんを食べていました。

すると、ジジが思いついたように言うのです。

 

「役所からおママ宛に米寿のお祝いが届いたんだよ。それもね、8000円❗️」

「えーーーっ❗️そんなに貰えたの?」(^○^)

「うん、ほらチケットみたいなのだよ。」

 

あらーーーー、地域振興券なんですね。

マジですか❗️嬉しいじゃありませんか❗️\(^O^)/

 

「一応、オネコさんとチャーコさんにも見てもらおうと思ってね。」

「なるほど、何処にしまったの?」

高齢者世帯の場合、そこが肝心です。何処にしまってあるか、子達は大事な物の所在を把握しておかなければなりません。

「それがね、おママに渡したっきり、見かけないんだよ。おママの大事なものが届いたら、入れて置けるような箱が欲しいんだ。おママがそれに入れておけば良いしね。」

 

この人、何言ってんだろう。

そのジジの発言を聞いて、私は自分の目の玉が飛び出るような衝撃を感じました。

私は一気に身体中の血流が脳天に突き上げてくるのを感じました。(°_°)

 

なんですと?見かけない?失くしたの?

箱が欲しい?

おママに大事なものを入れさせる?

もう、おママには大事か大事で無いかの判断はできないんです。

おママが入れるのは後生大事に折り畳んだトイレットペーパーやティシュペーパーでしょうよ!

 

あ、勿論、私は怒りに任せてジジを怒鳴ったりはしませんわ。

優しく、畳みかけるように、糾問して、

私の意見を述べただけですのよ。(←充分怖いかも)

 

「だって、おママが貰ったものだし、ちゃんと見せてあげないとねぇ。

それにおママはとても喜んでいたよ。」

「でも、お父さんは通帳だって保険証だって、大事なものは全部お父さんが管理しているじゃない。見せるのは良いけど、ちゃんと回収しておかないと❗️」

「そうだね…。うっかり渡したっきり忘れちゃったんだよ。でも、この辺のテーブルの辺りにあると思うよ…。」

「おママは何でも新聞紙や広告の間に挟んでしまうから、こちらが誤って捨てちゃうかも知れないよ。地域振興券は現金と同じだよ。まったく❗️」

「使えるお店が書いてある冊子と一緒に、A4くらいの大きな封筒に入っていたから、どこで使えるかチャーコさんにも見ておいて欲しかったんだが…。」

「昼ごはんが終わったら、徹底的に探して、見つかったら、ちゃんと読みます❗️」

 

この一連の父娘の会話を、おママは昼ご飯をつつきながら、

「そうよね、そうだわね、そうそう」

と相槌を打っていました。

ほとんどはね、おママのことを話していたんですけど…。

 

それで、地域振興券と取扱店一覧の冊子の入った封筒は、テーブルの上からあっけなく見つかりました。

介護用品のカタログやら新聞紙が上に重なっていたから見えなかったのですね。

ジジにあんなに強く言わなければ良かったと、

私は少しだけ反省しました。(^◇^;)

 

敬老の日

せっかく地域振興券をいただいたのですから、

敬老の日はケーキにしましょう。」

オネコと相談して決めました。地域振興券でカットケーキを4つ買いました。

 

お陰様でジジもおママも元気で何よりです。

先月、おママは食が細くなってずいぶん心配しましたが、それも完全復活です。

ショートケーキを目の前にして食べ方が分からずに困惑したり、食べ物と思わなかったらどうしようかと思いましたが、それも私の杞憂に終わりました。

harienikki.hatenablog.com

「あら、これ、嬉しいわ。」

ケーキの断面に巻いてあるフィルムは、おママが取るのも大変そうなので、私が取りました。

おママは嬉しそうに、まず上に乗っている苺やチョコレートを食べました。

そしてスポンジと苺入りのクリームがサンドしてあるケーキ部分も、倒したりグジャグジャにすることなく綺麗に食べていました。

それも、無邪気な笑顔で…。

娘が幼い頃、ケーキを食べる様子をハラハラしながらも、私は微笑ましく見つめていたのですが、同じ様な気持ちで母親を見る日が来るとはね…。

思いませんでした。

「上手に食べられて良かったね。」

11月のお誕生日にもケーキを食べようね。

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これ、きれい‼️

(↓)昨年の敬老の日です。

harienikki.hatenablog.com

 

