(2021年6月14日 アルツハイマー型認知症の診断から約14年4ヶ月)
(2021年6月14日 アルツハイマー型認知症の診断から約14年4ヶ月)
*私の番が来た
64歳以下の人にもワクチン接種が届き始めた昨今、遂に私もワクチン接種の機会が回ってきました。
一足早く接種券を手にしていたダンナは、ネットや電話で自治体の集団接種会場の予約を取ろうにも、そういうのは苦手です。予約開始日の朝に挑戦しましたが、
「40分やっても進めない❗️こんなのおかしい❗️」
と怒り出す始末。
ジジとおママの予約はオネコが頑張ってくれて、朝8時半から午後の2時までかかりました。その話やニュースなどをみているのだから、予約が取りづらいのは折込済みでしょう。なのに、40分でギブアップって…。
「まぁ、そもそも、このコロナ禍の御時世自体がおかしいんですよ。
これから実家へ行くけど、夜に私がやってあげるよ。」
と言ったら、
「もう集団接種会場なんかいいや。個別接種してくれるクリニックを探す」
と言って、また職場へ戻って行きました。
午後、ダンナからメールが来ました。
「〇〇さんで予約できた❗️」
それは最寄りのクリニック。昨年クレバァの闘病時にお世話になったところです。
為せばなる。叩けば扉は開かれるんですね。
妙に感心していたら、ダンナは調子に乗ったのでしょう。
私に接種券が届いた直後に、勝手に自分と同じ日時に、私の分まで予約してくれました。
私の予定や都合は度外視しての予約…。
いえ、ありがたい事だと思います。
ワクチン接種の予約が取れず、そもそものワクチン供給すら危ぶまれているのですから、不満なんか言ったらバチが当たるでしょう。
しかし、一抹の不安がよぎります。
『副反応があるかもしれなから、
家族で同じ日に摂取せず、時期をずらしましょう。』
テレビで散々言ってましたけど…。
1回目はともかく、2回目も同じ日なんて、危険すぎませんか。(^◇^;)
「2人とも副反応で倒れる場合もあるのよ。そうしたら、私はあなたの看病は出来ませんが、それでも良いんですね。」
「うん、いいよ。」
屈託のない笑顔でした。
自分だけは副反応がない。そんな自信があるようです。(°_°)
斯くして、私は今週火曜日(7月6日)の夕方に1回目のワクチン接種をする事になりました。
これからは私の忘備録です。
アレルギー体質で、子供頃はインフルエンザの予防接種で熱を出していましたから、
待機時間は30分になりました。
直後から接種箇所の左上腕部が重く固まるような違和感。
帰宅した頃は、それが左側の首の付け根から肘まで広がりましたが、痛みは感じませんでした。
熱はありませんが、なんとなく全身がだるかったです。
そして、翌日は朝起きた時から、接種箇所を中心にズキズキ痛み始めました。
これは左肩から左手首まで、痺れる感覚を伴いました。
ダンナも朝は接種箇所が痛んで腕を上げられませんでしたが、昼には治りました。
私は昼が痛みのピークだったようです。昼食で使う食器も持てないくらい痛み、左腕を上に上げる事もままなりませんでした。
ただ熱はありませんから通常通り動く事は出来ました。
そして夕方には全ての症状が消えました。
その後、副反応と思われる症状はありません。
思うに…、
私もダンナも1回目の摂取では軽かったが副反応はありました。
となると、3週間後の2回目の時は、やはり夫婦共倒れになるんじゃないか?
やはり、ご家族で時期をずらして摂取した方が良いと思いましたわ。
*本日アップの貼り絵
母さん、あの貼り絵、どうしたんでせうね?
遡る事、2ヶ月前。
私はおママに「お題」作りを手伝ってもらいました。
窮した時は、おママの好きだった物を使っています。
(↓)の写真の右上の小さく写っているのがクリネックスの箱、今日のお題です。
斯くして、私は5月17日金曜日に(↓)この2種類の「お題」を作って帰宅しました。
我ながら「綺麗だし、良いお題だわい」と思いました。
*「お題方式の貼り絵」と「お題パック 」について
一昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それで、あらかじめ私が「お題」と称して何種類かの紙を用意することが多くなりました。その他に組み合わせする紙片をおママに選んでもらってから、切り貼りを楽しんでもらうようになりました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。
私が実家に行かない時でもおママが貼り絵に取り組みやすいように、「お題」と台紙にするハガキをチャック付きのビニール袋に入れておく。これが「お題パック」です。
案の定です。
翌日土曜日にオネコから(↓)こんな写真がLINEで送られてきました。
「こんなの作ってたよ。でも、糊付けまでは行かずに途中で小さな箱にしまっていた。」
わぁ❗️ステキ。
「明日、続きをやってもらいます。」
私はオネコにそう返信しました。
しかし、翌日実家へ行くと、この作りかけの貼り絵はどこを探しても見つかりません。
本の間に挟んでいないか?
机に敷かれたマットの下はどうでしょうか?
箱や新聞紙の下にないだろうか?
思い付く所は、1階も2階も探しましたが、遂に見つかりませんでした。
「ブラックホールに入ったら、2度と出てこない。」
記憶のないおママに聞いても分かるはずもありません。
*思いがけず…出現した
6月14日、
それは、ジジとおママが2度目のワクチン接種をした日でした。
オネコと私が付き添い、集団接種会場で注射を終えて帰宅。
ジジとおママも疲れていましたが、痛みもなく元気でした。
しかし、ホッとしたせいか、私とオネコの疲労感は半端なかったのです。
わたしは頭痛が始まり鎮痛剤を飲みました。
「本当に疲れたね。」
「今日はもうおママの貼り絵にお付き合いするのは無理。「お題作り」も出来そうにないわ。」
「無理しなくていいから。2人とも元気そうだし、泊まらずに帰りなね。」
と姉妹で労り合っていました。
そして、翌日のデイサービスの準備のために、ベットサイドに置かれた箱から下着やアウターを出そう何枚か衣類を持ち上げたら…。
「越前耳つき ハガキ」の箱が現れて、蓋を開けたら‼️
出てきました‼️
それも1枚は完全に構成したまま保存されていました。
約1ヶ月、途中だった貼り絵はベットサイドで眠っていたのです‼️(^◇^;)
良かったわ。
(糊をつけるだけなら、今からでも、おママはできるかな?)
そう思って御本人に見せたら、えらく興味を持ってくれました。
「どれどれ、やるやる。」(↓)
もう1枚は殆ど崩れていたので、私はオネコからもらった写真を見ながら復元して、
おママに渡しました。しかし、この日のおママは更にアレンジを加えていました。(↓)
(↓)新しい紙も加えるていました。
私は側で数枚の写真を撮るのが精一杯で、疲労困憊しておりました。
ワクチンを打った本人より、付き添いの方が疲れているなんて、
やはり、気疲れだったのでしょう。(^◇^;)
おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。