(2017年6月12日 アルツハイマー型認知症の診断から約10年4ヶ月)
*ちょっとした事件です‼️
先週、急にジジが不穏な事を言い出しました。
「お母さんの歯がぽろっと取れて、歯医者に行かせなきゃ!」
ありゃ〜。
なんでも、食べてる時に取れたらしい。
本人は当然の事、
「知らない、そんな事はないわよ。」
と言うし、オネコがおママの口の中を見てもよくわからない。
土曜日に急遽予約がとれて、オネコが連れて行くことになりました。
歯医者か〜。
誰しもちょっと気が重いですね。
おママ、大丈夫かな…。
外面が良い?タイプなので、頑張ってくれるかしら?
* 私の心配をよそに、無事に2人は帰って来ました。
帰ってこなきゃ困るのだが…(笑)
「3回分を1回で済ましてもらえたわ。」
「……⁉️」
詰め物が取れてしまった歯は少し削って詰め直し、ヒビが入っていた前歯を補強し、さらにお口全体のクリーニング。歯垢がたくさんとれたそうです。
無事に済んでよかった‼️
それにおママは先生や周囲を困らせることなく、治療に耐えたそうです。
唯一、途中で胸が苦しいと先生に訴えたので、
血圧とサチュレーション(酸素飽和度、血液中に溶け込んでいるの酸素の量)を測って異常のない事を確認してくれました。
おママも納得したのか?その後は静かに治療をうけていました。
おママ、お疲れ様。
オネコの話では、大分緊張して身体を強張らせていたようです。
「なんだが今日は頭が痛いわ〜。気分も良くない。」
「歯医者に行って頑張ったんだもの。大変だったね〜。」
「え〜〜⁉️私、歯医者なんて行ってないわ。」
嫌な事を忘れられるのは幸せなことですが、
苦痛の原因を忘れてしまうのは気の毒なこと…。
*今回、お薬について今後検討していく問題も見つかりました。
おママは骨粗鬆症の薬を月に1回注射をいています。
これは副作用として顎骨を壊死させる症例があります。
気になったオネコが歯科医の先生に聞いてみたら、骨粗鬆症の注射をしてたら抜歯はできないとの事でした。
今回は抜歯せずにすんで良かったのですが、近い将来抜歯が必要になることもありそうで、心配になりました。
かかりつけ医と相談してみなくちゃ…。
おママの貼り絵を見てくださり有難うございます。