(2017年6月1日 アルツハイマー型認知症の診断から約10年4ヶ月)
そろそろ又、シリーズ物を始めようかと思います。
今度は、5月にアップした「家族を忘れて」ほど長くはありませんし、深刻でもありません。(カテゴリー「記憶について」の中にあります)
おママの介護認定について、書いてみようと思ったのです。
それで、2014年から2015年のファイルから抜粋して、貼り絵の写真を撮影していました。
そうしたら、2015年のファイルからひょっこり⬆️上の貼り絵が出てきたのです。
確かに今年小津和紙で買った千代紙が使われているから、裏面の日付は正しいのでしょう。
「なんで、今年の貼り絵が一昨年のファイルに入っているんだろう?」
そう言えば思い出したぞ〜。
丁度この6月初旬に、貼り絵を収納していたファイルが1冊終わりました。
私達はそれより1ヶ月くらい前から新しいファイルを用意していたのですが、
おママは新しい空のファイルに、なかなか最初の1枚を入れられませんでした。
「もう、入れ場所がなくなったみたい。もう、作らないわ。」
「ほら、お母さん。 ちゃんとお父さんが買っておいてくれたのよ。これからはこの赤いファイルに入れてね。」
「あらほんと!」
この会話を何日も繰り返したものです。
そんな頃に、おママはこの貼り絵を2015年の作品に紛れ込ませたのでしょう。
アルツハイマーの人はやはり新しい事や物は苦手なんだなと、改めて実感しました。
因みに…この貼り絵ですが…。
作業机の上に貯めてある、切れ端を集めてきた作品だと思います。
いろんな要素が盛り込まれていて楽しい作品だと思います。
ひょっこり、出てきてくれてありがとね〜。(^_^)v
おママの貼り絵を見て下さり、有難うございます。