本日アップの貼り絵

敬老の日にイメージが合うと思って、選んでみました。

私のいない日に、おママ一人で「お題パック」を使って、取り組みました。

(↓)「お題パック」はこちら。

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中央に貼られた扇形は、元がどんな神だったか不明です。

もしかしたら、近世の辻ヶ花染めを写した印刷物からの切抜きかも知れません。

随分前におママが自分で切り抜いたものです。同じ写真から切り抜いたと思しき葉っぱもありますが、それはまだ貼り絵に使われていません。いずれ「お題」にしようと思っています。

 

(↓)今年の2月に私がセットした「お題パック」です。

結局、おママはこれを使わず、中身はバラバラにされました。(^◇^;)

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*「お題方式の貼り絵」と「お題パック 」について

一昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それで、あらかじめ私が「お題」と称して何種類かの紙を用意することが多くなりました。その他に組み合わせする紙片をおママに選んでもらってから、切り貼りを楽しんでもらうようになりました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。

 私が実家に行かない時でもおママが貼り絵に取り組みやすいように、「お題」と台紙にするハガキをチャック付きのビニール袋に入れておく。これが「お題パック」です。

 

おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。

諸行無常からの、不名誉な伝説❗️

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(2021年6月28日 アルツハイマー認知症の診断から約14年4ヶ月)

 

諸行無常

平家物語』といえば、私は「諸行無常」という言葉を思い浮かべます。

有名な「祇園精舎の鐘の音 諸行無常の響あり………」で始まる冒頭は、私の世代でも、娘アズキの世代でも中学校の国語の教科書に載っていて暗記した名文です。

この「諸行無常」とは

全ての現象は刻々に変化して同じ状態ではない

と、私は習いました。

何故、私が柄にもなくこんな教養っぽいことを書いているかというと、

やはりおママの認知症がいつも私の心のどこかにあって、

「おママは昔は厳しいくらいしっかりしていたし、なんでもキチンと出来ていた、なのに認知症になっちゃうなんて…」

という思いがあるからでしょう。

www.hongwanji.or.jp

おママは毎週土曜日に認知症専門のデイサービスに一人で通所しています。

毎回、帰宅時にその日の日報を写真付きで記録してファイルに綴じて下さいます。通所中のおママの様子が分かりとても有り難いです。

8月中旬にその日報と写真を見た時、私はあまりの事に一瞬言葉を失い、その写真に目が釘付けとなりました。

そして、浮かんだ言葉は「諸行無常」でした。

 

(↓)この写真です。

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お分かりだと思いますが…、

おママは長袖のパジャマの上に小花柄のブラウスを着ていました。(T_T)

「あゝ、おママはパジャマで外出しちゃったのか…。しかも中途半端にはみ出しているし…。」

いくらお気に入りのパジャマであっても、昔のおママでは考えられません。

やはり、おママの症状は刻々と変化していきます。そして確実に進んでいくのか…。

遂にやっちまったか…。

 

でも、この姿もファッションと思えば、それなりに見えるかも?

