(2018年1月24日 アルツハイマー型認知症の診断から約10年11ヶ月)
前回に引き続き、食べる話題でなんですが…。(^。^)
*健康診断の結果から
ジジとおママは定期的にかかりつけ医ののところへ行きます。2人ともお薬を処方してもらうためです。ジジは血圧の薬。おママはアリセプトとメマリーと血圧の薬。
先週はひと月ほど前に受けた健康診断の結果も聞いてきたようです。
帰宅後、ジジは私に笑いながら言うのです。
「先生がね、おママは中性脂肪の値が高いから食事に気をつけろって言っていたよ。」←←←日頃の事を思えば、ごもっともな御指摘。
「そう…。」
「糖質も控えろって。」←←←おママの体型から言っても、当然の御指摘。
「げ〜。」
「そんな事を言われたってねぇ。甘い物を控えさせたら、こっちが大変だよ。そう言ったら、先生は笑っていたよ。」
「無理だよね。」
お医者様はさぞ苦笑なさったでしょう。言うことを聞かないのですから。
*好きにして
お医者様は正しいです。
健康診断の数値を見て適切にアドバイスしてくださったのですから。それに今後も引き続き、おママが元気で現状維持をする為には必要な事でしょう。
その一方で、難しいなと思います。
おママは73歳でアルツハイマー型認知症と診断されました。それから早11年。
その間、常に自分の頭と周囲との間に違和感を感じながら生きてきたと思います。
それは不安な事でしょう。
だって、自分のした事も忘れてしまうのです。今では夫であるジジは実父、娘のオネコや私は親しい近所のオバさんの時が多いのです。
「なぜ?どうしたのかしら?」
そんな不安にかられた時、ちょっと摘むお菓子や甘い物はおママの心を癒したと思います。
それに、おママは84歳、ジジは90歳です。
娘としては、食べたい物や好きなものを食べてと言って上げたいです。
(それでも昨日のピーナッツ1袋まるまるは論外だ❗️)
とは言え…。昔より、いや昔もおママは痩せてはいなかった。
でも、今のボリュームたっぷりの胴回りを見ると、かなり心配になります。
かと言って、認知症のおママには糖分を控える理由を説明してもすぐに忘れますし、
悩ましいですね。
*本日アップの貼り絵
オネコが先月もらってきたコンサートのチラシです。真ん中のイラストをハガキ大の枠にまとめました。やはり、おママも女の子を主役に据えていますね。背景はちょっと色合わせも考えていたようです。
「グランドピアノは使わなかったんだ。」
私はそう思いましたが、理由は定かではありません。
アルツハイマー型認知症になってから、おママは何故か黒を好まないのです。
黒が怖いのかな?
⬇️ こちらのチラシです。
おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。