アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

おママの施設での様子(落ち着いてる)

(2024年2月26日 アルツハイマー認知症の診断から約17年)

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おママの様子

毎月,面会の時に直近1週間分の『個別記録』を施設側からいただいています。

今回も『個別記録』に目を通しましたが、概ね穏やかに暮らしているようで、特記事項はありませんでした。それはおママにとっても私たち家族にとっても幸いなことだと思います。

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貼り絵ファイル問題

1月の面会に時に、おママが貼り絵のファイルや貼り絵自体を破っていたことが判明しました。今後、同じようなファイルを再購入して収納し直すかどうしようか。あれこれ考えました。

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何をどうしようと、また同じ事を繰り返すのかもしれません。それなら、もう貼り絵ファイルをおママの居室に置かない方がいいのかもしれません。

でも、やはり、おママにとって何か見て気を紛らわせるものがあった方が良いと思いました。

そこで,今回は、ファイルではなく昔からあるアルバムにしてみました。

台紙に透明のシートが張り付いていて、ビリビリと剥がして写真を挟んでシートを被せるタイプです。

もしかしたら、おママは貼り絵を取り出せないかも?

いやいや…。

やろうと思ったら、透明シートを剥がすくらいやってのけるかもしれない。(^◇^;)

和紙にハガキは写真より厚みがあるので、どうしても台紙と透明シートの間に空気が入ってしまって浮いてしまいます。

おママは認知症になっても妙に知恵が働くので、難なく貼り絵を撮り出せちゃったりするかも。

まぁ、それなら又考えようと思います。(^O^)

(↓)楽しそうに眺めていました。

本日アップの貼り絵

2024年2月26日、面会の時のシール遊びです。

この日の面会はジジと一緒だったので、私も余裕がなくて、持参した材料の写真を撮り忘れてしまいました。

(↓)下の写真に赤い矢印が付けられていますが、実は金色にキラキラしている薄いプラスティック系の素材が2枚使われています。まさに小判のような大きさです。

実はこれ、昨年11月に、私が新橋演舞場で観劇後に拾ってきたものです。

演目は片岡愛之助さん主演の新作歌舞伎「ルパン三世 流白浪燦星」でした。

澤瀉屋の大ベテラン達が脇を固め、大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』でも評判になった坂東彌十郎さんや自身も若手と新作歌舞伎に取り組んでいる尾上松也さんも出演という、私のようなミーハーには打ってつけの楽しいお芝居でした。

(↓)この動画の最後の方に舞っている小判がこれと同じものかもしれません。お芝居の最後に上手と下手から客席に大噴射されて舞い散った小判を、私はいそいそと拾って劇場を後にしたのです。

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おママも歌舞伎を見に行っていた頃は、花吹雪を拾い集めて、貼り絵に貼っていました。

(↓)こんな貼り絵にしていた。

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だからちょっとした思いつきで私も拾って、おママのシール遊びの足しにしようと目論みました。

今のおママにはシールもキラキラしている方が目に付きやすいようで、この小判も直ぐに2枚重なるように貼っていました。

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<おママの貼り絵制作動画①>

2024年2月26日 14:27〜(42秒)

おママは緑色の星型のシールを自分で剥がして小判の上に貼ろうとします。その時に何を思ったのか、「すきやき❗️」と言っていました。「これが好きだわ」という意味なのだと思います。(๑˃̵ᴗ˂̵)

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<おママの貼り絵制作動画②>

2024年2月26日 14:35〜(4分16秒)

シールはたくさん貼れました。じっくりと貼る向きを吟味しています。

そして完成しました。(^O^)

 

おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。