いえ、いえ、アウトですわ。

 

「最近、おママは朝着替えが出来なくて、いつまでもパジャマでいるんだよ。」

夏になる前頃から、よくジジがそう嘆いていました。

 

確かに今のおママにとって、着替えは誰かの介助がないと難しいです。

一日中家に居るならパジャマでも良いけど、出掛ける時にこれは考え物です。

おママの症状が進んでいる事を実感するとともに、娘としてはこんな格好でおママを出してしまった事に落ち込みました。そして、おママに申し訳なさを感じました。

 

とは言え、93歳のジジにはおママの服のコーディネートは難しく、朝のデイサービスのお迎え時には、オネコも私も実家へは行けません。

 

今のところの対策としては、安直な方法ですが、

デリサービス前日にパジャマを洗濯機の中に放り込んで隠してしまい、

おママには外に出ても問題の無い格好で就寝してもらっています。


これも忍び寄る老いか

そろそろ、おママのパジャマネタでも書こうかな。

昨夜は実家からの帰りの電車の中でそんなことを考えていました。

(おママったら、あんな格好で出掛ける様になってしまったか。)

まだ、その思いが強く私の心に刺さっていました。

自宅へ戻り、遅い夕食を摂り、草臥れているけど、私は台所で洗い物を始めました。

洗った食器を水切りかごへ載せようと横を向いた時、私は自分の肩に何かがついているのが見えました。

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それは、よくみると肩と袖の縫い代ではありませんか❗️

そして、我が身をとくと見直してみると…、袖も身頃にもしっかりロックミシンがかけられた縫い代だらけ❗️

私は思わず悲鳴をあげてしまいました。

「えーーー、私は1日中カットソーを裏返しで着ていたんだ。」

電車にも乗って、お店に入って買い物もして、おまけにハーブティーのお店で試飲をしながら店員さんと話もしていたわ。親やオネコは目が悪いから気がつかないにしても…。」

恥ずかしいったらありゃしない。

 

これには娘のアズキにも呆れられてしまいました。

T シャツを裏返しに着たおママの事は言えませんわ。(↓)

harienikki.hatenablog.com

恥ずかしいけど、自らへの戒めとして晒しておきましょうか…。

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でも、この姿もファッションと思えば、それなりに見えるかも?

いえ、いえ、アウトですわ。

 

認知症のお祖母ちゃんなら、いざ知らず。実の親がやらかしたかと思うと、じわじわくるな…。お母さん。これはもうすでに伝説だよ…。

 

娘の言葉が胸に刺さりますが、

最近の私は台所に立て場立てばヤカンや鍋を空だきするし、家族のスケジュールは全く頭に入らないし、ウッカリと物忘れが激しすぎます。

おママの現状を思うと、今からこんな私は将来どうなるんでしょう。

おママより早く、おママより重い認知症になりそうな予感がします。

嗚呼、そんな伝説なんてお断りだぁ…。(涙)

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文字はアズキが書きなぐりました。(^◇^;)



 

 

 

 

本日アップの貼り絵

この日はクレバァ旧蔵の千代紙を「お題」にしてみました。

素敵なのですが、イマイチおママの好みではなかったようです。

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(↓)散々、千代紙を切っていたのですが、おママは飽きてしまい、お好みのマーブルペーパーを手にしました。

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www.youtube.com

<貼り絵制作動画①>

2021年6月28日 15:02〜 6分05秒

おママはマーブルペーパーを分割しています。

恐らく扇を開いたような構成を目指しているのだと思います。おママは切る場所を思い付いても、ハサミを入れる瞬間には忘れてしまうのか、それとも気が変わるのか?実際に切った場所は違ってしまいました。このような事は最近とても多いです。

 

その後、おママは先ほど切り刻んだ千代紙を再発見して使う気になりました。

あれこれ試行錯誤して、実際使ったのは画面上部の黄色の丸で囲んだ紙片でした。(^O^)

(↓)

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赤い色味も欲しくなったようです。(↓)

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(↓)おママは大好きな「波紋」の赤を追加しようと思い立ちました。

