(2018年1月1日 アルツハイマー型認知症の診断から約10年11ヶ月)
*2月1日のニュース
昨日といっても日付が変わってしまったから、一昨日というべきかしら。
ニュースでノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんのお顔を拝見しました。
受賞の当時のイメージしかなかったので、思わず歳月を感じてしまいました。
あれは2002年の事だったのですね。
それはともかく…、ニュースの趣旨をザックリ言うとこうなります。
アルツハイマー型認知症になっていない人が、かなり高い精度で発症リスクを確認できる技術が開発されました。しかも0.5㎖と言う少量の血液により検出できるそうです。その研究チームに田中耕一さんが加わっており、田中さんの開発した質量分析技術が使われているそうです。
*アミロイドベータ
アルツハイマー型認知症はその発症の20年以上前から脳の中に異常たんぱく質アミロイドベータが蓄積されていきます。
つまり、どのくらいアミロイドベータが蓄積されているかが分かれば、リスクが分かるのです。
今回、アミロイドベータにを高い精度で検出することに成功し、「血液バイオマーカー」と呼ばれる指標が開発されました。これは現在の脳脊髄液検査やPET検査と同じくらい精度があり、しかも低コストで安全な方法。
将来的にはアルツハイマー型認知症のリスクを健康診断で手軽に検査する事が出来るようになり、予防対策や根本治療の薬の開発にも道を開くとの事です。
実用化は3年ほど先らしい…。
*検査が普及しますように
あまりに画期的なので、私このニュースに「えーっ❗️」と叫んでしまいました。。
早期診断が望ましいとされるアルツハイマー型認知症ですが、早期診断どころか早期リスク判定が出来てしまうのですから。
「あなたはこのままだと認知症になりますね。」
そんな宣告を受けたらどうでしょう…。
日頃おママを見ていると、必ず私もアルツハイマー型認知症になるだろうと、覚悟しています。それでも、かなりショックでしょう。
「早期診断、早期絶望」
どころか「早期リスク診断、超早期絶望」なりそうです。
それでも、私はこの検査が早く普及して欲しいと思います。
誰でもが普通に健康診断で行えるようになれば、早い時期からアルツハイマー型認知症に対する関心を高める事が出来るでしょう。他人事ではなく我が身の問題として考え、本人も御家族もこの病気について知識を蓄える時間的な余裕があります。そうすれば、アルツハイマー型認知症のリスクを絶望的に捉えなくなるでしょう。
そして、検査が実用化される時には、認知症予防のプログラムも確立していて欲しいです。
健康のためにジムに通うように、習い事の一つのように、誰もが楽しみながら認知症予防プログラムに参加して、本当に発症を遅らす事が出来るようになって欲しいです。
*本日アップの貼り絵
元日に作られた貼り絵です。
おママは⬆️の紅茶ティーパックの袋が好きです。
おママの貼り絵を見て下さり。ありがとうございます。