(2020年4月1日 アルツハイマー型認知症の診断から約13年2ヶ月)
*『月末企画❗️今月のイチ押し』とは…。
このシリーズはその月におママが制作した貼り絵の中で、私やオネコが1番気に入った(面白いと思った)作品をご紹介するものです。
「月末企画❗️今月のイチ押し‼️」というカテゴリーがあるので、もし、ご興味があれば、他の月の「イチ押し」もご覧下さいませ。m(_ _)m
おママは今月4月27日現在で25枚の貼り絵を制作しました。
その中から「今月のイチ押し‼️」を選ぶ判断基準は⬇️こんな感じ…。
①綺麗もしくは興味深い作品。
②制作エピソードがある。
③制作途中の写真があれば尚良し。
今回も①②③④に該当します。(^O^)v
そのせいか、オネコとのミーティングでも、紛糾せずにすんなり 決まりました。
今月、顕著だったのは、おママが自分からは貼り絵制作が出来なくなってきた事です。
しかも、最近は「お題方式」も上手く機能しなくなりました。
私が「お題」をおママの作業机の上に出しておいても、ご本人は「散らかっているわ」と思うのか、何処かへ片付けてしまうんですね。(^◇^;)
しかし、私が実家へ行った時に、おママが興味を持ちそうな紙を用意して、切り抜く作業から始めれば、自然と貼り絵に進んでいきます。つまり、おママと一緒に「お題」となる紙片を作っていけば、まだ制作が可能です。
一応、それらの作品も「お題方式の貼り絵」(注)と言えるのかもしれません。
私はずっと周囲3回実家へ通っていましたが、4月は「緊急事態宣言」以後、週2回に減らしました。その割に3月と制作枚数が減っていません。これは、おママは作業をし始めると3枚から4枚貼り絵をしたからです。
(注)「お題方式の貼り絵」とは…。
昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それが出来ない時が増えてきました。それで、あらかじめ私が作業机に何種類かの紙や切れ端を出して置き、まるでおママが貼り絵をやり掛けていたと思えるようにお膳立てをする事が増えました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。
*これに先立つ2日前
私は昼食後に頭がぼんやりします。きっと誰でもそうだと思います。
おママもこの例にもれません。
軽くまどろんだ後は、お互い少し気がはっきりしてきました。
それで、昨年私の友人から頂いた千代紙を出してきて、おママに切ってもらいました。
鮮やかな緑の麻の葉模様と金と赤の市松模様。早速おママの目を引いたようです。
「でも、どうやって切ったら良いのかわからないわ。」
「まずは麻の葉を大きく六角形に切ってみたら。」
この手の文様はいろんな切り方が出来るので楽しいです。目が慣れてくると、おママは麻の葉模様の白い点線に沿って、自在にハサミを動かしていましいた。
(↓)こだわって細かく切りたくなってしまうのですね。
(2020年3月30日 アルツハイマー型認知症の診断から約13年)
この日のうちに、おママは(↑)この貼り絵を制作しました。
おママ好みの左右対称ですね。緑と赤が映えています。(^O^)
*やる気スイッチが入った❗️
4月1日の午後、眠気が落ち着いた頃から、おママは一人で作業机に向かっていました。
「お題」が用意して合ったわけではないのですが、2日前の麻の葉や市松模様が目についたのでしょう。
おママのやる気スイッチが入りました❗️
(↓)ゴソゴソと吟味しております。
(↓)構成を練っています。
「面白いですね。」
「そうかしら…。」
斜めの構成といえば、おママはよく左下から右上に流す事が多いです。
今回は左に傾くデザインなので新鮮に思いました。
16:07分以降、私は夕食の支度の為に、この場を離れました。だから写真も撮っていません。
そして、完成形はこの記事のトップをかざっている貼り絵です。
おママに見せてもらったら…、凝った作品になっているではありませんか‼️
一部を除き、ほとんどが斜めに傾いた縦軸を中心に対称になっています。
「おママ、考えたな…。」
相当疲れたと思います。でも、その割には達成感の方が疲労より勝っていたのでしょう。おママは笑顔でジジに見せていました。
そんなこんなで、
斜め軸線対称の貼り絵を、今月のイチ押しに決定‼️
👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏
おママの貼り絵を見いて下さり,ありがとうございます。