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youtu.be

<貼り絵制作動画②>

2021年6月28日 15:26〜 3分05秒

おママは赤の「波紋」を左側に配置して構成を完成させました。

途中、不思議な事を言っていました。

「子供がね……それをしないの……向こうが言わないから……。

でも、これだとなんとなく寒い。」

おママは小さく切ったピースを子供に例えているのでしょうか?私もいまいち汲み取れませんでした。

「寒い」は画面上物足りないというような気分で「寂しい」と言いたかったのかも知れません。

 

そして、完成しました。

 

この日、私が実家に着いた時には、既にこんな感じで貼ってあり途中になっていました。

おママは午前中に一人でここまでやっていたのですね。

それで、これをおママに完成させてもらおうと思いました。(↓)

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(↓)おママに好みで選んでもらった紙を並べてみると、イメージが湧いてきたようです。

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(↓)そして完成しました。

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(2021年6月28日 アルツハイマー認知症の診断から約14年4ヶ月)

 

おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。

連作の楽しさ❗️ 魅惑の紗綾形文様

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(2021年8月9日 アルツハイマー認知症の診断から約14年6ヶ月)

<連作の3枚目>

 

久しぶりの…

時々登場するシリーズ「連作の楽しさ❗️」です。前回が7月20日でしたから、まぁまぁのペースでの更新ですね。

時々、おママは同じ種類の紙を用いて、一度に何作も貼り絵を制作することがあります。その中でも印象的な作品たちを「連作に楽しさ❗️」と題してシリーズ化しています。

カテゴリーを作っていますので、もしご興味がありましたら,ご覧くださいませ。

harienikki.hatenablog.com

 

今回の「連作の楽しさ❗️」は題して「魅惑の紗綾形文様」です。

クレバァ(昨年亡くなった私の義母)の遺品から出てきた千代紙の中でも、いかにもおママが好みそうな色と柄の千代紙を「お題」にしてみました。

(↓)こちらの写真左側です。

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この文様、時々和装の帯などで見かけるのですが、わたしは名前は知りませんでした。

それで、この度ネットで調べてみました。

「さやがたもんよう」というのですね。(^O^)

金を主体にして上品な色使いの千代紙です。しかし、その金が多いために、光っておママの目には見えにくいのではないかと、暫く使うのを躊躇っていました。

 

暑い夏のひり下がり、ボンヤリしてばかりのおママに喝を入れるべく、出してみれば全く私の杞憂でした。

 

おママは見るなり大喜びで、早速切り始めました。

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www.youtube.com

<おママの制作動画①>

2021年8月9日 14:50分〜(3分40秒)

おママは模様の1単位を慎重に見極めながら「チョンチョンチョイ❗️」と歌いながらカットしています。思いの外、おママは正確に同じ形を切っていきました。

 

1枚目

そして切り離された四角や三角をハガキの上に載せてみました。

素敵な千代紙なので、もうそれだけで絵になりそうです。

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数十年前におママが自分で染めた小さな紙一緒に使い、シンメトリーが出来上がりました。

1枚目完成です。(↓)

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(2021年8月9日 アルツハイマー認知症の診断から約14年6ヶ月)

<連作の1枚目>

 

2枚目

1枚目がよほど楽しかったのか、おママはすぐに2枚目に突入しました。

調子が出てきたのか、紗綾形文様の配置も一捻りされています。(↓)

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<おママの制作動画②>

2021年8月9日 15:36〜(5分19秒)

おママは青い三角形を貼る時に糊をつけ過ぎました。貼ったはいいが糊のせいで滑って位置が変わってしまいました。そうなると、もう本来貼るべきたのき場所が分からなくなり…。チャーコの声掛けで、何とか元に戻せました。

 

おママはオレンジ色の花菱文様の千代紙を三角形に切って、右上と左下の角に貼ると決めていました。ところが、青い三角形を貼っているうちに位置がズレてしまいました。すると、また何が何だか分からなくなったようです。(^◇^;)

