アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

おママの要介護認定 No.1

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 (2014年5月30日 アルツハイマー認知症の診断から約7年3ヶ月)

 

    以前にも少し書きましたが、先月(2017年6月)、おママは介護保険の更新をしました。

 

  今までの要介護認定を振り返りますと、次のようになります。

最初は2014年で要介護1、
2015年の更新では要介護1、
今年の更新では要介護2になりました。

 

ここで、ふと、疑問に思われる方もいらっしゃるかも知れません。

おママは2007年1月末にアルツハイマー認知症と診断されました。
2014年が最初の認定となれば、その間の7年はどうしていたのかです。

 

予想に反しおママの進行は緩やかだった。

診断の直後、オネコは
「1年後は介護状態か」と考えて、実家の近くに越してきたくらいですし、ジジも私も先々不安でした。

しかし、お薬の服用にも慣れて落ち着いてくると、今までと変わらぬジジとの日常がありました。

 

歩行に問題ない。
自分で着替えが出来る。
食事は自分で食べられる。
徘徊もなく、数時間なら1人で留守番ができる。
物忘れ以外はさほど困る事がなかったのです。

 

1年後はおろか数年後になっても、この現状は変わりませんでした。
これはジジと同居している事が大きいでしょう。

 

申請をしますか。

  この間もオネコは介護保険のことは調べていましたが、まだサービスが必要とは思えませんでした。それで要介護認定の申請をしなかったのです。

  それが2014年になると、少々おママの症状が進んできたなと思うようになりました。

  ちょうどその頃、オネコも私もそれぞれに、高齢の親御さんをみている友人から、認定を受けるよう強く勧められました。

『認定までに1カ月ほど時間がかかるし、たとえ要支援であっても、認定さえ受けておけば、いざ状態が急変した時はすぐに見直しが出来るわよ。』

  今すぐに介護は必要ないけれど、福祉担当の方とつながりを持ち情報を得るためにはよいかも知れない。
そして、おママの症状は緩やかな下り坂だったのですが、いつ急激に悪化するかも知れない。そんな不安もよぎり、私達も重い腰をあげました。

 

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おママの貼り絵を見て下さり、有難うございます。