「これどうするの?」

「あなた…ご自分で考えていたじゃん。」

思い出せたというより、新たに思いついたデザインが前と同じだった…。

そんな感じでおママは花菱文様を貼り始めました。おママはピースを持ち上げたら、貼る位置を忘れそうです。チャーコは三角形の端を指で押さえて、動かないように糊付けをサポートしました。

やっと完成です❗️

「あーー、出来たぁ‼️」

というチャーコの感嘆がやたらデカく聞こえますが、この後も、ママはちゃっかり2ピース追加していました。(^◇^;)

連作の2作目完成です。(↓)

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(2021年8月9日 アルツハイマー認知症の診断から約14年6ヶ月)

<連作の2枚目>

 

3作目

おママの意欲は衰えないのですが、チャーコは写真や動画を撮影しながらほぼ立ちっぱなしで見守っていたので、少々草臥れ気を抜いていました。(°_°)

 

おママは紫地の金の亀甲文様を箱の中から出して、使いたくなったようです。

(↓)切るのに夢中です。

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(↓)最初はこんな感じに一列に並んだ亀甲文様を中央真横に配置する計画でした。

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(↓)しかし、四隅にピースを貼った段階で、おママの気が変わりました。

亀甲文様が斜めに配置されたことにより、余白の白い空間と形が生き生きしたように思います。」

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紗綾形文様に見せられて…。

おママは3枚のシンメトリーを意識した貼り絵を制作しました。

頑張ったね。お疲れ様でした。(^O^)v

 

おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。

食べ方が分からない❗️

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(2021年6月13日アルツハイマー認知症の診断から約14年7ヶ月)

 

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(2021年6月13日アルツハイマー認知症の診断から約14年7ヶ月)

 

8月の食欲不振

おママは元々食欲旺盛な人です。

それでも最近少し食が細くなってきました。

先月8月中旬ごろは食事を残すことが多くて少し心配しました。そんな時はエネルギーが足りないのか、無気力に呆然としていることが多かったです。

「夏バテか?」

今年の夏は暑かったから、ありえます。ただ、おママは毎年猛暑でも、さして食が落ちなかったのです。原因は他にもありそうでした。

 

推理その1

便秘がちになると、お腹が重くて食欲がなくなるのは有り得ると思います。

しかし、ジジによると、ジジが作った朝食とデイサービスの昼食、そして私が作った昼夜の食事は残すのに、コープデリのお弁当は完食しているとの事。

そうすると、イマイチ整合性がありません。

 

harienikki.hatenablog.com

 

推理その2

おママが残しがちの食事は、お皿や小鉢に盛り付けられていました。

勿論量は少ないです。

一汁三菜の二菜は一皿に盛り合わせているとしても、おママは目の前に器が並びます。すると料理を前におママは途方に暮れました。

「困ったわ、どうしたらいいのか…。」

お箸で突っつきながら、ぶつぶつ言いって一向に進みませんでした。

 

なのにお弁当箱の入っているコープデリだと積極的に食べるとは、如何なることか⁉️

(°_°)

「もしかして、区切られたお弁当箱だと食べる気になるのかな?」

「昔から区分けのランチプレートが好きだったよね。」

「でも、私が土日にカレーやシチューを作ってもってきた時はお弁当箱ではないけど食べるけど…。」

オネコと話し合いましたが、決め手にはなりませんでした。

 

それでも、私は自分が実家へ行った日に試してみました。

昼はコープデリのお弁当箱を拝借して盛り付けをし、夕食はランチプレートに盛り付けてみると、思いの外おママの食が進みました。

やはりおママはワンプレートの方が好きなのかしらね…。謎…。(^◇^;)

 

推理その3

今年の春くらいまで、おママはおにぎりを見ると、自分で半分に切って食べていました。

しかし、最近は自分で切ることもなく、「困っちゃうわ」と言いながらお箸で突っつくばかりです。埒が開かないので、私はおにぎりを半分に切って上げました。

ところが相変わらず

「どうしようかしら、こんなに、困っちゃうわ」

が続き、挙句に「これダメだわ」と言いながら海苔を一生懸命剥がし始めました。

海苔が剥がれたおにぎりは崩れてお弁当箱の中に落ちて、おママはそれをお箸でほぐして食べていました。剥がされた海苔は可哀想に食べてはもらえなかったのです。

 

「食べ方が分からなくなっているんじゃないか⁉️」

恐らく、これが今のところ正解のようです。

 

(↓)の写真は昼食の1例です。

枝豆は鞘を指で押して豆だけ口に入れる物ですが、この時のおママはその食べ方は出来ませんでした。

口の中に鞘ごと入れ、歯で噛みながら鞘だけ出すという離れ業をしてのけたのです。

しかし、おママはそれもすぐに嫌になって、食べるのをやめてしまいました。私が鞘から豆だけお皿に出しても、怪訝な顔で食べませんでした。

 

おにぎりはこんな風に切って断面を上に向けて盛り付けると、「ご飯」の仲間だと認識して食べてくれます。

野菜は素材がしっかり見えるシンプルな調理法の方が、おママの理解が得られるようです。

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鰯の味噌煮(缶詰)  シャケのおにぎり(市販)  千切りキャベツ

枝豆   人参、カリフラワー、ブロッコリーコンソメ煮   梨

もやしとオクラのスープ

※おママは約7割ほど食べられました。

 

 

(↓)こちらは夕食の1例です。

右側がジジのお皿、左側がおママのです。

最近のおママは切り身魚であっても、食べ方がわからないようです。

完全に骨を取り除けてはいませんが、事前に私がほぐさないと食べる気になりません。

その割には缶詰のアジやイワシは自分の箸でちぎって口に入れています。

私にはおママのその区別が今ひとつ理解できませんが、食べやすいなら缶詰は大歓迎です。私が楽ちんですもの。(^◇^;)

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シャケの切り身  きゅうり揉み  梨  さつま芋の蜂蜜レモン煮  

豆腐とわかめの味噌汁(写真なし)  ご飯軽く一膳(写真なし)

※おママ約9割くらい食べられました。

 

今はまだ、おママは箸で摘んで自分の口に持っていけるし、

分からないのは食べ方だけです。

でも段々に、食べる事自体がわからなくなっていくのだと思います。

口に入れる行為が分からなくなって、食べられなくなっていくと考えると、

先々不安では有ります。

でも、まぁ、その時はその時で、何とかしていきましょう。(^O^)

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実家のランチプレートに似せてみたけど、細かいところは省略しました。(^◇^;)

本日アップの貼り絵

「お題パック」による作品です。

6月13日の作品ですから、ちょうど3ヶ月前だったのですね。

今はたとえ「お題パック」を使ってもなかなかおママ一人では制作できません。

そう考えると3ヶ月の月日の差は大きいです。

シンメトリーを意識した、よく考えられた作品だったと思います。

実は(↓)こちらの作品で残った部分を活用しました。

 

harienikki.hatenablog.com

 

(↓)お題パックはこちらと

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(↓)こちらです。

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*「お題方式の貼り絵」と「お題パック 」について

一昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それで、あらかじめ私が「お題」と称して何種類かの紙を用意することが多くなりました。その他に組み合わせする紙片をおママに選んでもらってから、切り貼りを楽しんでもらうようになりました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。

 私が実家に行かない時でもおママが貼り絵に取り組みやすいように、「お題」と台紙にするハガキをチャック付きのビニール袋に入れておく。これが「お題パック」です。

 

元はクリネックスの空き箱でした。

今回の「お題パック」は赤丸で囲んである部分が使われています。

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上の写真の赤丸部分は(↓)横にミシン目が入っていて、このように分割されます。

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昔から今に至るまで繰り返し使っているクリネックスの空き箱は、とても綺麗でおママを刺激してくれるようです。(^O^)v

 

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。